テラーノベル
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私は 特別になれないどころか
普通にすらなれなかった
この身は 誰かを慰めるためのもの
じゃあこの心は 何のためのもの?
私は 愛して欲しかった
誰よりも大切にしてほしかった
そのためならどんな苦痛も
金曜の夜の秘密の典礼も
全部 全部
我慢できたのに
きっともう私は駄目です
好転なんてしないでしょう
この命は 好きにしてください
ご自由に なさってください
こんな汚い世界に生まれたくなかった
この身 果てるまで啄まれ
残るは夢の砂塵だけ
風に乗って 飛んでいく
窓の外へ
美しい世界へ
全て泡沫と化して
私が唯一になれる世界へ
コメント
1件
第126話、読み終えました。詩的な独白が胸に刺さりますね。「特別になれないどころか普通にすらなれなかった」という冒頭から、自己を犠牲にしてでも愛を求めた末の絶望が滲んでいて、読みながら息が詰まりました。最後の「私が唯一になれる世界へ」という一行に、この世界では決して得られなかった承認を、死の向こう側にまで追い求める切実さを感じます。金曜の夜の典礼という具体的なワードが、苦痛のリアリティをぐっと引き締めていて、とても印象的でした。
( ᐛ )
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#異能力
ここと🌹🫶
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麟兎
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