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これ、途中まで公式がやってるのやばいですよね…。
漫画でちょこちょこ同じのあった
あー好きですフォローブクマ失礼します!!!
俺はいつもと同じように、相手に金を出させて、命令に従う。
内容にもよるが、女の子は10分10円男は1000円10分って所だ。
男は顔による。
顔が俺より良い奴は嫌いだ、気に食わねぇ。
今日も俺は人の椅子になる。
椅子になる以外にも、相手の子に風を起こして涼しくさせようとしたり、宿題をやらされたり(ほぼ答えは間違ってるから最近はない)。
で、今。
学生にとって最高の時間の放課後は、俺は、女子の椅子になって過ごしている。
最悪?
全然、最悪じゃねぇ!
むしろ最高!
だって女子に座られるから、女子の尻が俺に当たる!
これ程触れる機会はない。
そして金も稼げるし、これがいわゆる一石二鳥ってやつ?
「デンジー、もう10分追加していい~??」
「あー良いぜ」
よし!
もっと触れられる。
そう思ったとき。
「おい、デンジ
背の高いイケメンがお前のこと呼んでるぞ。」
「あ?
今、椅子になってんだけど。」
「「なるべく早く」だってよ。」
は~??
今凄くウキウキしてたのに。
「はぁ…行って良い?」
「んー…2分で帰ってきてね。」
「わかった」
女子に降りてもらい、そいつの元に向かう。
背が高くて、イケメンとか…絶対彼奴しかいない。
彼奴普通に苦手だ。
「あー、誰ですかー俺に用の気に食わねぇ奴は。」
「あ、デンジくん」
やっぱりこいつかよ。
この女子にキャーキャー言われそうな奴は吉田って奴(吉田ヒロフミ)。
俺はこいつに監視…いや、ほぼストーカーに近いことをされてる。
授業と授業の間にある休みも、朝も、放課後ですら俺の所に来てニコニコしながら見てくる。
監視されてる理由、それは俺がチェンソーマンだから。
どうやら、吉田は俺がチェンソーマンになると困るらしい。
俺の知ったこっちゃねぇよ。
「はぁ…んだよ。」
「溜め息なんかつかないでよ。」
「俺2分で戻んないといけないんだけど。」
「あぁ、椅子になってたやつ??
俺も利用してみたいな。」
え、ぜってぇ嫌なんだけど。
野郎の椅子になるとか死ぬほど嫌。
それも俺のストーカーのこいつにだ。
「先着順だ。
とっとと帰…」
「ねぇ、そこの君。」
「え、あ私??」
俺に2分で帰ってこいと言った女が照れながら吉田の方に向く。
あんな顔できんのかよ。
俺にはしてこなかったのに。
「デンジくん、借りても良い?」
「ど、どうぞ!!」
「は??」
どうぞ??
いや、多分なにかの聞き間違えだ。
もしかしたら夢かも。
「じゃあ、屋上に行こ。」
「嫌なんだけど。」
「お金払うから。」
口角を上げながらそう言う。
いくらにもよるが…まあ、金くれるならいいや。
屋上に繋がってる扉を空けると、風がブワッと来た。
今は春。
少し暖かいくらいで心地良い。
屋上の柵に近づくと、後ろからカチャッと音がした。
振り向くとただ吉田が立ってるだけ。
聞き間違えか?
「で、なんで椅子になるためにここに来たんだよ。」
「いや、椅子じゃなくて違う物になってほしいんだ。」
違う物?
屋上で使うものってなんだ。
うーんと、少し考える。
「少しだけ僕のベッドになってほしいんだ。」
「はぁ??
野郎のベッドになんてなりたくねぇよ。」
「ン。」
何かを差し出された。
これは…1000円!?
でも、1000円でベッド10分は嫌だ。
「…1分だけだからな。」
「わかった。」
抱きつかれ、屋上の床に寝る。
重いし、息の音めっちゃ聞こえるし、なにより吉田のちんこが足に当たってて気持ち悪い。
だから、男は嫌なんだよ。
「案外、寝心地悪くないね。」
「そうですかー。
ていうか、お前のちんこ当たってて気持ち悪いんだけど。」
「ごめんごめん。」
絶対謝ってない。
謝意の気持ちが微塵も感じなかった。
あと少し。
5…4…3…2…1…。
「もう1分経ったぞ。」
「ん、わかった。」
起き上がり、お金を貰う。
人間体温で暖かかったのか、俺も少し眠い。
帰ったらちょい寝るか。
俺は欠伸をし、帰ろうと屋上のドアを開けようとした。
「デンジくん。」
ドアノブに手をかけた途端、吉田が俺を呼び、俺は止まり振り返った。
早く帰りたい。
「今度はなんだよ。」
「次はさ…」
次の瞬間、俺の視界の景色がいきなり変わった。
何が起きたのか良く分からなかったが、目の前には吉田の顔があった。
そうか、押し倒されたのか。
手首は握られ動かない。
こいつの力ゴリラかよ!!
「離せよ!」
「デンジくん。
ちょっと俺の性欲の相手してくれない?」
「は??」
この後は想像で
人気だったらこの後出します