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「冬弥、お前あんま寝てねぇだろ」
「…父さんと、揉めて」
「あいつらまだ来ねぇし、少しでもいいから寝てろ」
「いや、それは申し訳ない。俺は寝なくても大丈夫だ」
「んなわけねぇだろ。逆に心配なんだよ」
「…そうか。それでは少し仮眠を取らせてもらう」
「おう」
彰人の隣で寝るのはものすごく暖かい。
それだけじゃない。
一緒に出掛けたり、昼を食べたり、彰人の隣はすごく心地がよくて…息ができた。
(あぁ、そうか)
これが幸せか。
