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[深海スピカの蝶]
西暦30✘✘年とある国のとある地域で行われた心理的人体実験[スピカ]が行われた
参加した被験体は全てで10人
心酔海(しんすい かい)はその一人である
ここに集まった10人は全員が13歳であった
しかもそれぞれ事情を抱えた者ばかり
私は昔から右足はなく親から常に見放された存在でしたこんな 日々が続けば人肌も忘れるほどに孤独になっていきました
そんな暑い夏の日彼は私に声をかけてきた
薄暗くタバコの匂いが充満する路地裏だった
国家的心理的人体実験[スピカ]への招集の紙を渡して彼は暗闇にきえた
親の目をぬすみ国家研究施設に着くと9人の男女がすでに着いていた
すると奥から甲高い声とともに一人の男の姿が
あの時の男だ
どうやら皆見覚えがあるらしい
男は[こちらへどうぞ!]というと1つの扉の前で止まった
扉が開くとそこには巨大なエレベーターらしき機械が
中に入ると周りはガラス張りで周りの風景がしっかりと見えた
その瞬間見たのは月を反射する広い海の上に光る星が
あの星はなんというのだろう
なんて思ってたらエレベーターが動き出す
海)…え!?
他の皆も驚いたような声や顔をする
なんとエレベーターがどんどん海へ沈んでいく
その後誰も話さず2時間くらいして深海に大きな建物が見えてきた
研究施設なのだろうか
路地裏の張り出し新聞に世界初水中研究施設設立工事決定と書かれていたのを思い出したのは施設に入り2人部屋の個室へ通された後のことだった
今日から過ごすのは赤坂炎(あかさか えん)という女の子だった
炎)よろしくね
笑顔でそういう炎さんにどこか親近感を覚えたのはまた別の話だった
しばらくすると大きな部屋に呼び出され2人で向かった
そこには最初にいた全員がいた
このときはまだこれから始まる事は知らなければ良かった
…いや知らなければいけなかった