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まさか…私があんな目に遭うなんて…!
私の名前は〇〇。
至って平凡な女子中学生だ。
頭が良い訳でもないし、運動ができるわけでもない。
趣味もなければ、面白くもない。
でも…強いて言うなら顔が可愛いこととか?
ゔゔん…失礼しました、
そんな感じで別にこれといった取り柄もないただの女の子。
『はぁ…今日も憂鬱だな…』
別にいじめられてる訳でもないし、今日がテストってわけでもないけどさ…
なぜか学校に行く気になれない。
そんな気持ちを抑えてとぼとぼ歩いていると、急に誰かの手が肩にポンッと乗った。
「{どうしたの?おねーサンッ!}」
「うひゃぁっ!!!」
うわ…めっちゃ変な声でた…恥ずかっし!
ドキドキ(違う意味で)している心臓を抑えながら後ろを向くと整った顔が2つ私を覗き込んでいた。
「ひゃっ、!」
「ひゃっ、だってさ。面白いなぁ〜笑、陽。」
{だな笑、旭。}
なんなんだ…本当に…人を驚かせておいて面白がっているなんて…
私が怒りを滲ませながら
『何ですか?用がないなら話しかけないでください、!』
。
と言い切ると、2人はきょとんとした顔見つめ合ったかと思うと、
「{ぷっ、あっははははっ!笑}」
急に笑い出した。
え?何事?何がおかしいの?
と混乱していると、片方の男が涙を拭いながら
「そんな顔で凄まれたって怖くないぞ〜笑」
『そ、そんな顔、!?』
{顔赤いし、涙滲んでる、笑}
きっとさっき驚いた時だ。
その事実に気付かされてもっと顔が赤くなる。
「あ〜ほんとお前面白いわ〜笑」
{旭、そろそろやめな。この子顔真っ赤っか。}
片方の男の子には心配されて私はどんどん恥ずかしくなった。
そんな私の気も知らずに、双子は私に構いまくる。
通りすがりの人達も私達に気づいてなんだなんだ喧嘩か〜?と野次を入れてくる。
流石に限界になった私は、
『もう私行きますから!二度と会いたくないです!!』
と叫ぶと学校に向かって走り出した。
あの2人が私を呼んでいた気がしたが、無視して学校まで走って行った。