テラーノベル
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ー pn.side ー
《今度遊びませんか!》
し、しにがみくんに送ってしまった…
でも、悩みを聞いてくれるかなぁ…
《いいですよ!明日の午後とかは?》
《いける!》
《駅前のカフェ前集合でいいですか?》
《うん!ありがとう!》
初めて人なんて誘ったかも…
そもそも、相談できそうな人が
初めてか……
【次の日】
pn「……」
どうしよう、らっだぁに言ってなかった……
なんて言われるかな、
ダメって言われそうな気もするけど、
rd「ペ〜い〜ん〜と♡」
pn「うわぁッ、て、らっだぁか…」
rd「なんか俺に言うことあるでしょ?」
pn「え?なんでわかんの?」
rd「男の勘ってやつ?」
pn「嘘だな…昨日後ろからLime内容見てたでしょ」
rd「え、なんでわかった?」
pn「適当に言ったんだけど」
rd「あ、やべ…あー、行っていいからね」
え、いいの?
pn「やったぁ!」
rd「変なことしたらクロノアさんがやばい事になるけどね……」
pn「、?」
【一方しにがみは…】
sn「クロノアさーん僕今日ぺいんとさんとッ」
kr「遊びに行くんでしょ?」
sn「…僕言いましたっけ」
kr「見てた」
「行ってもいいよ」
sn「ほんとですか!?」
kr「ルール破ったら許さないからね?」
sn「分かってますよ…地味にきついので……あれ、」
「じゃあ行ってきます!」
kr「うん 行ってらっしゃい。」
「一応追跡しておくか…」
【カフェ前】
sn「すみません遅れましたっ!」
pn「俺もさっき来たばっかだから…」
sn「今日どこ行きます?」
pn「ちょっと相談がしたくて…おすすめの場所ない…?」
sn「…あ〜、周りにも聞かれたくない感じですか?」
pn「な、ならべく…」
sn「それじゃあカラオケ行きましょうか! 」
pn「から…おけ?」
『いらっしゃいませ〜』
sn「すみません、学生2人2時間で 」
ーーー
sn「それで相談って、?」
pn「あ…ぇと、俺、奴隷だったの…」
やばい…
なんで俺こんなこと言ったんだろう
受け止めてくれるわけ…
sn「奴隷…大丈夫でしたか?」
pn「え?」
sn「よく、奴隷を酷い扱い方をする人間がいるって噂で聞いたことあるんです。 」
「…今までよく耐えてきましたね。」
誰かに言いたかった。
[ 助けて ]
なんて 言えるわけ無かった。
その一言が欲しかった。
sn「全員クソ野郎ですね笑」
「早く捕まって欲しいですね♪」
pn「そうだね、それでね、相談なんだけど…」
「…ば、バイト?お金稼ぎたくて…」
sn「らっだぁさんに言ったらダメなんですか?」
pn「一回だけ言ったことあるけど…絶対にダメって言われた。」
sn「それなら僕のところで働きません?」
pn「な、何すればいい?」
sn「簡単ですよ。週に一度僕の部屋片付づけて欲しいんです 」
「そうですね…一回6000円は?」
pn「え、いいの?」
sn「僕お金は結構あるんですよ?」
pn「…じゃあ今日からいい?」
sn「はい!大歓迎ですよ♪」
「僕奢るのでカフェ寄って僕の家行きましょ、!」
「とりあえず今は…今の気持ち全部教えてください。」
pn「…実はね、」
俺は笑ったことがなかったらしい。
赤ん坊の頃から虐待を受けてた。
6歳は身内の中で身体を売られた。
8歳くらいで、奴隷オークションに出された。
今はらっだぁに買ってもらってるだけで…奴隷なのは変わりない。
今は16歳。
俺は初めて犯された時から、
痛みで泣き叫んだ。
でもだんだん普通の人なら出る声が出なくて、
いつの間にか喋れなくなって、
人の言いなりになるようになった。
いつしか奴隷というよりかは
人形という形に俺はなってしまったんだ。
でもらっだぁに買われてからは
空気が普通の人と違った。
pn「だからね…」
「好きなの…大好きなの、他でも誰でもないらっだぁが…ッ ズビッ 」
「らっだぁのためならタヒねるし、一生監禁されたっていいの…ッ 」
「そんなこと言ったらダメなのかなぁッ… 」
sn「…らっだぁさんなら文句言わないと思いますよ、」
「まあ、最初のSTEPはえっちするところからじゃないですか?」
pn「そ、そうだよね…」
sn「怖いのは分かりますよ…感じなかったらどうしようって思っちゃってませんか? 」
「今のぺいんとさんは変われてますよ」
「頑張ってくださいね、! 」
pn「うん、!」
sn「そろそろ時間ですし、カフェ行って掃除してもらいましょうか!」
pn「ん!」
rd「ふーん…」
「そんな感じなんだ〜…」
「どう思いますクロノアさん」
kr「…いや、」
「しにがみくんいい子過ぎない?」
rd「それな。」
「でも、しにがみくんに告白はなぁ…」
(らっだぁの部分が聞こえなかった人)
kr「ねー、…え?」
(らっだぁの部分が聞こえた人)
end.
コメント
3件
毎回面白いなぁ〜