コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「はぁぁぁぁぁぁ!!!」
フレイムはいつも通りトレーニングをしていた
「悪くないね、だけどもう少しフォームのバランスが悪いから直さないと」
「フォームのバランスまだ改善していないのですね」
すると
「マックイーン!」
「ローマさん、フレイム、トレーニング中でしたのね」
「マック、後ろの奴は誰だ?」
「後輩のサトノダイヤモンドさんですよ」
「初めまして、サトノダイヤモンドです」
「メジロフレイムだ、よろしく」
「よろしくお願いしますフレイムさん」
『瞳が優しい子だな』
「君はなんでマックに憧れているんだ?」
「それはもちろん、気品の高さや、レースに挑む情熱が強いからです!」
「気品の高さねぇ。スイーツには目が変わってしまう名優さんがねぇ」
「ちょ、やめてください!!!公に話さないでもらえまし!!!!」
「スイーツがなんですか?」
「な、何でもありませんのよ」
「サトノダイヤモンドだったよな、同期は確かキタサンブラックとシュヴァルグランとサトノクラウンだったよな」
「よく知っていますね!」
「サトノグループの娘だろ、グランから聞いてるさ」
「グランちゃんともう仲良しなんですね!」
「フレイム、トレーニング始めるぞ!」
「分かりました」
「…よし!持ってないキーブレード出たぞ!」
フレイムはキーホルダーショップにいた。そのキーホルダーは鍵で、とてもカッコイイし綺麗!
すると
「フレイムさん!」
「サトノダイヤモンド?!なんでここに?!」
「あそこのクレーンゲームと同じのを挑戦しようと思いまして!」
「あそこのクレーンゲーム?確か家にクレーンゲームあったよな」
サトノ家にはクレーンゲームがあり、キタサンブラックとかサトノクラウンも遊んでるらしい。
にしても家に同じのクレーンゲームあるとか凄すぎる!
「ウマ娘達の人形がある」
「私、あれを取りたいんです!」
ダイヤが指したのは、親友のキタサンブラック人形だった。友への愛なのか?
「フレイムさんもやります?」
「…あぁ、俺もマックのやつ取りたいと思って」
「では、フレイムさんからどうぞ!」
「俺から…!?」
フレイムはクレーンゲームに挑んだが、マックイーンを取ることは出来なかった
「難しいなクレーンゲームって」
「…ふふふ、次は私から」
ダイヤがやってみた。フレイムとは違って腕前が凄すぎた!
レストラン
「上手すぎだろダイヤ、2回とも落とさず取るの」
「ふふふ、上手ですか私のクレーンゲームの腕前は」
「上手すぎ…」
「ところで、フレイムさんがさっき買ってたのはなんですか?」
「これだよ」
フレイムのバックから出したのは、先程開けたキーブレードのキーホルダー
「これって、キングダムハーツのキーブレードじゃないですか!」
「小学生の時に大好きなゲームなんだ!色合いと光る鍵が最高なんだよ!」
「泣けるシーンが多くて、最高のゲームですよね!」
「そうなんだよ!泣きながらゲームしてたの懐かしいな〜ってはっ!」
「どうかしました?」
「…クールでいたいのについ興奮して…!」
「大丈夫ですよ、私もキングダムハーツの大ファンですから!」
「そうなんだ、じゃあ1番好きなキーブレードは何?」
「約束のお守りというキーブレードです!」
「あぁ〜先が青いやつか!俺も好き!」
フレイムとダイヤは「キングダムハーツ」の話で色々楽しく感じた
翌日
「♩♩♩♩♩♩」
フレイムはイヤホンを差して、キングダムハーツのスリーファイブオーバーツーのBGMを聞いていた
「フレイムさん!おはようございます!」
「ダイヤ、おはよ」
「キタちゃん、この子がフレイムさんだよ」
「フレイムさん!初めまして!キタサンブラックと言います!」
「おぉ、この子がキタサンブラックか。メジロフレイム、ダイヤとは親友だよね」
「はい!共に憧れる先輩がいるの!」
「俺ら3人共憧れ持ちで来たとはなんかの縁だな!」
「ふふふ、そうですね!」
フレイムは、キタサンとダイヤと共に学園に向かった
チームスクーデリアトレーナー室
「綺麗だな…」
フレイムは昨日出たキーブレイドを眺めていた。この時部屋はフレイムだけで、トレーナーとローマとその他生徒はまだ来ていなかった。フレイムは時計を見ると
「もうトレーニングの時間か」
フレイムは体操服に着替え、トラックに向かった
開始時間までまだあり、トラックの外の坂みたいなところで寝転んで待っていようとした。
「…夕日に染まった空、キングダムハーツのスカイの島にいるみたいな感じだな」
すると
「フレイムさん!」
「ダイヤ?!」
空を眺めていたフレイムの視線にダイヤが見えた
「ダイヤもトレーニングなのか?」
「はい!今キタちゃんを待っているんです」
「偶然だな、ローマさんを待っていたところだよ」
「時間もあれですし、模擬レースしません?」
「模擬レース?いいけど」
フレイムとダイヤは待ち時間を使って模擬レースをしようとした。
「じゃあ行くぞ!」
「はい!」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、…」
「中々やるなダイヤ!けど、俺が速いさ!!」
スパァーーーーーン!!!!
「負けませんよ!」
スパァーーーーーン!!!!
2人はスパートをかけ、最後の直線に差し掛かった。フレイムとダイヤは差しが得意で、スパートかけるタイミングもほぼ同じだった。
そして2人はゴールインした
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、……」
「フレイムさん、速いですね!」
「中々だダイヤ!」
「ダイヤはさ、マックのレースとか色々見てきたけど、印象に残ったレースとかある?」
「もちろんありますよ!」
「例えば?」
「天皇賞・春の3連覇がかかったレースですかね」
「え?それってマックが負けたレース」
「はい、マックイーンさん絶対勝ってくれると思っていたのですが、勝負の世界は厳しいことを改めて知って、けど悔しくて泣いてしまって」
「1着とったライスシャワーはヒール扱いされたけど、俺はライスシャワーのことヒールだなんて思わなかったな。偉業でもライバルにマークされて負ける、レースの恐ろしさだ」
「私、天皇賞・春でマックイーンさんの偉業に挑みたいんです!」
「3連覇を?んじゃ俺も目指そうかな!」
「え?!」
「もちろん三冠も取るさ、ライバル的存在になるかもしんねーけど、同じメジロとして恥かく訳にはいけねーからな」
「じゃあ、仲良しライバルですね!」
「ハハハ、仲良しライバル…か」
そして2人は、体操服のポケットに入れてあったキーブレードを出し、空に向けた
「じゃあ言ってみてもいい?」
「いいですよ!」
「せーのっ!」
フレイムとダイヤは空に向かって言った。まるでキングダムハートのように
「その名言知ってたとはな」
「大ファンですから!ふふふ!!」
「ハハハ!!」
「まさか、フレイムがゲームのようなことを言うとはね」
「そうですね。けど、なんかダイヤちゃんを取られたような感じです…」
「キタサン、それはヤキモチ焼いているのか?」
「焼いてませんよ!」
ローマとキタサンが2人のことを見ていた。キタサンはヤキモチを焼いて、ローマはしみじみ見ていた