テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠️注意⚠️
🇩🇪🇮🇹。🇮🇹🇩🇪に見えるかもしれません。
多分🇩🇪🇮🇹です。
自解釈過多につき解釈不一致などあるかもしれません🙏🏻
眼鏡としっかり着込んだシャツが特徴的なあるカンヒュ …ドイツは南欧のある国を訪ねていた。
彼が扉を叩けば、奥からちょっと待って!!という声とドタバタ何かをする音が。
どことなく心配するような苦笑いを浮かべて、大人しくドイツは家主を待つ 。
2分、3分程経ってからようやく…そして勢いよく扉が開かれた。待っていた彼にぶつかりかねない程。
「ごめんごめーん、待った?お客さん用のやつ見つかんなくってさぁ。」
「いつもよりは早いから良い。とりあえず入れてくれないか?」
「いつもよりは早いって何ー?まるでioが毎回遅いみたいじゃん。あ、上がって。」
「事実だろ。…お邪魔。」
出てきた家主もといイタリアは軽口を叩きつつもドイツを招き入れる。仏頂面で文句を言いながらも律儀に挨拶を口にする辺り、流石真面目なドイツといったところだろう。
そんな彼にいたずらっぽい笑みを浮かべて、イタリアは椅子を勧めた。勧められるがままに座りながら、辺りを見渡して一言。
「普段緩いくせに部屋は案外綺麗だよな。お前。……そういえば、お前が来て来て言うから来たんだが。なんの為にichを呼んだ?」
「案外って何?あー…んーとね。ティラミス作ったんだけど作り過ぎちゃって。君にあげよっかなぁって!」
「ティラミス……、何故ich?」
「君甘いもの好きでしょ。あと……んふ。」
「あと…なんだ?…お前はいっつもそうやってはぐらかすよな。」
誤魔化す様に口角を上げたイタリアに、思わず立ち上がって何とか言わせようとしたものの、彼は答えなかった。
そのままティラミスを取りに行ってしまう。
どこと無く悔しさを覚えながらも家主は彼。大人しく待つべきだと判断したらしい。一つ、ため息をつきつつ腰を落ち着け直す。
暫くしてから。どん、大きな音の後容器を抱えてイタリアは戻ってきた。一人分、いや二人分にしても多い、ココアパウダーがたっぷりかかったもの 。
何より先に食べ切れるのか、という不安がドイツの瞳に過ぎった。
「んー……?どしたのそんな顔して。 」
「……あ、いや。食い切れるのか?この量。」
「さぁ?残ったら持って帰って。」
「 お前ってやつは。」
不安を読んでくれたはいいものの、無茶振りをするイタリアに苦笑いを浮かべるドイツ。
見た目からして美味しそう……というかもう美味しいのは確定している為、持って帰ることに非は唱えなかった。
「断らないんだ。持って帰んの大変じゃないの?」
「まぁ大変だろうな。ていうか言いだしたのお前だよな……??」
「そーだね。ioだよ。」
「認めるのか。無責任だな……。」
会話を交わしつつもドイツの向かいにすとん、と腰を下ろす。取り分けて、食べ始めるまでは先程までが夢だったかのように静かだった。イタリアが口を開くまでは。
「ねぇ、ゲルマニア。君はさ。お菓子にもたまに意味があるの知ってる?」
「急に何の話だ?まぁ2月に贈る物に……」
「ううん。バレンティーノの話じゃない。花言葉みたいにお菓子言葉があんの。」
「そうなのか。……で、本当に急に何の話だ?」
「調べてみな。これ。」
いきなり菓子言葉の話を始めた彼が指差すのはティラミス。促されるがままティラミスの意味を調べたドイツは目を細めて、読み上げる。
「『私を元気付けて。』……。何かあったのか?」
「んは、深読みしすぎ。でもioね、君のそういうとこ嫌いじゃないよ。」
「それは有難いんだが。……深読みじゃないだろう?お前は何があっても言わないじゃないか。」
「……そう思うなら一緒に居て?……ていうかー……ほんと何でもないの。君と居たくて。ね?」
「……お前ってそういうとこあるよな、嫌いじゃないんだが。」
「真似しないでよ。」
ドイツはイタリアの言い方をあえて真似た。真似られた当の本人はくすくす笑いながらも不満げに文句を口にして見せた。柔らかくなった空気の中、二国の本音はきっとティラミスと一緒に消えていく。
コメント
1件
ちょっと読ませてもらったんだけど、めっちゃエモかった…!!ティラミスに「私を元気付けて」って意味込めてたの、イタリアの不器用な甘え方が尊すぎてキュン死にした😭💕 ドイツの真面目に調べるとことか、わかってて「深読みしすぎ」ってかわすイタリアとの距離感が絶妙すぎる…。ふたりの関係性がじわじわ伝わってくる日常回、大好きです🦉⋆♡
電波📡
224
66
💮はなまる💮@デザコン集計
1,611