テラーノベル
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(KAIRYU視点)
「……っ、なんやってん、あいつ…、」
ランの様子に動揺しすぎて、思わずそう言葉が漏れた。
急に感情剥き出しで俺に当たるように話してきたランの事を、生意気やとか言ってはみたけど、実際は心配の気持ちの方が大きかった。
気まずいな、と思いながらも、話を聞こうと調理場を離れて店内に戻る。
貸出のビーチグッズを確認している様子のランに、若干緊張しながらも後ろから声を掛けた。
「……っ、ラン、」
「……はい、」
返事はするものの、こっちを見ないラン。
……なんやねん、さすがに怒りすぎとちゃう?
ほんで、俺先輩やし。仲良くなったとはいえ、一応会ったばっかりやし。
その辺、どう思ってんねん。
理由も分からないことにだんだんイライラしてきて、隣に行ってランの腕を掴んだ。
「っ…おい、!何怒ってんねん、俺が先輩やってこと忘れんなやっ?!」
「っ……、」
腕を掴んで顔を覗き込むと、一瞬眉間に皺を寄せて、下唇を噛んでなんだか悔しそうな顔をしているのが見えた。
「……っ、…ラン、?」
「…………すみませんでした、」
すぐに申し訳なさそうな顔になって、そのままペコッと頭を下げた。
急に素直になられて、苛立っていた気持ちが動揺に変わる。
「……な、なんやねん、急に素直やな、」
「……すみません、めっちゃ生意気言っちゃって。」
「っ…まぁ、分かればええねん…、でも、なんで怒ってたのかだけ言えや、」
「……分かんないです」
「は、?分からんってなんやねん…っ、」
「………カイリュウさんが、ナオヤに怒ってたのと同じなんじゃないですか?」
「…え、?」
そう言って、俺の言葉を待つように見つめてくる。
なんだか少しだけ、子犬みたいな弱々しさを感じるその目に、上手く頭が回らなくなる。
「っ……、ら、」
動揺で、ランの腕を掴んでいた手に力が入った。
「えっ?!ねぇ!2人とも何やってんねん〜!開店時間過ぎてるやん!早く開けてや、もう〜!」
「っ、わ、!」
いきなり外からナオヤがバタバタと入ってきて、咄嗟にランの腕から手を離した。
「もう!カイリュウなにやってん!ナオがおらへんからってサボってイチャイチャせんといてくれるぅ〜?!」
「っ、は、?ち、ちゃうわアホ…っ、!お前と一緒にすんなや、!」
「ランちゃんもやで?ほら、早くお店開けてや〜っ?!」
「ごめん、…すぐやるから…っ、」
大慌てで開店作業をやりながらも、頭の中ではさっきの会話の事を考えていた。
***
“カイリュウさんが、ナオヤに怒ってたのと同じなんじゃないですか?”
ランの言葉が、仕事中もずっと頭から離れない。
あれって、どういう意味やねん。
俺は、遊び人のナオヤから守りたかっただけで。
……なんで、お前が俺を守る必要があんねん。
そんな事を考えながら、仕事を細かくナオヤから教わっているランを眺めた。
「……どう?わかった、?」
「…うん、大丈夫やと思う。」
「あっ、ちゃんと敬語やなくなってて偉いなぁ?ランちゃん♡」
「……だって、敬語使ったら怒るんやろ、?」
「うん。怒るで?…あっ、お客さん来たから、実際にさっきのやってみてくれる?ナオ、そこで見てるから」
「あ、うん、……あれ、どうやっけ……ナオヤっ、?」
「ん?なんかわからへんやった〜?」
「ごめん、これってさ…」
会話から、ナオヤがランに敬語禁止を要求したことはすぐに分かった。
…まぁ、あいつ、よく考えたらいつもそうやもんな。
セイトがここに来た時も、そうやったし。
なんのこだわりか知らへんけど、セイトの時にはなかったモヤモヤを、なぜか少し感じていた。
「あっ、そっか。ありがとう」
「ううん!いつでも聞いてな?♡」
「…あ、ごめんナオヤ、これは、?」
「ん?あ、それなぁ?…」
タメ口は少しぎこちないくせに、”ナオヤ”と呼ぶのはやたらナチュラルに言えていて、なんだか胸の中がザワザワした。
……あいつ、昨日あんまりおらんやったくせに。
ほんまに、距離詰めるのだけは得意やな。
「ランちゃん、ちょっとナオ向こう行ってくるから、もしわからへんやったらカイリュウに聞いてくれる?」
「うん、わかった」
2人の会話が聞こえてきて、少し焦ってドリンクを作るフリをした。
「……あ、カイリュウさん、」
早速ランが俺に質問をしにやってくる。
「ん?」
「これって、どうするんでしたっけ」
「あぁ、それはそこに置いといたらええよ」
「ありがとうございます」
質問し終えると、すぐに他の対応に向かう。
しばらくするとまたやってきて、俺に話しかけた。
「すみませんカイリュウさん。」
「…ん、?」
店が少し混んできて、ランとこのやり取りを繰り返しながらなんとか店を回す。
「カイリュウさん、すみません」
「すみません、あの…」
「カイリュウさん」
っ、……あああ、もう!
