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第8話
〖面白いと腰を抜かすレミリア〗
――紅魔館。
レミリア「暇ねぇ……」
咲夜「お嬢様、お茶のおかわりです」
パチュリー「騒ぎがないのも平和でいいものよ」
美鈴「ですね~」
フラン「誰か遊びに来ないかな~」
その時。
美鈴「あれ?」
門の方に視線を向ける。
美鈴「霊夢さんと魔理沙さんが来てますね」
咲夜「珍しいわね」
美鈴「でも……」
美鈴は目を擦った。
美鈴「霊夢さんが二人?」
咲夜「……は?」
数秒後。
紅魔館の玄関。
レミリア「いらっしゃ……」
レミリア「…………」
霊夢「どうも」
亜霊夢「お邪魔するわ」
魔理沙「連れてきたぜ」
レミリア「」
ガクッ。
咲夜「お嬢様!?」
美鈴「レミリア様ー!?」
パチュリー「……あら」
フラン「わー!霊夢が二人ー!」
小悪魔「えぇ!?」
レミリア「な、な、な……」
レミリア「二人の巫女……面白い……」
そう言い残して。
バタッ。
咲夜「お嬢様ぁぁぁ!?」
魔理沙「腰抜かした」
霊夢「情けない吸血鬼ね」
亜霊夢「元気そうで何より」
すると。
パチュリーが本を閉じて立ち上がる。
パチュリー「なるほど」
パチュリー「並行世界かしら」
魔理沙「即答なんだぜ」
霊夢「やっぱり」
亜霊夢「そっちのパチュリーも頭の回転は変わらないのね」
パチュリー「そっち?」
亜霊夢「私の世界にも、あなた達はいるわ」
その一言で。
パチュリーの目が少し細くなる。
パチュリー「……なるほど」
パチュリー「興味深いわね」
一方。
亜霊夢の脳裏には。
もう一つの紅魔館が浮かんでいた。
――亜幻想郷。
そこに住む者達は。
レミリアも。
咲夜も。
パチュリーも。
美鈴も。
小悪魔も。
皆、今より少し大人びていた。
永い時を経て。
精神的にも、考え方も成熟している。
吸血鬼らしい余裕を持つレミリア。
達観した咲夜。
知識だけでなく経験も積んだパチュリー。
穏やかな美鈴。
そして変わらぬ忠誠を持つ小悪魔。
ただ一人。
フランドールを除いて。
亜フラン『遊ぼうよ!』
亜霊夢(ふふ……フランだけは昔と変わらないわね)
そんな懐かしさに浸っていると。
ようやく復活したレミリアがソファから起き上がった。
レミリア「……つまり」
レミリア「霊夢が二人……?」
霊夢「そうなるわね」
亜霊夢「そうなるわ」
レミリア「面白い!!」
魔理沙「復活早いんだぜ」
レミリア「咲夜!宴会よ!」
咲夜「はいはい、お嬢様」
パチュリー「結局そうなるのね」
フラン「やったー!」
亜霊夢「変わらないのね……」
そう呟く亜霊夢の口元には。
自然な笑みが浮かんでいた。
コメント
1件
きゃー!またまた東方のif世界読めちゃったよ〜!🌸✨ 霊夢が二人!?レミリア様が腰抜かすってどんな衝撃なんだろうって思ったら、納得の展開すぎて笑ったww しかもパチュリー様が即座に「並行世界ね」って推理するのさすがだわ〜🧠💕 亜霊夢の回想に出てくる大人びた紅魔館の面々…特にフランだけは変わらないっていう描写にグッときたよ😢✨「変わらないのね…」って呟く亜霊夢の表情、想像しただけでエモすぎる…!次も楽しみにしてるね⋆♡