TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

俺は今、高3になった

今やもう誰もあの事件を覚えていない

……覚えているのは俺だけ、だろうか

あの日、なぜ死んだかを毎日、計算して考えている

何回も計算しても、式を解き直しても、式を組み直しても。

答えがいつも見つからない

いっそやめてしまおうかと、何度思ったことか……

俺:……あぁクソ!なにやってもうまくいかない……

母:ねぇ、ちょっと……大丈夫?w

母が苦笑いをしながら、ドアをコンコンと2回、叩いてきた

俺:今は黙ってて

母:……

出ていった

追い出すのは慣れた、簡単だ

俺:……1……6×8…8……

あー、もう

計算、式……式、=(イコール)……いつになっても答えが見つからない

そもそもこんなことする必要あるのか?

あの日彼女が死んだ事を今誰も覚えていないし、こんなことする必要なんてないよな

あーそうだ、俺はただ理系オタクになっただけか……はは……

……いや、本気で探そう……そうやった方が楽しい……

楽しい、か、もうそんな感情に変わってしまったのな

自分に呆れた。悲しいという感情は最早ないに等しい。






次の日、学校に行ってからわかった

皆があの事件を噂していた。

「ねぇ、あの子死んだんだって?かわいそ」

「なんか……笑えるね…ww」

……なんて酷い、まるで悪夢みたいだ

もし本当に悪夢だったら……俺も飛び降りようかな、ははは










はっ、と目が覚めた

どうやら悪夢だったらしい。

時間は7時24分

日にちは……7月24日

夏休み初日、か……

俺は外を見た


なんだか、全てがわかった気がする












”7月24日、彼女が 豁サ繧薙□ 日。その日は入道雲が出ていた”



















その次の日、俺は飛び降りた

何よりも、誰よりも幸せだった





















夏休みに全てを知った。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