TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

初めて、が奇跡だった

一覧ページ

「初めて、が奇跡だった」のメインビジュアル

初めて、が奇跡だった

13 - 第13話:2つの選択肢、答えは1つ

♥

507

2025年02月16日

シェアするシェアする
報告する

翌日――


りゆ「よしとくん!おっはよ〜!!」

よしと「、、おはよーー」

りゆ「昨日は残念だったね…」

よしと「うん。運悪かったな、あれは。」

りゆ「だねーー。でも、今度の休みは「晴れ🌞」予報だし、この日こそ!ってことでどうかな?」

よしと「良いよ!あ、ちなみに、その日も一日予定空いてるよ?」

りゆ「あ、本当?なら良かったっ!じゃ、この日で!」

よしと「オッケー(何で一日中いるんだろ?何かするのか?? ま、いいや。)」



そして、りゆ は学級代表の仕事で、他の教室に急いで行った。

俺はそのまま、教室へ向かった。

教室では、また、前のようにざわざわしていた。


よしと「(また何かあるのか、、?気になるし、もう一回盗み聞きしよ〜っと…)」


・・・


生徒1「だからね、私は、好きなんだってば!」

生徒2「でも….」

生徒1「だって、仕方ないじゃん〜!好きになっちゃったんだからさぁ!」

生徒2「そりゃ、そうだけど…」

「ま、良いよ!好きになるのは仕方ないし。その気持ちもわかる。もう言っちゃお!」

生徒1「う…うぅ… ありがとぉ…!」

生徒2「どういたしまして。んじゃ後は、来るの待つだけだね。、、」

生徒1「うん….!」


よしと「…(何の話なんだ、、、、?よく分からなかった… 一旦教室入るかーー)」


ガチャ… 俺は扉を開けた。



りゆ「ふぅ… !(あ!よしとくんだ!まだ教室入ってなかったのかな? 私も入ろっ。)」


教室の中では、よしとくんがクラスメートと話していた。


りゆ「(何の話だろう…?)」


生徒1「だからさ、ちょっと来てもらえる?」

よしと「分かった。」


りゆ「(よしとくん、連れてかれてる?……!)」

「あ….(そういや、杏ちゃん…..)」


誰かに告るって、言ってたっけ…

ってことは…

**よしとくんに告るんじゃ…!**もしかして、もしかして…



りゆ「うっ….(取られたくない、、、!嫌だ!うぅ…)」


でもたぶん、大丈夫だよね??だって、手紙に書いてあったもんね…?

うん、大丈夫。大丈夫だよ、私…!

そう自分に言い聞かせたけど、不安は消えなかった。


数分後――


杏「高見くん、ごめんね… 迷惑かけちゃって….」

よしと「…ううん、大丈夫。こっちこそ、ごめん…..気持ちに応えられなくて、、」

杏「ううん!全然!だってこれは、よしとくんなりの考えだから!私、伝えたかっただけなの。」

よしと「….そっか…ありがとう。」

杏「それを言うならこっちだよ。ありがとう。じゃあ、また。」

よしと「うん。」


りゆ「よしとくん!…」

よしと「…あ、ごめんごめん。ちょっと話ししててさ!」

りゆ「….告白されたの?」

よしと「(ギクッ)… うん、まぁ…」

りゆ「返事は何て言ったの??」

よしと「….ごめんなさいって言った。」

りゆ「、そうなんだね。(断ったんだ…!)」

よしと「自分の気持ちをしっかり言ったほうが、身のためだと思って。」

りゆ「そーだね。!その通りだと思う。だから、良かったんじゃないかな?この選択は。(私的にもね)」

よしと「だよな。やっぱ心強いし、安心するわ、りゆがいると。」

りゆ「えぇ、そう?そんなつもり無いんだけど…」

「でも、ありがとU!(嬉しいなぁ、、やっぱ!)」

よしと「うん!じゃ、教室戻ろ!」

りゆ「うん!(この計画、よしとくん、喜んでくれるかな?楽しみだな〜〜)」



よしとくんなら、きっと――!

この計画は成功するはずっ!

私は教室に戻って、この**「計画」**のことを考え直した――



初めて、が奇跡だった

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

507

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