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騎士転生パロ消しました。
すみません💦
自分でも時系列とか色々設定考えてたら訳わかんなくなりました((
お詫びとして短編集(お題箱より)をお楽しみください🙇
最近、冬弥の様子がおかしい。
といっても、なにか重く考え込んでいるような様子はない。よそよそしいというか…、いつもオレから顔を背けている。
(あんまこういうのに慣れてねぇのか…?)
オレたちの関係に恋人が追加されていたのも、つい最近だ。だから慣れていないのも仕方がないのかもしれない。
昼休み、屋上で思いきって聞いてみることにした。
「なぁ冬弥。お前オレといて気まずかったりすんのか?」
「え?」
「なんか最近異様に顔合わせてくれねぇし」
「ッそれは…」
顔を背けていることに心当たりがあるようだ。さらに問い詰めようとした時、チャイムがなった。
「き、気まずくはない!本当になんでもないんだ。じゃあまた放課後…」
「おい、ちょっと待て」
逃げようとする冬弥の腕を掴む。力はオレの方が勝ってるからそう簡単に逃げられないはずだ。
「気まずくないならなんで顔背けるんだよ。言うまで話すつもりねぇから」
「…わかった、話すから一旦話してくれないか」
今話していても目を合わせてくれない。
(別れよう、とかじゃないといいが…)
「そ、の…実は………を………く……」
「類”ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!校”庭”を”爆”破”す”る”な”ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よく聞こうと耳を澄ませたとき、聞こえてきたのは冬弥の声……ではなく爆発音+司センパイの声だった。は?今めっちゃいいところだったんだが?????あ??とイラつきつつ、もう一度言ってもらうよう頼む。
「…💢 悪い、全然聞こえなかった…もう一回頼む」
「えっと、だから…その……恋人になってから彰人の顔を見ると…、ぅ…ドキドキするんだ…すまない、ずっと言えなくて。恥ずかしくて言えなかったんだ…」
まるでリンゴみたいに顔を真っ赤に染め上げた。
「はぁ……」
なんだよ、顔を見るとドキドキするって。オレのこと好きすぎだろ。
「あ、すまない…気色の悪いことを言って…」
「あー、そんなんじゃねぇよ。ただ可愛いって思っただけだ」
「え、ッ」
「そんなドキドキすんだったら練習するか。そしたら冬弥も慣れんだろ」
「あッ、え、?」
「ほら、こっち向け」
「い、いやちょっと待ってくれ、!心の準備が…!」
「顔背けたら練習になんねぇだろ。ほら」
オレは冬弥の頬を両手で掴み、無理矢理目を合わせた。こうでもしないと、いつまでも顔をそらされることになる。それは何気に辛い。
「ッぁ…、~~~~~っ!!…」
やっと目が合ったと思ったら前に倒れてきた。
(もしかして気絶した…!?)
「ん?おい、冬弥!?起きろ!!冬弥ー!!!」
おわり