なんか、…なんかイライラすんねん、
なんやねん、ナオヤとは、急に距離を縮めたくせに…っ、
俺にだけその距離感、鬱陶しいねん…!
少し客足が落ち着いたところで、なんだか我慢できなくなった俺はランの元へ向かった。
***
(RAN視点)
「……おい、ラン。」
「っ、はい、?」
やっと客足が落ち着き、一息ついているとつかつかとカイリュウさんがこっちに向かってきて、なにやらムッとしているその様子に、俺何かやらかした…?と内心びびる。
「……お前今日から敬語禁止な。」
「えっ、?」
予想もしていなかった言葉がカイリュウさんから聞こえてきて、理解が追いつかないでいるとカイリュウさんが続ける。
「もうお前は弟みたいなもんやから。…あと、名前も呼び捨てでええから。」
「いやそんな、急に…?」
いきなり、名前も呼び捨てでええ、とナオヤみたいな事を言われて、動揺した返事をすると、またムッとした顔になって口を開いた。
「なんかお前とこの距離、気持ち悪いねん」
「えっ…、」
「…っ…なんやねん、?…ナオヤのことは、あんなナチュラルに呼ぶくせに、」
ボソッと、拗ねたようにそう言った。
……あれ、?
………これって、…ナオヤに嫉妬しとったりする、?
……そうだとしたら、…ちょっと、可愛いかも。
「…じゃあ、…かいりゅう。」
「っ、……お、おん。…それでええねん、」
「敬語も、?」
「当たり前やろ」
「っ…、わかっ、た。」
「ぎこちなっ(笑)」
「いやいきなりはそりゃそうなるやろ…」
「はっ?おい全然ぎこちなくないやんけ…なんやねん…(笑)」
「言ったのカイリュウやん。」
「っ、やっぱナシ!なんか生意気!敬語に戻せ!」
「今更無理やろ。笑」
「おま…っ、ふは、(笑)まぁ、嫌いやないわ。そういうお前も。」
困惑しながらもなんだか少し嬉しそうに笑って、俺の肩をトン、と叩くと仕事に戻っていくカイリュウ。
相変わらず、生意気な口を叩いてもちゃんと受け入れてくれるその優しさが、なんだか心に染みる。
敬語じゃなくなった事で、余計に先輩だという認識から外れていきそうやったけど、カイリュウが拗ねていたことを可愛いと感じて、少しだけ喜んでいる自分がいた。
***
「も〜、お客さん全然来うへんやーん、」
客足が遠のき、ナオヤがカウンターで頬杖を付きながら暇そうに嘆いた。
「お前の顔で呼べや。」
「え?ナオの顔がいいって言うてる?♡」
「取り柄それしかないねんから。」
「はぁ〜?ありますぅー!!」
カイリュウがすかさずナオヤをイジり、ナオヤが反応すると嬉しそうに笑う。
そのやり取りを横で眺めながら、つられて笑った。
「カイリュウこそ、その辺で路上ライブでもしてお客さん呼び込んでや!」
「こんなとこで安売りする才能やないねん、俺のは。」
「…まぁ、それはそうやけどさー!ええやんか、ちょっとぐらい。」
「あかんわ。デビューしてから聞け。」
「なんやねん、つまんないのー。」
歌で、オーディションを受けていると言っていたカイリュウ。自分の歌に自信があるような、そんな言葉を聞いて、歌に対しての信念の強さが見えた気がした。
「……しゃあないなぁ、こうなったら、ナオのこのプリティきゅるるんフェイスを使ったるかぁ〜。」
「……お前そのまま呼んだ客と消えんなや、?」
「…んふふ♡じゃあ行ってくるなぁ〜?」
「おい!ちょっ、…」
ナオヤが楽しそうに出かけていき、はぁ、とカイリュウが小さくため息をついた。
「あいつ絶対帰ってこうへんやんけ……」
