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「「ダッ」」
俺と南は一斉に家から飛び出した。
「あ!おい!」
親父の声が後ろから聞こえたが気にせず足を速める。
「女になんてなりたくねぇよ!!ビューン」
「男のままで乗り込んだらいい話なのに..ビューン」
「〜〜!…!」
誰かが向こう側から歩いてくる。
だが俺の足は加速しすぎて急に止まるなんてことはできなかった。
ぶつかる、そう思った瞬間。
「ダンッ」
「いっ…」
気づいたら頬に冷たい壁があったている。
こんな感じ↑(下手くそなのは気にすんな☆)
「あは(^^♪まだまだ遅いね琳。」
どこか冷たくほのかに優しさがこもっている声が聞こえなんとか後ろを振り向く。
「歩夢兄..」
「久しぶりだね♪琳♪…と南♪」
「相変わらず変なテンションだな」
「変じゃないよ♪」
「とりあえず早く開放してほしいんだけど」
「あぁ、ごめんじゃん♪パッ」
歩夢兄は俺のいとこで、同じくスパイ。
「歩夢兄、なんでここにいんの?」
「今俺たち白黒学園に潜入捜査で行ってるから♪」
「え?あゆさん達も?」
「ん?もしかして二人もそうなの?♪」
歩夢兄はわざとらしく人差し指を頬に添えこてん、と首をかしげた。
「俺らはまだだけど。来年の入学式のちょいあとくらいに行く。」
「へぇ-賑やかになりそうだね♪」
「..あの。もしかしてあゆさんも女装ってしてます?」
「ん?二人は女装でいいの?」
「「え?」」
「いや、俺らは女装というより女体化。って言ったほうが正確だと思うけど♪」
「女体化…もしかして親父が言ってた薬って..」
「だよね..?まじか..」
俺と南は揃って肩をすくめる。
「…あれ?でも..今俺らって言った?」
「ん?あぁ。そう。俺以外に二人いるから♪もうすぐ来ると思うよ♪」
「え?ここ待ち合わせになってんの?」
「んなわけないじゃん♪通り道だからね来る♪」
「あぁ(?)」
〜数分後〜
「おい。来ねぇじゃねぇか」
「あれれぇ?あ!ごめん♪家の方に向かっちゃってたって♪」
「…あゆさんとつるむの疲れる。」
「あは♪」