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158 - 第7章 揺れる立場と現実 第158話

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2025年09月11日

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翌日。

華と律は、桜坂グループ本社ビルの前に立っていた。


そびえ立つ高層ビル。磨き上げられたガラスの外壁に自分の姿が映り、華は思わず足をすくませる。


「……ここに来るの、久しぶりです」

声は小さく、指先は緊張で冷たかった。


そんな華の横で、律は変わらぬ表情でビルを見上げる。

「大丈夫です。俺が隣にいますから」


その一言に、華の胸の奥で固く結ばれていた不安が少しずつほどけていった。


二人はエントランスをくぐり、会長室へと続く長い廊下を歩き出す。

重厚な扉の前に立った瞬間、華の心臓は激しく鼓動した。


(……逃げない。今度こそ、ちゃんと伝える)


律がそっと華の背に手を添え、軽く頷いた。


ノックの音が、静かな廊下に響いた。

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