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どうもこんちは
あまたのです
今回は物語書いていきまーす
長いのでシリーズになると思います
⚠ナムギュによる花吐き病パロです
⚠嘔吐表現があります。
⚠サノス死亡後の話です
ちょっと腐要素あるよ
苦手な人は回れ右!
それではレッツゴー
花を患った。
自身の口から出てきたものを信じられない、という目で見つめた。
1番自分でわかっているのに、理解に時間がかかったのだ。
「はは、なんだこれ…」
自分が吐き出したであろうものを強く握りしめる
指の隙間から綺麗に強く存在を知らせる紫のパンジーが咲いていた。
この色を象徴しているのはあいつしかいない。
それしか考えられない。
俺を1人にしたあいつ。
そしてもう二度と会うことが出来ない奴だ。
ジャージに花をしまい込むと
ふらふらとした足取りでトイレに向かう。
そこにつくと個室に入りぱらぱらと便器に花を散らす。
1度聞いたことがある。花を吐いてしまう病気。
いや、奇病と言うのだろう。
確か正式名称は嘔吐中枢花被性疾患、だった気がする。
片思いをこじらせて苦しくなると突然花を吐いてしまうというもの。
恋が実らなければそのまま花を吐き続け、いつか死んでしまうらしい。
でも、なんで俺はあいつなんかに思いを寄せてしまったのだろう。あいつのどこが良かったのか。
俺は元々薬目当てで近ずいたはずなのに。
そう考える内に喉元から違和感がせり上がってくる。
「う゛゛、う゛ぇぇ゛っぐっぅ」
ぱらぱら、ぱらぱらと綺麗な花が散って落ちてゆく。
あまりの苦しさに涙を流しながら耐える。
考えるだけでもダメと言うことだ。
酷く残酷だが、その代わりにとても美しくて
憎もうにも憎めなかった。
震える手で首に垂らしているものの蓋を開け、
カラフルなラムネのようなものを1粒、もう1粒と口に投げ込んだ。
それもあいつが残していったもので、残りわずかであるが大切なものだ。
俺が俺でいられるためのもの。
あいつを覚えているためのもの。
忘れたくないもの。
愛しいもの。
「ぅ゛うぇぇ゛ぅ゛っ 」
また。
思いはどうしたって花となって出ていく。
苦しい。苦しい。
仕切りなしに流れていた涙を軽くふきとる。
便器に花を消してもらい、個室から出る。
今の時間は誰もいない。良かったな。
しっかりしなければ。
今はあいつを俺の中で消さなきゃ。
考えないでいいだけなのだから。
簡単なんだから。
よし。今日は寝てしまおう。
忘れてから明日のゲームに集中するんだ。
いつの間にかベットの前にたどり着いていて、
そのまま流れるように布団に潜り込み、秒数を数えながら眠りについた。
そしてその夜、
あいつの夢を見た。
はい!おかえりなさい!
すみません変なところできっちゃって。。。
疲れてしまったので………
いやー小説書くの初めてすぎてホントわかんなかった。
まあ楽しかったし!
ではでは、さいなら〜!