テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

僕は、とある学園の前に立っていた

その名は…希望ヶ峰学園

希望ヶ峰学園はとってもすごいところで卒業したら将来が約束?されるんだっけ?

まぁそんなことは置いといて、なぜスカウトされていないのに希望ヶ峰学園ここに居るのかと言うと…

あれ?なんだっけ?

あはは…僕ったらいつも忘れちゃうな…そんなだからスカウトされないんだよ…

っと、少しお喋りし過ぎちゃったね…

僕の名前は黒田澄くろたすみ僕っ子で才能はあるけどまだ教えない〜!

とにかく、忘れん坊でみんなからいつもバカにされてるんだよ〜!みんな酷いよね!!まぁ、慣れたから大丈夫なんだけど…まぁ忘れん坊は飾りとでも思っといて!

あ!そうそう、思い出した!希望ヶ峰学園ここに居るわけは…実は日向くんに来ないかって誘われたんだよね〜僕と日向くんはめちゃくちゃ仲良しで初めて知り合ったのは〜…ってまた長々と喋っちゃった…

とにかく!希望ヶ峰学園ここに来た理由は日向くんに誘われたこと!!

それだけで重要なんだから…

まぁ…一応長々と話したことには理由があるんだけど…実は僕の家からここってかなりの距離があって…大体30kmくらいの距離で、来るのがなかなかに大変で…お金もかかるし時間も掛かるしでとにかく大変!…だったんだけど今日はたまたま空いていてスムーズに来れたんだけど…思ってたより時間が余っちゃってそれで、ここでずっと自己紹介とか諸々してたわけなんだけど…

澄「…来るの遅くない?」

澄「多分まだ時間じゃないんだろうけど…」

そんなことを呟きながら腕時計を見てみると針は7時を指していた。待ち合わせ時間は確か…8時だっけ?

あと1時間か〜早く入りたいけど多分1人だと入れない…よね?

ただ、このままずっと前に立っているのも迷惑だろうし少し門に寄りかかろうかな…よし!そうしよう!

僕はそそくさと門に寄りかかって日向くんが来るのを待っている…はずだったんだけど寄りかかろうとしたら頭が白コンブ?みたいな人に話しかけられた

「ねぇ…キミ」

「キミってここの生徒?」

その人はそう言い、頭を傾げた

僕は急に話しかけられたものだからとても混乱していたんだけど…

「あ、そっか!」

「ここの生徒だったら門の近くに行かずに中に入ってるもんね!」

「じゃあキミは部外者かな?」

「キミはなんでここにいるのかな?」

と、急に独り言?を言い出したんだけど…

と、とりあえず答えないとダメだよね!

澄「え、えっと日向くんと待ち合わせしていて…」

澄「それで…早く来てしまって門の近くにいたんですけど…」

僕は緊張しつつもきちんと答え、少し胸をホッと撫で下ろした

「なるほどね…それで?」

澄「…え?」

澄「そ、それでとは…?」

急に変なことを言われ、びっくりしてしまいつい反射的に答えちゃったけど…

「日向クンと待ち合わせ…って」

「君も才能がないのかな?」

「…へ?」

それって…もしかしなくても日向くんと友達=才能なしって思われてる!?!?

それは違うよ…って何言ってるんだ僕は!

と、とりあえず誤解をとかないと…

澄「あ、いや…そういうことでは無いんですけども…」

「じゃあ何?才能でもあると言うのかい?日向クンと友達なのに?」

…やっぱりそうだったーー!!

すごいよ!!悲しいよ!!

澄「い、いや…日向くんと友達だからって才能なし認定はダメだと思うのですが…」

「じゃあなに?証明でもしてくれるの?」

「それだったらボクでも信じるけどね」

「さぁ、見せてくれる?」

…こういうのって無茶ぶりって言うんだっけ?

とはいえ…『あれ』がないから証明しようがないんだよね…

澄「す、すみませんここで証明は出来ないです…」

「…そっか、残念」

「もし君が、素晴らしい物を見せてくれたらボクは喜んだのに…」

「それじゃ、せいぜい捕まらないようにね〜」

……そういい、彼は去っていった

…僕の心情はぐちゃぐちゃになっていたとても複雑で…表そうにもまとまらず、困惑していると

「すまん、待たせちまったか?」

澄「うわぁぁ!?」

「うわぁ!?」

突然の声びっくりしてしまい、つい声を上げてしまった

澄「だだだだ、誰ですか!?」

「落ち着けよ澄…」

「日向だよ日向。」

澄「ひ、日向って誰ですか…?」

澄「あれ、日向くん?」

そういえば、あの変な人と話をしていた時からだいぶ経ったような…

日「澄…落ち着けよ…」

日「何があったんだよ…」

日向くんはそう言って、僕を落ち着かせようとしてくれた

澄「あ、ありがとう日向くん… 」

澄「実は…」

大体1時間前から今まで、何があったか話をし、日向くんは頭を悩ませた

日「えっと…そいつは狛枝凪斗って言うんだが…」

日「とにかくめんどくさいやつで俺らもあいつに振り回されてるんだ…」

振り回されてるの…?というかあの人狛枝凪斗って言うのか…それになんか美形だったし…おもちゃにできそう!僕の逆鱗に触れたのを後悔するといいよ!…という本音はしまっといて

日「それより澄、お前はいつからここにいたんだ?」

澄「えっと…今日はたまたま空いていたから早めに来れたんだけど…いつ来たっけ?」

正直、覚えていないが6時くらいに着いたような気がしなくもない…

澄「多分…6時くらいからずっと…」

日「お前3時間もここにいたのか!?」

覚えていないから適当に言ったんだけど…というか3時間ってなに?

澄「…あれ?今何時?」

日「?9時10分くらいだが…」

…あれ?僕の記憶が正しければ8時のはずなんだけど…

澄「あれ?8時集合じゃなかったっけ?」

日「…お前は本当に記憶力がないんだな」

日「俺はちゃんと9時集合と書いたはずだが?」

…あれぇ?でも8時集合って…でも9時だったような気がしなくもないような…

でもそしたら狛枝さんと8時からずっと話してたってことになるけど…門に近づくまで1時間もかかってたということになるんだけど…

澄「…( ᐛ )」

日「お前なぁ…まぁいいや、早く来いよ」

澄「…そうだね!細かいことはあんまり気にするとダメだし!」

僕はそう言って日向くんの後について行った

なんか平和なお話

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

7

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