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コメント
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うわ……第15話、めっちゃ重い幕開けだね……。紺さんの死、あんなに強くて気高かった人が、って思うと胸がぎゅっとなる。でも、その刀の破片がペンダントになって、主人公に託されたシーン、すごく綺麗で切なかった。そして最後の魂の声——「退屈させんなよ」って、不器用だけど確かに強さを感じるセリフに、鳥肌が立ったよ。新章、めっちゃ楽しみにしてる。紺さんの想い、ちゃんと受け継いでほしいな。
新章開幕:プロローグ「受け継がれる青藍」
「カァァァ!! 鬼殺隊士・蜂須賀 紺(はちすか こん)『甲』、死亡ォォォォ!! 蜂須賀 紺死亡ォォォォ!! 無限城ニテ上弦ノ肆ト交戦ノ末、死亡ォォォォ!!」
鎹鴉の悲痛な叫びが、夕暮れ時の空に響き渡った。
バサバサと不吉に羽ばたく鴉の足元から、何かが地面へと真っ直ぐに落ちてくる。
チリン、と切ない金属音がして土を叩いたのは、少しだけ赤黒い血で滲んだ、美しい『青藍色』の刀の欠片だった。
それを見た瞬間、胸の奥が締め付けられるように痛んだ。とても悲しくて、とても寂しいような……言葉にできない感情が、一気に押し寄せてくる。
「え……」
思わず声が出た。
なんで、あんなに強い人が、何故。
視界が急激に歪み、目からポロポロと涙が溢れて止まらなくなった。あの血鬼術の夜、絶望の淵にいた僕を助け、前を向かせてくれたあの人。きっと紺さんは、最後の瞬間まで、誰よりも気高く、必死に頑張っていたのだろう。
――あれから、数年の歳月が流れた。
「これを、僕に……ですか?」
「うん。君なら、これを大切にしてくれると思ってね。よかったら、もらって欲しいな」
目の前でそう言って優しく微笑みながら、炭治郎さんが手渡してくれたのは、ひとつの美しい『青藍色のペンダント』だった。あの時、空から落ちてきた紺さんの刀の破片を加工して作られたものだという。
本当に、僕がこんな大切なものをもらっていいのだろうか。この刀を使っていた紺さんは、僕にとって、とてつもなく凄くて格好いい人だった。
愛おしそうにペンダントを見つめ、そっと手のひらで握りしめた、その時。
『――おい。誰だか知らないけどな、退屈させんなよ』
「!?」
脳裏に直接響いてきた、低くて少し不器用な、だけど絶対的な強さを感じさせる少年の声。
「え……? どうかした?」
「い……いえ! なんでも、ないです……っ」
慌てて首を振る。誰だろう、ただの空耳だろうか。いや、だけど今のは確かに――。
『んなわけないだろ。退屈させんなよ、馬鹿』
呆れたような、だけどどこか楽しそうな声が、もう一度胸の奥でハッキリと聞こえた。
確信した。このペンダントには、あの蜂須賀紺の魂が、今も生き続けている。
(わ……分かりました……! 退屈させないように、僕、精一杯頑張ります……!)
僕の英雄譚は終わらない。
魂となった紺先輩と共に、少年の、新たなる戦いが今幕を開ける――。