「まぁ、暇やしええんやない、?」
「…こうなったらお前の番や、ラン。そこに突っ立っとけ。」
「なんでだよ。笑」
「んじゃあダンスは?」
「さすがにこんなとこで踊ったら変やろ。笑」
「さすがにあかんか。笑」
ふふっ、と2人で笑い合った後、ぼんやり暇そうに海を眺めるカイリュウ。
その穏やかな横顔を見ていると、さっき、歌への強気なプライドを見せたカイリュウのことがなんだか気になった。
「……歌、自信あるんやね。」
「おん。まぁ、ずっと頑張ってきとるからな」
「…ねぇ、聞きたい。カイリュウの歌、」
「…ん?…まぁ、いつかな?」
安売りしない、と言っていたカイリュウの強さが、自分の夢への刺激にもなって、少し胸が熱くなった。
ーーーーーーーー
(RYUKI視点)
「やっっっと夏休みやぁ〜〜!!」
「!うわっ、!もう!ほんっとにうるさいからやめてって言ってんじゃん!!」
嬉しさのあまり大声を出すと、またトムに怒られてしまった。
今日から、大学が夏休みに入る。
待ちに待った夏休み。
喜びはデカイけど、心の中は少しだけモヤモヤしていた。
「……ねぇ、先輩とはどうだったの?」
「…あぁ、たっくん?笑」
「……え?!たっくん、、っ、?!え?まって、どういうこと、?!/」
「ふふん。ええやろ〜!笑」
たっくんと呼ぶようになって、距離が縮んだことをトムに話すと、自分の事のように照れ始めた。
「えっ、/それってさ、もういい感じじゃない…?!なんかもう、夏休み中に付き合いそうじゃん…っ、」
「…でも俺、…なんかちょっと、引っかかることあるんよね」
「引っかかること?なに…、?」
「……昨日さ、たっくんが大学まで送ってくれたんやけど、…なんか、先生と目合った途端に気まずそうな顔して帰ってったんよ」
「なんでそれが引っかかるの?」
「んー、なんか、ちょっとたっくんが固まってたっていうか、…なんか変やったんよ、」
「……その先生となんかあるって言いたいの、?」
「いや、そんなん分からんけど、なんか…、ちょっと気になったけん、」
「考えすぎだよ、先輩もう卒業してるんだし、久しぶりに会って気まずかったとかじゃない?」
「そうかな、?まぁそんなとこよな」
「そうだよ。…ねぇ、そんな事より、サークルの集まり今から行くでしょ?」
「ああ、うん。」
「現地集合だって。ほら、早く行くよ?」
トムに引っ張られて、完全に切り替えることができないままに歩き始めた。
***
「やばっ!海や〜!!」
夏休みの始まりということで、今日はサークルの集まりで海に行くことになっていた。
たくさんの人で賑わう海岸。
さっきまで少し落ち込んでいたけど、やっぱりこの大きな海を見るとテンションが上がる。
「サークルのみんなどこだろ?……ん?…っ、ねぇ、!リュウキ、!!」
「ん?」
「先輩いるよ…っ、?!」
「えっ、?」
トムが指さした方を見ると、たっくんが何人かで話しているのが見えた。
「まじやん…っ、え、なんで、どうしよ…っ、」
「どうしよっ、て、昨日一緒に遊んだんでしょ?話しかけなよ!」
「いや、でもっ…ちょ、一旦こっち行こ!?」
「えっ?!あ、ちょっと、!」
なんだか昨日の今日で、ちょっと恥ずかしいみたいな謎の気持ちに襲われて、トムを引っ張ってたっくんの視界から逃げるように海の家に入った。
「なにっ、どうしたの?」
「ちょっと今は無理!後で行くけん!」
「もう…っ、しょうがないなぁ…」
店員さんにテーブルに案内されて、メニューを眺める。
……よし、ここは酒の力や。
