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韓国の音楽番組の収録日。
いつも通りのカムバック週で、スタジオには人気アイドルたちが勢ぞろいしていた。
その日、ざわつきが一気に広がったのはリハーサル中。
「え、今日スペシャルゲスト来るって聞いた?」
「日本の人らしいよ…しかもめちゃくちゃ人気らしい」
そこに現れたのが、日本の芸能界で“次世代の星”と呼ばれる――星野瑠愛。
黒髪ロングに透明感えぐいビジュアル、でも目は強くてカリスマ性バチバチ。
一歩スタジオに入った瞬間、空気が変わる。
スタッフも思わず
「…オーラやば…」
って小声で漏らすレベル。
そしてその日の目玉企画。
aespaの「UP」チャレンジ。
中心に立っていたのはカリナ。
いつも通り余裕のある笑顔でカメラを見ていたけど、スタッフが一言。
「次、スペシャルコラボいきます!」
名前が呼ばれる。
「日本から来てくれました、星野瑠愛さんです!」
瑠愛 「アニョハセヨ、チョヌン ルアイムニダ カムサハムニダ」
スタジオ、一瞬静止。
からの、どよめき。
カリナも一瞬だけ目を見開く。
(…この子が噂の?)
音楽が流れる。
最初の8カウント、カリナが完璧に決める。
そこにスッと入ってくる瑠愛。
…動きが軽いのに、キレが異常。
しかも表情管理がえぐい。
一瞬で「可愛い」から「挑発的」に切り替わる。
カリナが思わずニヤッとする。
(いいじゃん、来るね)
サビ。
二人が並んで「UP」の振りを決める瞬間、
シンクロ率がほぼ100%。
なのに、それぞれの色が消えてない。
・カリナ → 圧倒的カリスマ
・瑠愛 → 無邪気さ+危うさ
この“対比”がエグすぎて、その場にいた全員が理解する。
「これ、絶対バズる」
案の定、放送後。
TikTok・YouTube・X、全部トレンド入り。
「誰この日本人」
「カリナと並んで負けてないのヤバい」
「むしろ新しい化学反応起きてる」
再生数、数時間で数千万。
ここからがさらにヤバい。
待機室に戻った瑠愛のもとに、次々とアイドルが来る。
「一緒にチャレンジ撮りたいです!」
IVE、LE SSERAFIM、NMIXX、男性アイドルまで列状態。
瑠愛は少し照れながらも、
「もちろん、ぜひ!」
って笑う。
その笑顔がまたカメラに抜かれて拡散。
最初に現れたのは、チャ・ウヌ。
ドアが開いた瞬間、空気が一段階静かになる。
瑠愛も思わず一瞬固まる。
(…顔が完成しすぎてる)
ウヌは柔らかく微笑んで、
「さっきの見ました。すごかったです」
その一言だけで周りのスタッフが小声で騒ぐ。
撮影スタート
ウヌは王子様みたいな余裕のある動き、
そこに瑠愛が少し
“ いたずらっぽい表情”
で絡む。
最後の「UP」で顔を近づける振り。
カット後、
「距離近すぎて心臓やばい」
ってスタッフが崩れる。
動画投稿 → 即バズ。
「美の暴力」
「画面が持たない」
でトレンド入り。
次に来たのが、straykids・ヒョンジン。
雰囲気一気に変わる。
入ってきた瞬間から“アーティスト感”が強い。
瑠愛を見るなり、
「さっきのダンス…すごく良かったです」
ちょっと低めの声で言う。
撮影が始まると、
ヒョンジンはしなやかで色気のある動き。
瑠愛もそれに合わせて、ぐっとクール寄りに変化。
さっきまでの可愛い雰囲気は消えてる。
カメラ越しに目を合わせた瞬間、
二人とも一瞬笑うのに、そのまま表情戻す。
この“余裕感”がえぐい。
コメント欄:
「この2人、世界観できてる」
「映画みたいなんだけど」
「共演してくれ」
さらに、ジョングクも登場。
もう現場が半分パニック。
「え、ガチで来るの?」ってレベル。
ジョングクはラフな感じで、
「一緒にやろうって聞いて、来ちゃいました」
って笑う。
瑠愛もさすがに少し緊張するけど、
音楽が流れた瞬間、スイッチが入る。
ジョングクはパワーとグルーヴ重視。
瑠愛はそれに
“しなやかさ”
を足す。
結果、めちゃくちゃ
“ライブ感あるUP”。
途中でアドリブの肩タッチ入る。
その瞬間、周りから小さく悲鳴。
投稿後:
「これ無料で見ていいの?」
「レベル違いすぎる」
「コラボ曲出して」
ラストに現れたのが、
TOMORROW X TOGETHERヨンジュン
完全に
“同世代エース同士”
の空気。
会った瞬間からちょっと距離が近い。
「絶対合うと思ってました」
「私もです」
この時点でオタクが倒れる予感しかしない。
撮影はほぼ一発OK。
二人ともダンス理解度が高すぎて、
アドリブでシンクロしていく。
最後、同時にウインク。
カット。
沈黙。
スタッフ「……やば」
その日の夜。
「星野瑠愛 × 男性アイドルチャレンジ集」まとめ動画が拡散。
再生数、数億。
コメント欄は一言で埋まる。
「誰とでもケミ作れるの何?」
そしてSNSトレンド:
・「ウヌ瑠愛」
・「ヒョンジン瑠愛」
・「グク瑠愛」
・「ヨンジュン瑠愛」
カップリング論争まで勃発。
楽屋でそれを見た瑠愛。
「…え、これ大丈夫ですか?」
スタッフ:
「もう止められないね」
数時間後。
・IVEメンバーとのガーリーver
・LE SSERAFIMとのクールver
全部アップされる。
どの動画でも、瑠愛は“相手に合わせて色を変える”。
なのに「自分の存在感」は消えない。
コメント欄はもうカオス。
「適応力どうなってるの?」
「誰とやっても主役級なんだけど」
「韓国デビューしてほしい」
最後、帰る前。
カリナが静かに近づく。
「今日、楽しかった?」
瑠愛、少し考えてから。
「…すごく。でも、また来たいです」
カリナが笑う。
「じゃあ次は、ステージで一緒にやろう」
そのやり取りを遠くから見ていたスタッフが一言。
「…これ、伝説の始まりじゃない?」
数日後。
「星野瑠愛、韓国活動示唆?」の見出しが世界中に出ることになる。