月が綺麗ですね
こんにちはもしくはこんばんは
柚月です!
今回は初めてのノベル&曲パロ!
今回はバルーンさんの
「花瓶に触れた」
で作っていきます!
バルーンさんの「花瓶に触れた」いい曲なので聴いてみてください!
では
柚子の香りがする楽園へ
いってらっしゃいませ!
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時計の針を見ると深夜三時半を回っていた
窓の外を見ると空が傾き始めている
今日もまた貴方を想って1人Hをしていた
床に落とした玩具を足で転がす
この玩具はゴミの日に消えるだろう
この気持ちはゴミの日にも消えないだろうな
明日は貴方と会う日
大事な日にしたいから家に帰り眠りにつく
今日見た貴方の頬には恋の色があった
私は気付かないふりを続けていた
堂々巡りの会話を終わらせないよう、靴を履き、飯に誘う
肩が触れそうで触れない
そんな曖昧な距離は今日だって
私の心の中では何故かぼやけていて 、何かしないと変わらない
実家《いえ》に帰りたいと思った
その時の私はどんな表情をしていたのだろうか?
貴方は私の手を握った
その振動は、確かに、私の心《花瓶》に触れた
笑えない話しはできれば、いや、絶対にしたくない
いつも通りここで、他愛のない話をする
ドアを塞いでいつものように隠し事をする君
別にいい、俺は忙しいから君の事なんて知らない
ふと、君を思い出す
君が変えたネイル
俺は気付かないふりを続けていた
柳眉倒豎の君に焦らないように下を向く
君、そんなんで大丈夫?
心の中で君に問いかける
質問に見せかけた心配だけど
昨日、明日、もちろん今も心配はしているが言葉は途切れたままで、何を問い掛ければいいのだろう?
俺と君の気持ちを比べてみたい
ふとそう思った
君が考えていること
俺が考えていること
「こんなご飯を食べたい」とか「こんな服を買いたい」とか
君と俺が想っている気持ちを全部
今日の君は変だった
無理して笑顔を貼り付けて飾らないでよ
君の声は酷く潤んでいたから
君、自分が「変」ってことわからないかなぁ?
ぽつり、ぽつり
と今日が終わる
まるで雨みたい
同じようで、でも、違う今日
こんな関係を貴方と続けるのは馬鹿馬鹿しい
でも
伝えたい想いがある
もう無理だけど
その伝えたい想いを言えずに今日も時間が経つ
また歯痒い温度が募っていく
ねぇ、「ただいま」って言ってよ
いつも通り、血で汚れた靴を見ないで言ってよ
もう実家《いえ》に帰りたいよ
辛いよ
貴方はまた私の手を掴んで離さない
惑わさせないで
そんなことを思っているのに私の恋心に優しく触れる
笑えない話しは出来ればしたくない
いつも通りならね
ここで
「セラ夫、この関係《セフレ》も、もう終わりにしましょう。貴方も恋人に隠すの辛いでしょ。では。」
コメント
8件
上手い…まけるぅー…
「ドアを塞いで隠し事をする君」 と 「ふと、君を思い出す〜君、自分が「変」ってことわからないかなぁ」 の君は違います 前者はしっきー 後者は恋人の女の子 を想っています