「トム、飲むぞ。」
「え?今から?!」
「ええやん、…すいませーん。」
「もう…勝手なんだから。」
店員さんを呼んで、お酒を注文する。
「……すんません、一旦年齢確認させてもろてもええですか?兄ちゃんらおいくつ?」
「え?」
「若いんとちゃう?」
「21すけど!」
「ほんまか?学生証は?」
年確をされたことにイライラしながらも、トムと一緒に学生証を差し出す。
「なんやねん、ほんまかいな!えらいすんません。」
「そんなガキに見えるんすか?」
「ちょっ、ちょっとリュウキ。」
なんとなく、喧嘩を売りたかったわけじゃないけど話しやすそうな人だったから突っかかってみた。
「まぁそれもあんねんけど、兄ちゃんらがやっと来た客やねん。飲んでもらわんとこっちもぶっちゃけ困るからな?単価低なるし。あ、内緒やで?笑」
「え?…っ、ぶ、あははっ、!ぶっちゃけすぎやろ!!笑」
あっけらかんと関西のノリで話すその店員さんが面白くて、思わず爆笑してしまった。
「いやほんまにありがとうな?入ってくれて。ほんっまにさっきからずっと暇やってん、兄ちゃんら入ってきたときガッツポーズしとったから。ほんで注文は?逃がさへんからな。笑」
「あははっ、めっちゃおもろい。笑 お兄さん暇なら一緒に飲んでよ。」
「え!リュウキちょっと、何言ってんの!」
「なんやねんナンパか?別にええで、暇やし。一杯だけな?笑」
なんだかノリの良すぎる店員さんが一緒に飲んでくれることになり、俺達が注文したお酒と一緒に自分の分もテーブルに運んできて隣に座った。
「どこの大学なん?すぐそこの?」
「そうっす。サークルで来てて。」
「ほーん。ええなぁ〜、青春やん。」
「……お兄さんリュウキがごめんなさい、お仕事大丈夫ですか?」
「なんや、こっちの兄ちゃんは常識あるねんな。笑」
「おい誰が常識ないや!笑」
誘ったものの店員さんが場を回してくれて、盛り上がっていると向こうから別の店員さんがやってくる。
「カイリュウ、なにしとんの…ナオヤに怒られるで、?」
「え?まぁええやん暇やし。ほれ、ラン。お前も座れ座れ。」
心配そうに近付いてきたイケメンの店員さんを気にすることなく、寧ろ「座れ」と面白い店員さんはトムの隣にその人を誘導した。
カイリュウ、ラン、と名前を呼び合っているのに気付いて、2人ともかっこいい名前やな〜なんて思いながらそれをそのまま口にした。
「お兄さん達、名前かっこいいっすね。」
「ん?お、せやろ?カイリュウさんって呼んでくれてええで。こっちはランな。」
「…ねぇ、カイリュウ。何でこうなったと?笑」
「あの、本当にすみません…僕たちが誘っちゃって…」
「っ……あれ?ランさん、?って、もしかして福岡の人?!」
「えっ、?」
聞き馴染みのある方言に耳が反応して、トムが謝っている声を遮るように興奮気味にそう聞いた。
「俺は熊本だよ。あ、方言出とった、?笑」
「出とった!笑 えー!俺福岡やけん、嬉しい!!」
「あっ、そうなんや?方言似とるもんな?」
「うん、え〜やば!まじでばり嬉しい!」
「よかったね、リュウキ。笑」
「……ラン兄って呼んでいいすか?」
「なんで?笑 ええけど。笑」
「…なんや、リュウキくんとやらは、なんか可愛ええな。笑」
「は?可愛いって嫌いやからやめて!」
「憎めんいうことやん。な?ラン。」
「うん、まぁそうね。可愛らしいね(笑)」
「可愛いのに可愛いって認めないんですよ…」
「そうなん?ちなみに君はお名前なに?」
