テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ねんあ
31
こんにちは!しらすです!
私、「行こっか」を、「イこっか」に変換している変態友達がいますw
ある日の放課後、僕は廊下を歩いていると、女子達の話し声が聞こえた。
「恵子、周也くんの事、好きなんでしょ」
「告白しちゃいなよー!」
「勇気ないから無理だよ~!!」
耳まで真っ赤に染まっている恵子ちゃんを横目に、僕はまた廊下を歩き出した。
ーーー告白するのは、いいが…あまりオススメしない。周也は、好きになってくれないと思うから。
昼休み。
外で、一人ブランコをこいでいたら、周也が来た。
「よっ、律。」
「あ、周也。」
周也は、隣のブランコに腰を下ろすと、話しだした。
「恵子に、告白された。」
あまりの衝撃な出来事に、僕は驚愕した。
「返事、どうするの。」
僕が聞くと、周也は答えた。
「断るわ」
「まあそうか。好きじゃないって言ってたもんね。」
「うん」
周也は、どことなく、笑顔になった。
僕は、安心した。
もし、「やっぱり付き合う」とか、言ったらどうしようかと、思っていたから。
「好きじゃない人には告白されるのに、好きな人に告白されないの、おかしくねぇー?」
「ははっ」
笑った。少し、不安が入っていた笑いだ。
コメント
3件
読み終えました。タイトル回収の遊び心から一転、告白された・断った・でも好きな人には言えない——この三角形の痛さがじわじわ来ますね。「あ」の一文字や最後の笑い方に、周也が誰を想っているのかの匂いがふわりと立っていて。まだ3話、これからの広がり方にすごく期待しちゃいます。