どうもです。マルコは一人称僕だった気もしますが俺の時もあった気がするので俺です。ついに発情期について書けましたよ!1番書きたかったんですよここ!ですが性癖しか詰め込んでおりません。ジャンの発情期がかなり重いです。気を失わせます。ついでにエレンもです。覚悟して挑んでください。
「俺がジャンを好きになったきっかけはだな、ずばりお前の発情期だ。」
「、、、は?」
時は遡りひとつ前の年の冬、1年生も終盤に差し掛かる頃。ジャン・キルシュタインは突然の学校での発情期に苦しんでいた。 突発的に起こる発情期。多少予測はできてもかなりブレがある。その日はちょうど抑制剤を飲んでいない時であった。教室での発情。当然教室内はざわつき始める。
(やばい、これ重いやつだ)
体が火照ってきてだるくなってくるのを感じる。そのうち体を支えきれなくなって、床にへたり込む。目を閉じれば周りの音がいっそう大きく聞こえてくる。少しでも沢山の声を掻き消したくて、また目を開ける。揺れる視界の中で、ジャンはぎらりと光る碧色の目を見た。その先には息を荒くしたエレンがいてー。頭が回らなくなってきたジャンは、 その意味も考えずに意識を失った。
草食動物の発情期。獣人について、もとい発情期については義務教育で小学校高学年、中学校までの間にて大方習う。エレンもそれについて学習し、少しは草食動物の発情期については知っていたつもりだった。しかし、始めて目の前で見た発情期。草食動物と肉食獣という関係。ー急に胸のあたりがざわつき始めて、周りの声なんて全然耳に入っていなかった。ぼうっとしてきてその時エレンの頭を支配していたのはただ”ジャンを自分のものにしたい”という独占欲だけであった。考えがまとまらなくなってくる。そのうちジャンが瞼を開けて、綺麗なヘーゼル色の瞳がこちらを向く。
(目の前にジャンがいる)(俺のにしたい)(でもジャンは)(草食動物の発情期は始めて見た)(なんで俺は床に?)(ジャンが気を失う)(体が重い)
まとまらない思考をよそに、エレンは意識を手放した。
「ーー、という感じだな!分かったか?」
「お前想像以上に酷いな、、、」
ジャンが冷ややかに告げるが、エレンは気にもとめていないように見える。
「それでな。ジャンは特にーー、、」
また語りだしたエレンを隅に、マルコがジャンに耳打ちする。
「出来るだけ来れる時には俺のところに来て」
「ああ。そっちのほうが身の安全が保証できるしな。」
そして語り終わったのかエレンが2人に話しかける。
「なっ。マルコもそう思うよな?」
「あー、うん。俺もそう思うよ。」
そんな事もありながら、その日は学校が終わった。そして夜、マルコは考えていた。
(エレンにはどうにかしてジャンから離れてもらえないかな、、)
そうしてマルコによるジャン守護作戦が脳内で繰り広げられる。
マルコ・ボットのノートの一部
パターン1:単刀直入
・「エレン、今の状態だと君はジャンを怖がらせたり困らせたりするだけなんだ。だから、もしこのままジャンに迷惑を掛け続けるようだったら俺も容赦しないからね。」
パターン2:行動
・ジャンとエレンを遠ざける。休み時間には行ける時必ずジャンの所へ行く。
パターン3:別の人を用意する
・エレンが好きそうな人をどうにかして呼ぶ。
「、、、」(俺に出せる案はこれくらいかな。)
マルコはジャン保護作戦の案をいくつか出した。まずはその1。単刀直入に説明をする。少し言っておきたい言葉を書いておいたが、これは中々やりやすそうだ。候補に入れておく。そしてその2。ジャンとエレンを自分から引きはがす。これはエレンのジャンへの執着が底知れないし、自分は3年生だ。卒業まで間もない。あまり得策ではない。候補からは外しておく。最後にその3。エレンがジャンの他に好きになる人を用意してジャン以外に気を引かせる。これも卒業前で忙しくなってくる頃に人を用意するのは時間的にも厳しい事に加えてそもそもエレンの趣味嗜好を何も知らない。ただ知っているのはジャンが好きということだけ。よってこれも候補からは除外だ。
結果的に作戦その1のみ残った。手段があるからにはやるしかない。
「ーーよし、明日いこう。」
そう決めて今日はもう寝ることにした。正直ジャンが誰かとくっつくのは許容できる。だがエレンは元から合わなかったんじゃないのか?ー考えることは沢山あるが、今はもういいや。そんな事を考えながら、マルコはベッドに入り眠りについた。
なんかマルコがエレンとジャンの仲を絶たせようとしているように見えてきました。全然そんなつもりじゃないんです。挽回できるよう頑張ります。
話が全然変わるんですけど私19ジャンの見た目が1番好きなんですよね。それだけです。
コメント
2件
私も19ジャン好きです!!地ならしジャンもいいとは思うんですか、、、ザ、生意気の19ジャンがいいんですよ❕