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※ 曲パロ
『 ラプンツェル 』
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knさん「」nkさん『』
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盲いた目をしている
窓のない部屋で
『 本当に 、 これで
良かったのかな … 』
「 … まぁ 、 昔の動画でも
見ながら話そ 、 なかむ ? 」
『 … うん 』
語れば花が咲いた
二人夜を見てた 。
「 ねぇ 、 この動画の なかむ 、
ぶるーくの本名 呼びすぎ w 」
『 やば 、 懐かし … ! w 』
変わってないだろうか
「 そういや 、 最近なかむは
本名 出さないよね 、 皆の 」
『 逆にぶるーくとか
増えた印象あるわ w 』
「 確かに ! w 」
「 まぁ 、 ぽんこつは残ってるけど 」
『 何だと ー ! ? 』
ポカポカ )
「 あは 、 ごめんって w 」
『 も ~ … 』
少し間を空けて なかむが言った 。
『 でもさ 、 まぁ … 』
『 なんか 、 こうみると … ちゃんと
成長したんだな 。 俺ら 。 9年間で 』
「 … うん 」
変わってるんだろうな …
『 でも … 解散じゃない 、 から 。
… だよね 、 きんとき ? 』
「 … そうだよ 、 俺たち
はただ休止なだけ ! 」
「 無理しないでよね 、 なかむ 」
『 … もちろん 』
次の春を待つ 胸が苦しいのだ
「 なんか 、 次の春 来て欲しくないなぁ 」
『 な 、 決めたはず なのに緊張してる 』
開けた目に花は時雨
『 この春が終わったらさ 、
俺たち … 皆会えないの ? 』
「 何言ってんの 、 なかむ 」
「 俺 、 夏には誕生日だよ ?
祝いに家まで来いよ 」
『 … ッ ふは (笑) それは
行くに決まってんじゃん 』
「 言ったな ー ? 約束だよ ! 」
『 んな子供みたいな …
まあいいよ 、 約束ね ! 』
「 ありがと (笑) 」
「 あ 、 それにさ なかむ ? 」
『 何 、 ? 』
「 俺らはまた会えるよ 、 だって …
6人揃って 、 やっとワイテルズなんだし 」
「 だから … 」
さよならが君といた対価だ
「 … もう少しだけ 、 頑張って 」
その罪が 俺の罰だ 。
盲いた目をしている
そろそろ 、 君が見たい …
恋しい 。
「 なかむ … もう 、 春は来ちゃったよ 」
それでも窓がないと
夕陽すらも見えない 。
「 てか 、 もう夏だよバカ 」
子供の頃は 月だって行けたと思うし
「 もう7月9日だよ … ねぇ 」
夢の中なら空だって 飛べたんだ 。
「 早く来てよ … 」
泣きじゃくる俺は 、 どうせ
なかむには見えていない 。
「 … なかむ ッ 、 」
俺の目に君が見えないなら
何が罰になるのだろう 。
神様が何も言わないなら
誰が俺を赦すのか 。
「 約束してた誕生日 、
もう過ぎちゃうよ … 」
もはや今俺は 、
窓のない砂漠の中で 。
“ 誰か ” を待っていて 。
空いた灰皿やビールの缶
が示した心象風景は ___
「 そんなん家に無いけどさ 」
そんな洒落臭いことも
考えたくなるくらい 、
なかむが待ち遠しい 。
お酒なんて 、 なかむが家に来るとき
くらいしか買ってきてないし 、
置いてもないのに 。
何考えているんだろう 、
とか自分の中で口論しながら
ただひたすらに俺が
求めていた “ 誰か ” を待つ 。
何時間も ずっと待ち続けて 。
やっと 、 誰かがインターホン
を鳴らした 。 鳴らしてくれた 。
『 ごめん 、 遅れたわ ! 』
そいつが君だった 。
「 … なか 、 む 」
春を待つ胸が苦しいのだ
『 うぉ 、 びっくり
したぁ ー (笑) 』
『 急に抱きつくなよ ! 』
苦し紛れの縹はなだだ
「 ッ 、 ごめ … 嬉しくて 」
さよならを僕ら は言わなくちゃ
「 夜遅いから … ッ
来ないと思ってたのに 」
それだけで判るはずだ
『 あ ー 、 それはシンプルに
仕事が長引きすぎたわ 』
「 も ー … バカ ッ 」
春を待つ胸が苦しいのだ
『 ちょ 、 暴言吐きながら
泣かないで ! ? ねぇ ッ ! 』
開けた目に花は時雨
「 ッ 今日ずっと
待ってたのにぃ … ッ 、 」
さよならが君といた対価だ
「 約束破られたかと 、 ッ 」
その罰がこの弱さだ
『 俺が破るわけ ないだろ ー ? 』
春を待つ僕の夢だ
『 ズッ友なんだから 』
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