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ハイキュー黒尾鉄朗の夢小説です!

ヤンデレかきます


🔞です純粋さん逃げて

地雷さんも逃げて


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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


音駒高校の吹奏楽部をやめ男子バレー部のマネージャーになってしまった。いや、正確には、ならされた、に近いだろう。
理由は、黒尾鉄朗。

クロは2年生の時から同じクラスで、1年生の時に私に一目惚れをしたらしい。

それから同じクラスになり話すようになった。

クロはかなり独占欲が強い、と思う。

男バレの人だった結構許してくれるんだけど…

私が必要最低限でも男子と話していると、次の日からその男子は全く話しかけてこなくなった。

私が男子に告白をされようものならその男子はクロにボコされ、2週間入院行き。

かなりやばいと思う。そしてクロはモテるため、女子はクロに溺愛されている私を恨む。

人生ぼっちコースまっしぐらだ。


その日の帰り道のこと。

私が深い深い溜息を吐いていると、

「○○?どうしたの」

びっくりした。クロの声だ。私はやほ、と言いながら軽く手を振る。少し怖いけど今日こそは独占欲?のこと言ってみよう。

「いやさ…クロ、私が男子と話すの、少しは許して?流石にぼっちになっちゃう私。」

「は?俺がいるでしょ」

こわい。

「いや、必要最低限の会話くらいはさせて」

「なんで?俺に伝えてくれれば伝えとくのにー」

「なんで私他の人と話しちゃだめなの…」

「俺は○○がモテるから心配なのよー。すぐ他の男にしっぽ振るし。それとも何?好きな男でもできた?」

クロの手が私の腰まで伸びてくる。

そのままガッシリ掴まれ、逃がさない、とでも言われているような気分だ。

怖い。クロが怖い。


「ねえ、吹奏楽部って男いるよね?」

「い、いるけど…」

「じゃあやめて」

「え?」

「吹部やめて」

「や、やだよ。それはないよ」

「何。拒否権なんてありませんけど。逆らうんだったらどうなるか、わかってるよね?お嬢サン」

「…。」

どうしよう、最近本格的に誰も話してくれてないのに。

部活でギリギリ話してくれているくらいなのに-…。

「お嬢サンには俺しかいないもんね?」

「はい…」

もうやだ、怖い。

クロに誘導されるまま歩いていたら、いつのまにか知らない場所まで来ていた。倉庫?のようなところだ。

腰に当たっていたクロの手がやらしい手つきで私のお尻の方までスルスルと移動してくる。

そして、スカートを捲る。吹部、と囁き-…

「俺に逆らったらココ、危ないかもね、お嬢サン?」

びくっ。後ろから股間を下着越しに突かれた。

「触んないで、」

「…ふーん?」

クロの指が、私の下着のゴムを引っ張る。

「俺がいつでもソウイウコトできるの、忘れないでね、」

怖くて何も言うことができない。足が、動かない。

ただただ、震えているだけ。瞬きができず乾いた目からは、涙も出なかった。

「まあ、いいや。ボクは優しいので。ほら一緒に家帰ろう?」

声が、出ない。私は辛うじて頷き、クロに手を引かれるまま家に帰った。


帰り際。

「吹部、明後日までに辞めてね」

クロはゾッとするような笑顔でそう言い、くるりと後ろを向き、帰って行った。


どうしよう。辞めたくない。本当に。でも、辞めなかったら…。


『ココ、危ないかもね、お嬢サン?』

大きく、ゴツゴツとした「雄」の手で突かれた股の感触を思い出す。


犯されてしまう-…


どうしよう、どうしよう。

やっぱり辞めるしかないのかな、

明後日までに、ってことは、明日退部しろってことだよね。

もう、仕方ない。

犯されるよりはと思い、私は吹部を辞めることを決意した。


次の日ー…


ん、もう朝か…

こんなに朝が来ることが憂鬱なのは初めてかもしれない。

それもこれもぜんぶ、クロのせいだ。


私は朝ごはんを適当に済ませ、重い足を引き摺って学校へ向かった。


向かっている最中、視線を感じたが(たぶんクロ)なんとか学校についた。


クロとは同じクラスなので、私は常に監視されている状態にある。

早く、早く辞めなければ…。


「せ、先生」

「どうしたの、○○さん」

流石にここでは話せない。みんないるし、何よりも騒がしくて話しづらい。

「…すみません、少し静かな所でお話したいです…」

「…わかったわ、着いてきてくれる?」

先生は何かを察したらしく、教材室の方へ案内してくれた。

ここなら、たぶん、クロに聞かれることもない、はず。

落ち着いて、辞める話ができる。

「それで、どうしたの?」

いざ聞かれると、喉の奥がきゅうっとなる感じがする。

先生のまっすぐな目が痛い。

私は目を逸らし、なんとか声を絞り出した。

「…部活を、やめようと思ってます」

先生はとても驚いた顔をしている。

私が吹奏楽が大好きで、誰よりも、は過言かもしれないけれどそれくらい一所懸命やっていたからだ。

「それは、なぜ?」

なんて説明しよう。

クロのことを言えたら、ここで泣き出してしまえたら、どんなに楽だろう。

だけど、そうする訳にはいかない。

昨日のクロの台詞、表情、そして股の感触。

全てが頭の中に流れていき、何も無いのに背中がひやりとした感じがした。

「、っ……」

私は黙って俯くことしか出来ない。

「ごめんなさい、質問を変えるわ。吹奏楽は好き?」

今度は先生にそう聞かれる。

「好きです」

今度は即答することができた。

すると先生は少し悲しそうな顔をして、

「きっと何か事情があるのね」

と言った。今までのことを思い出し涙が出そうになったが、なんとか堪える。

「ッすみません…」

「大丈夫よ。退部、了承するわ。入部届は返しておくわね。」

はい、コレと言い先生は私に入部届を渡す。

吹奏楽部、と書かれた入部届を見た瞬間、堪えていた涙が次から次へと零れ落ちた。

「ぅ、すみません…」

「大丈夫よ。そろそろ授業が始まってしまう時間だから、私は一瞬いなくなるけどまた戻ってくるわ。」

「ありがとうございます…っう、」

涙が止まらない。

本当は吹部をやめたくなかった。

だけど、どうしようもなくクロが怖い。


1人で泣いていると、ガララ、と教材室の扉が開く音がした。

先生忘れ物でもしたのかな。

振り返る気力もないー…


「おーよくできたじゃん」

瞬間、私は固まった。

間違える訳がない。これはクロの声だ。

なんで?今は授業が始まってるはず。

「サボってきちゃった。ずっと聞いてたよ、お嬢さん」

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