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こんにちは!🌞(こんばんは!🌛)
第8話行きます!
よろしくお願いします!( `・∀・´)ノヨロシク
ーー第8話、聖域ーー
美湖「あと…2日…」
翡翠「はい」
私はスマホ開いて、照子からのメッセージを見た。
美湖「あの、ショウコって…」
美湖「私のこと見てると思いますか?」
翡翠「……場合によりますね…」
翡翠「ここは鳥居の内側」
翡翠「神聖な聖域ですので、ショウコが干渉することはないかと…」
美湖「…なるほど?」
翡翠「聖域は神様…の守護幕が張られていますので」
翡翠「ショウコのような強力な怨霊でも破ることは出来ないですよ」
翡翠「また、聖域では特定の術師は力が増幅したりしますので」
翡翠「かなり強くなるんです」
美湖「……すごいですね…!」
翡翠「…でも、5日経った際のショウコにはきっと…」
円花「お姉ちゃん、これ」
円花「清めた水だから、飲んで」
美湖「清めた水…?」
翡翠「ショウコの侵食は個人差も出ますから」
翡翠「少しでも浄化しないと、2日も持たないかもしれません…」
美湖「…!!」
翡翠「…それと」
円花「これでしょ?」
翡翠「ありがとう」
美湖「…それは」
円花ちゃんが持っていたのは、アメジストの首飾りだった。
円花「言ったでしょ?アメジストは魔除けの石だって。」
翡翠「これを、昼夜問わずに身に着けてください」
翡翠「効力は必ずあります」
美湖「…ありがとうございます」
翡翠「先程も言ったけど、ショウコは祓えません」
翡翠「全国のどんな術師でも…」
翡翠「ショウコの除霊に成功したものは一切いない」
美湖「…そんな!」
翡翠「…大和の両親……」
翡翠「仁と琥珀も除霊には成功出来なかった…」
大和「………」
美湖「…じゃあ、私は……」
翡翠「…ショウコを除霊しない限り…命は……」
翡翠「…無いですね…」
美湖「…!!」
全身に震えが伝わった、心臓の鼓動が早くなっていく。
どうしてそんな、見えないものに殺されないといけないのかって…
翡翠「…照子は屋上からの転落で亡くなりました」
翡翠「当時の警察は自殺だと処理した」
翡翠「…だから、ショウコに呪殺された者は、皆自殺だと思われている」
美湖「…やっぱり、翔太は」
美湖「ショウコに…!!」
翡翠「…ええ」
翡翠「今から、美湖さんの残りの時間を稼ぐために」
翡翠「儀式をします」
美湖「…儀式?」
翡翠「大丈夫、手に少し細工をするだけです」
翡翠「よろしいですか…?」
美湖「あっ、は、はい!」
美湖「お願いします!」
翡翠「…スウ」
翡翠「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
翡翠「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
〜数分後〜
翡翠「…これで残りの時間は1日くらい増えたと思います…」
美湖「ありがとうございます!」
翡翠「美湖さん、明日にまたここへ来てください」
美湖「あ、はい!」
翡翠「ショウコは転送しても呪いが解けません」
翡翠「必ず、除霊しましょう」
美湖「…はい!!」
円花「また清水、用意しておくからね」
美湖「うん、ありがとう」
大和「何か異変があったときはここに来い」
大和「リミット内なら聖域内に入れば大丈夫なはずだ」
美湖「はい!わかりました!」
翡翠「そういえば…」
翡翠「美湖さん、何歳なの?」
美湖「あっ、えっと17です!」
翡翠「えっ?大和と一緒じゃない…?」
美湖「…嘘!!?」
大和「…そうだな」
美湖「…年上だと思ってた…あ、ました…」
大和「もうタメで良いけど」
美湖「あっ、そっか」
円花「お兄ちゃん、良かったね、友達できて」
大和「ぼっちみたいな言い方するんじゃねえ」
美湖「…」
ぼっちなんだろうなあ…
ーー第8話、終了ーー
何か…後半ふざけ回になりましたね(笑)
あと短いですね、すみませんm(_ _;)m
次、頑張ります!バイバイ!(^_^)/~