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遺書

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2022年03月17日

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のうと、もう、死んでしまおうと、思った。

何もかもが中の下で、特別仲のいい友人がいるわけでもなく、妻もいない。ただ毎日をひたすらに生きていた。

しかし、何を目的に、どんな欲望を持って生きているか、いつまで経っても分からない。

聞いてみるが、返ってくる答えの殆どは「なんとなく」だった。

そんな、理由がないのなら、全員まとめて死んでしまってもいいのではないか。

世間は死ぬは悪と言われる。尊い命をなぜ自分の手で捨ててしまうのか、と。その命になんの価値もなんの理由もなく生きていくぐらいなら死んだ方がいいと思っているからに決まっているじゃないか。

そうは思わないか。

なんとなく、どうにかなるという、根拠の無い自信を抱えながら、退屈しのぎに生きているならば、死んだ方がマシじゃないか。

なんで皆、無理やりにでも生きたいと思うのだろうか。

誰も分からない答えを求めるのも、飽きてしまった。

私は、自分で。この世で最も価値のない命を持っている。そんな命なら、捨ててしまおう。

心残りを、探すとしたら、私は人をもう


紙が破れて、読めなかった。

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コメント

2

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え待って、ラノベ書けんのいいなぁ…私のERRORになって書けぬのだが… あと、日にち…意味がある…!?

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