居酒屋🏮
深澤「で、なんかあったんすか?」
○○「ん、別に。」
そんな人に話すようなことじゃない。
深澤「飲みに行く事ってあるんですか?」
○○「ん、忘年会くらいかな。あとは家で飲むくらい。」
こんな私と飲んで楽しいんだろか。
深澤「進藤さんって彼氏いるんですか?」
○○「ん?居ないけど、そういう、深澤くんは?モテるでしょ?」
深澤「ん、まぁ否定はしないけど、彼女はいない。てか、今はいらない。」
○○「そっか。」
深澤「彼氏作らないんですか?」
○○「深澤君みたいにモテるわけじゃないし、そんな簡単にいくなら、この歳で独身じゃないと思うな。」
深澤「……そう?今まで💦の男が馬鹿なだけじゃないの?」
○○「え?」
深澤「進藤さん料理上手だし、ちゃんと人の事考えられるし。優しいのに。」
いきなり、何を言いだしたのか。
そもそも私の何を知ってんだか。たかが半月仕事を一緒にしただけで。
○○「私の事知ってるかのような言い方じゃん?(笑)」
深澤「まぁ、俺から見た感じですよ?わら」
○○「そんないい人間じゃないよ、私。」
そう言って、オカワリの生ビール注文する。
深澤「結構飲むねー!わら。やっぱなんかあった?」
○○「だからー、なんかあったからって、深澤くんに関係ある?ないでしょー?」
深澤「おねーさん。面白いねー!わら。」
○○「………笑わない?」
深澤「え?」
なんか、話したくなってきた。
深澤くんなら聞いてくれそうって。
深澤「笑うかもしれないけど、聞いてもいい?わら」
○○「深澤くん、酔ってる?(笑)」
深澤「ん?わら。まだ大丈夫……!わら」
だめだ、私もだいぶいい感じだけど、深澤くんはだいぶ酔ってるみたいだな。
○○「深澤くん。そろそろ帰ろ?タクシー呼ぶ?」
深澤「よばなーい。てかまだ飲もうよー、進藤さぁーん!話きかせてよー」
○○「なんか…深澤くん、めんどくさい(笑)」
深澤「失礼だねー!わら。」
○○「ふふ(笑)じゃあ、もう1件いく?」
深澤「いこー!あ、近くに、俺の知り合いの店あるから、そこでいい、ですか?」
○○「うん(笑)あと、もう敬語いらないから(笑)」
深澤「はぁーい!わら。あ、店員さん!計算を…… 」
そう言って近くに居た店員さんに声をかると、レジに行っちゃった深澤くん。
慌てて、私も立ち上がり、忘れ物とかないか、確認し、深澤くんが忘れてた、スマホをもち、レジへ。
○○「深澤くん、スマホ!あと、いくら?払うよー?」
深澤「あ、スマホ!危な。ありがとう。もう払い終わったから。ほら、いくよー」
そう言って、案内してもらった、2軒目。