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こちらはirxsのnmmn作品(青桃)となります
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【2日目】
今日は1日中在宅で作業ばかりだった。
夜になって本業の仕事を終えたらしいまろがやって来る。
インターホンが鳴り玄関のロックを解錠すると、「やーっほ」といつものテンションで部屋に上がってきた。
「昨日の話なんだけどさ」
まろが買ってきてくれた夕飯を袋から出してテーブルに並べながら、俺はそう話を切り出す。
洗面所で手を洗ってこちらに戻ってきたまろは、「まだその話しとるん?」とでも言いたげに苦笑いを浮かべた。
「メンバー同士で付き合うならどう? 一緒にいるところを誰かに見られても別に不自然じゃないし、そうそうバレなくない?」
「それでもバレたら女の子と付き合うのとは別の意味で炎上するわ」
「だから、女子と一緒にいるところ見られるよりはバレるリスク少ないって。でもスリルは味わえるし、一石二鳥じゃん。分かる?」
「いや全然分からん」
俺の言葉に、まろははっきりと首を横に振る。
呆れたような吐息を漏らした後、「とりあえず飯食わん?」と話を逸らすように呟いた。
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