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凄い雑に終わってすみません!
ワンクッション
nmmn(実況者様のBL)を含みます
ご理解頂ける方のみご覧下さい
口調迷子です
暴力組のBLです
学パロ、少し死ネタを含みます
では、始まります
shk side
ひゅう、ひゅう、と一定のリズムで何かが鳴っている。風の音とも聞き取れそうな音は俺の胸が上下する度に聞こえるから俺の呼吸の音だとわかる。目は赤い液体でぼやけて見え、手の感覚と足の感覚がない。だが、温かさを感じるからそばに俺の愛しかった人がいるとわかる。
shk「✕、✕✕、✕……」
br「ごほっ、何?しゃぁく、ん。」
shk「愛し、てるよ。来世でも」
またこの夢だ。
shk「…はぁ、頭痛い」
最近こんな感じの夢を見るようになった。俺の名前は変わらずに聞こえるのだが、相手の名前を思い出せない。新学期早々、最悪の目覚めをした気がする。時刻は8時をまわりそうで
shk「ぁ゙っ?!やべ!」
と情けない声を出して急いで家を出る。ふぅ、ふぅ、と息継ぎをしているのが夢にあった苦しさで少しだけ懐かしいような気がする。
2年生、秋。流石にこの学年の人は覚えたはずだったのだが、玄関に長身の男が立っているのが見える。
shk「でか……あっ」
思わず口に出してしまい恥ずかしくなる。
✕✕「あはは、急に話しかけてくるからびっくりしたよぉ!はじめまして!」
br「僕、Broooockって名前!君は?」
初対面でなれなれしく敬語を外してくるのが慣れなくて戸惑いつつ返答する。
shk「あ、えっと、シャークんって言います。」
br「へぇ、そうなんだ!よろしく、シャークん。」
shk「ぇ……」
初対面のはずなのに聞き覚えのある声で名前を呼ばれる。おそらく夢に出てきた前世の俺の愛しかった人の声。そうか、名前はBroooockって言うんだった。やっと思い出せた嬉しさと、再開の興奮で顔が熱くなるのが分かる。
br「えっ、どうしたの?!熱ある?大丈夫?」
目を合わせるのが少し恥ずかしくて俯く。
shk「あのさ、Broooock。」
br「ん?何?」
あの時からの優しい声で聞かれる。
shk「その、言いにくいんだけど。」
shk「前世の記憶とかってある?」
br「……」
shk「ごめんっ!厨二病だと思ったよね?」
br「ううん。シャークんもあるんだ。」
shk「へ?」
br「僕もあるよ。」
br「僕、シャークんとまた会いにこの学校来たんだよね。」
また顔が熱くなるのが分かる
br「シャークん、前世からずっと好きでした。付き合ってください!」
shk「俺も好きでした!喜んで!」
鳴るチャイムなんてお構い無しに俺と俺の恋人は再開のハグをした。
約1000文字を読むのもスクロールもお疲れ様でした!
また会える日まで