笑わない女

リハビリ兼ねて、歩く練習した。

麻衣～笑っ

お母さん笑っ

牧野さん達が

上達早いな。

そんな事ありませんよ。

長井先生が眺めてくれた。

上条さん

はい先生？。

あの調子なら来週、退院させるか。

通院させますの？

略調子良くなかったらな。

先生～笑っ

林葉さん良かったな

館内を散歩したり中庭。に出たり

あれ？。あの娘

両足なかった娘だな。

私を見てた若い男性。

挨拶した。

有名人なんだろ？。

…違います。

脚だってダミーみたいなもんだろな笑っ

…酷い…

私は母と行こう、

牧野さんが駆け込んできた。

また煙草吸って！、肺がんで吸うか？…

ヤベ～💦

癌？…

急ぎ足で病室に入った…

麻衣？…汗かいてるよ？…

ごめんね…

私こそごめんね。言い返せなくて、

癌病棟の子達がたまにあそこで煙草ふかしながら話ししてるのよね…

一週間頃。

先生が呼んでくれた。

林葉麻衣さん退院しても良いよ。牧野君も進歩が早いって言ってたから。

ありがとうございます笑っ

お母さんに連絡したら来週に退院出来るから。

ほんとに～笑っ

お父さんに連絡するって

木の実ちゃんは？…

私の事忘れたの？…お姉ちゃん退院しちゃうんだ！。

エエンエエン。走って行った。

看護士さん～💦

肝心な事忘れてた…私は話したのよね。

佐伯さん夫婦も昨日退院した。

市にも行かないと…

麻衣？、麻衣さん

え？…

私は話し、木の実ちゃん。

待ってなさい。

鈴ちゃんが

お姉ちゃん…ﾊｱﾊｱ…

え？…鼻血？…

押したナースコール。

はい今行きます！

麻衣さん？…

大変ですよ！鈴ちゃんが血を流して、

麻衣さん…パジャマ赤く染まってた。

鈴ちゃんがナイフ持ってた。

先生～💦

誰か来て！

私が倒れる時、誰かが抱えてくれた。

麻衣さん…なんだ？血だらけだろ…

木の実ちゃんがお姉ちゃんバチが当たっただよね！脚だってダミーだって！

木の実ちゃん～！

どうした？…

鈴ちゃんがナイフ持ってたのか。

おい！手術室に連れていけ！

バタバタ！

林葉さんに連絡しないと！

一時間寝てたな？…

お父さん…

ごめんね…私木の実ちゃんの事忘れてた。脚があるから自分の事しか考えてなかったね…

お前の言うこと信じてる。引き取るだよな？…

治してからだ、

ナイフじゃなく。フォークが刺さってた。

一週間頃。私は

木の実ちゃん。支度しなさい。

やだ！。あなたと住むのよ。

嫌なら良いよ。お家に行くって言ったよね？…嫌なら病室に残るのよ。

広尾看護士さん。来てくれますか？麻衣お姉ちゃんが私と住むって！

看護士さんが教えてくれた。

たまにわがままになるけど素直な子ですよ。由紀さん笑っ

両親が見えた。

マイホーム？

そうよ。先生方に挨拶しないと。

お世話になりました。

姉さん？…

亜香里笑っ

お母さん～💦お菓子。

はい。

大変お世話になりました。

何？…え？一人ずつ？…

そうですよ。

先生～笑っ長井先生～笑っ

織田先生は？

お休みだよ。

玄関先で挨拶した私と木の実ちゃんが

やっぱりモデルさんね。

スタイル良いもんな。

タマちゃん！

名前はよしてください…

スーツ姿の女性が歩いてきた。佐伯さん？佐伯和恵さん笑っ

え？…林葉麻衣さん？…

びっくりしたわ。誰かと思ったら。

木の実ちゃん？…

お姉ちゃんと住むんだよ。

手続きはこれからします。

家庭裁判に行ったら、

ありがとうございます笑っ詳しいですよね。

バイバイ。

お元気に…