「あ、ハヤトです!」
「ハヤトくん?そっちはそっちで可愛ええけどな。笑」
「えっ、、あ、ありがとうございます。笑」
可愛いと言われたのは不服やったけど、優しく俺達に付き合ってくれる2人についお酒を飲む手が進んでしまっていた。
***
(KAIRYU視点)
どうせ暇やし、と軽い気持ちで大学生2人組に絡み、一杯だけと付き合ったものの、酒の力もあってか話が弾んでいき、いつの間にか友達のようなノリで名前を呼び合いながら会話を楽しんでいた。
サークルでこの海に遊びに来たという2人は若くてキラキラしていて、青春やな〜なんて眩しく思う。
ここらでそろそろ、そんな話も振ってみるか。なんて思い立ち、恋バナを持ちかけた。
「…ほんで、2人は好きな人とかおんの?」
「えっ?!/」
「リュウキはいる!ねっ?!」
「お、おいトムっ!」
「お、もしかしてサークルの中におるんちゃうん?笑」
「絶対おる。まって当てるけん、笑」
俺の振りに意外にもランも乗り気でついてきて、リュウキの好きな人を当てようゲームが始まった。
「おい、リュウキ。好きなタイプは?」
「はっ、?!/ちょ、カイリュウ、ガチで当てるん?!」
「ガチで当てるん?って、あの中におるって言いよるのと一緒やけん。笑」
「いるよ、あの中に。笑」
「おい!トムお前まじで言うなや!/」
焦りながらも、自分も海の方に目線がいくリュウキ。
明らかにその目線を奪う存在が1人いて、確実にあいつやと答え合わせを求めた。
「…なぁ、あの金髪混じっとる兄ちゃんやろ?」
「えっ?!/…な、なんで分かったと、?」
「あの兄ちゃんばっか見とるやんけ。笑」
「やっぱり分かりやすいんだよ、リュウキ。笑」
「うるさいな!トムまでからかうなやっ、」
「え?どの人?」
「ラン、ほら、あの金髪の…」
俺がその人を指差しながら話していると、ふいにパッとこっちを向いて目が合ってしまう。
「あっ、あかん!目合ってもうた!」
「えっ?!ちょ、なにやっとん!」
焦ってその人の方を見たリュウキとも目が合ったのか、こっちに向かってくるのが見えてリュウキが慌て始める。
「え、やばっ、なんで来るんっ、どうしよ…っ、」
「……えっ?たっくん…っ?!」
「「「えっ?」」」
こっちに向かってくるその人を見て、いきなりランがびっくりした声で”たっくん”という名前を発し、俺とリュウキとハヤトは揃って声を出した。
「……リュウキ、なんで声掛けてくんないの。」
「あ…っ、…たっくん、ごめ、、」
こっちに来たその人はそうリュウキに話しかけた後、ふとランの顔を見てびっくりした表情になる。
「っ、……ラン、?!」
「……っ、…たっくん、…久しぶり、」
「…………えっ、ど、どういうこと、?」
お互いにびっくりしている様子の”たっくん”とランに、これまたびっくりしているリュウキという理解が追いつかない展開が目の前で繰り広げられていた。
コメント
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もんほんとに天才👏 文章が丁寧で想像できる感じが凄すぎる!! 頭の中を覗いてみたい🈁‼️
うわー!!展開がどんどん面白くなってくる🥹🥹🥹 ちゃんとメンバーの性格とか細かく表現されてて面白すぎです🥹🥹🔥 続き楽しみすぎですっ💕
え?!え?!たっくんとらん兄は知り合い??!大会とかで一緒とかだったのかな?2人の仲の良さを見てリュウキとカイリュウが嫉妬するよ〜😏♡(多分) 続き楽しみです(*´艸`)