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#異世界
るるくらげ
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「おん?・・・そうか、見学か!」
そう言うとその人は僕と本藤君の肩を掴むと一言「ジュース。それから見学しようよ」
というと僕らの返事を待たないうちに自販機のとこへ連れていかれる。
適当にお気に入りのジュースを買うと少し森田研の人と話をすることに。自販機の近くは喫煙所になっていて、ようやく煙草に火が付いた。
話をすると「やっちゃん」と呼ばれていた人は矢代さんというらしい。学部生ではなく院生とのことだった。
で、本藤君が研究室のことを聞こうとしたのだけれど
「まあまあ、とりあえず中に入りなよ」
と言われてそのまま付いて行くことに。
入り口は玄関的な場所になっていて、そこから真っ直ぐに長い廊下が繋がっている。そしてその廊下からそれぞれの部屋のドアに繋がっているらしい。
「ここ、とりあえず入って」
入り口を入って2枚目のドアを開けると研究室の中が出迎えてくれる。・・・のだけれど、なんか僕がイメージしていた研究室とはかなり違う景色が見えた。
まず、なんか物が多い。のと思った以上に机が多い。所属している人のモノなのだろうか?
すると何人かの学部生、つまり4年生が出てきてくれて挨拶をしてくれた。それで、さっそく何の実験をしているのかの説明をしてくれる。
森田研究室は電気科。そして電気という分野には色んなモノが存在するのだけれど、研究している内容は電動機についてだった。
いくつかの実験班と呼ばれるものが存在し、それは大抵の場合2人1組。内容によっては1人という場合もあるらしい。ここらへんはどの研究室でも同じ感じとのこと。
森田研の場合、実験班は全部で8つ。そのうち7つが2人1組で1つが1人で行っているらしい。
そして院生の人数は修士が現在6名、博士が3名所属していて、また今年には3名、修士に上がるとのことだった。
大体の場合、大学4年生になれば卒業になり、その先の進路は就職。
でも、大学院に進学という選択をとることもできる。
進学した人は「院生」と呼ばれ、簡単にいうと研究室に所属しながら、更に実験をしたり、研究論文を書いたりする場所。そして更に大学院には「修士・博士」と呼ばれる過程がある。
修士は大学院に2年。博士は更に3年。つまり、大学院まで行って、博士課程を終わらせるということは大学に9年間在籍することになる。
僕には到底実感のない、そんな時間のように感じた。