テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
【お願い】
こちらはirxsのnmmn作品(青桃)となります
この言葉に見覚えのない方はブラウザバックをお願い致します
ご本人様方とは一切関係ありません
【1日目】
「まろはさぁ、一生一人でいる気なん?」
急なないこの言葉に、俺はノートパソコンを眺めていた目線を上げた。
場所は俺の家のリビング。
画面の向こう側に飛び越えた先で、テーブルに頬杖をついた態勢でピンクの瞳がこちらを凝視している。
「…え、何なん急に」
話の糸口が見えず、思わず首を捻った。
ほんの数十秒前まで、今読んでる漫画の話してなかった? お前。
「ん? 急に思い出した。昨日事務所でスタッフとそんなようなこと話してなかった? 恋人なんて作れる状況じゃないとかなんとか」
…この地獄耳め。
結構離れた距離にいたと思ったけれど、しっかり会話は聞かれていたらしい。
「だって今は無理やろ? こんな活動しとったら、生命線脅かすだけやん」
「別に恋愛絶対禁止ってわけじゃないし、要はバレなきゃよくない?」
「…たまに『ないこってほんまに社長やっけ?』って疑問が浮かぶことあるわ」
呆れたような俺の言葉に、ないこはあはは、と楽しそうな声を上げて笑った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!