🇧🇷🍎
【注意事項】
※ハマり始めたばかりで解像度低い可能性が高いです
文章能力がないです!(それでも書くんだ、自給自足)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
🇧🇷🍎お楽しみいただけますと幸いです🙇♀️
「結婚しよう」
勇気を出した一言。
そんな君は困り顔を見せた。
なんで、そんな顔するの
付き合ってから結婚するまでには月日は関係ないと聞いたことがある。
そう、タイミング。
ケイタといる温度が心地よくて、時にはケンカして、仲直りして、季節を共に巡り、思い出を共有して5年経った。
僕はついに決意した。
結婚しようと。
だから今日は、ちょっと背伸びして高めのホテルを予約した。
景色はいつもより高い30階。
「ケイタ、今日と明日空けているよね?」
「んだ。おめぇ、何回確認するんずや」
「Big Love」
「なんなんず」
1ヶ月前からほぼ毎日確認してしまっている。
確認する度、ケイタは怪訝そうな顔をしながらも答えてくれる。
撮影が終わり、一層緊張が高まる。
「ケイタ、目隠ししてヘッドホンガンガンにして」
「はぁ?!」
「いいから!僕がいいよって言うまで取っちゃダメだから」
「…わかった」
ケイタからしたら怪しいよね。
僕もこれされたら何されるかわからないから怖いかも。
ビビりなケイタは恐る恐るアイマスクをして、ヘッドホンかけてくれた。
タクシーまで階段から落ちないようにゆっくり案内してあげる。
怯えながらも僕の誘導についてきてくれるケイタの愛しさ。
緊張のしすぎで僕の手も震えそう。
部屋に着くまで気を抜かず何とか辿り着いた。
ヘッドホンの曲を止めて外してあげた。
「つ、着いた…?」
「うん、お待たせ。」
「取ってもいいの…?」
「うん、いいよ」
ケイタは目隠しを外した瞬間、しばらく固まっていた。
部屋いっぱいに広がる夜景。
30階の高さから見下ろす東京は、いつも歩いているはずなのに全然違う顔をしていた。
「え、えっ…?」
あまりの驚きに言葉が出ないケイタ
「ケイタ、今日のためにここ取ったんだよ」
そう言うと、ケイタは一瞬だけ目をぱちぱちさせた。
「……ジュンジ……サプライズしてくれたの…?」
僕が頷くと、ケイタはまた黙り込んで
夜景に向かって立ってしまった。
緊張しすぎて手汗がすごくて、
でも今しかないと思って言った。
「ケイタ」
ケイタがゆっくり振り返る。
夜景の光が後ろで揺れてて、なんか反則級だった。
「結婚しよう」
勇気を出した一言。
そんな君は困り顔を見せた。
なんで、そんな顔するの
返事はもらっていない。
伝えるのが遅かったのかなという無力な気持ちが心を掻き乱す。
ケイタは俯いたまま、小さな声で言った。
「……ジュンジが……わぁでいいなら……結婚……したい……」
涙が出そうになった。
抱きしめたら、ケイタは顔を真っ赤にして
「……明日ってさ……市役所……やってる……?」
その瞬間、かわいすぎて笑うしかなかった。
「ケイタ、明日……土曜日だよ?」
「……っ!!」
顔を上げたケイタの耳まで真っ赤で
息を呑むほど可愛い。
「も、もう……恥ずかしい……なんなんず」
「ケイタ、ほんと可愛い」
僕は堪えられず、ケイタの頭をそっと撫でた。
「月曜日楽しみだね。」
ケイタは恥ずかしさと嬉しさと、とにかく感情がぐちゃぐちゃになって顔を隠すように僕の胸に埋まった
「……んだ」
と言いながら、僕の服をぎゅっと掴んだ。
待たせてごめん。
僕の気持ちに応えてくれてありがとう。
「愛してるよケイタ」
【後書き】
私事ではございますが、いいね数1000超えました🥲
本当にありがとうございます!
この話で🇧🇷🍎結婚させてしまった、どうしよう みたいな心境です。
大体1話完結なので、小説自体やめないと思います🙏
また次書くときは別軸になります、その時は温かく見てあげてください
コメント
2件

うおお!見守っていただきありがとうございます😭
ついに結婚してしまった… とってもいいお話でした!!