永遠の桜
春風に揺れる桜の花
儚く散るその姿に心揺れ
古き神社の境内に佇み
誓いを立てたあの日を思い出す
薄紅色の夢の中で
あなたと見た満開の道
笑い声とともに流れた時
今も胸に刻まれている
星空の下、静かな川辺で
交わした願いは風に乗り
遠い未来も変わらずに
心に咲く永遠の桜
秋の紅葉が山を染めて
木漏れ日の中、見つめ合う瞳
「また会える日まで」と
静かに手を振るあなたの背中
冬の夜、雪が静かに降りて
白い世界に包まれる頃
あなたと交わした言葉は
白い息とともに消えゆき
それでも心には残る
あの日の温もりと想い
桜の花びら散るたびに
永遠の誓いを胸に抱く
春が来て、また花咲き誇る
そのたびに思い出す
あなたと私の約束は
永遠に続く、桜のように