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休みなねレオン。無理しちゃダメよ!
レオン→「」
萎学→{}
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「ふぅ…………皆さんの部屋の掃除が終わりましたね。」
萎学君達と一緒に住み始めてから2ヶ月くらいたった。
今日も家事を頑張って居ます!
それにしても……………今日は朝から頭がボーッとしますね……………
今日寝た時間は……レポートに時間をかけ過ぎてしまい2:30に寝て………3:00に起きた………
30分あれば充分に寝れて居る様な気がしますが……
視界が暗くなってきた………………
立ちくらみでしょうか………
頭も痛いですね………………
ー数分後ー
「ん………………………………」
{あっ………目が覚めたか!お前、熱があるぞ?」
熱…………?自覚症状は無かったはず…………
{とりあえず!今日は一日休んでろ!!}
「でも………家事は……?」
{俺達でなんとか出来るから大丈夫だ!!}
「ありがとうございます………すみません…」
{じゃっ!また少し立ったら見に行くからな!}
ガチャッ!
行ってしまった…………………
熱を出してしまうなんて………従者失格ですね……
後で絶対に罰が与えられるはずです………
今回は何をされるのだろう……………
完璧でなくてはいけないのに…熱なんか出しては行けないのに……
なんとかして………動かなくては…………
まだ………家事の続きが残っているから……動かなきゃ……………
「、?!動け………………ない…………」
動けないほどの熱を出してしまったみたいですね………………………
もう…………いっその事今日は寝てしまおう…………
罰が下る事は確定しているのだから……もう……どうにでもなれ……………
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(おーい……!!!)
〈マノア様………それだけでは起きませんって…〉
ん………………?夢……でしょうか……
(あっ!!起きたよ!!起きた!!)
マノア様………………?聞いた事があるような………
(久しぶり!!レオン!!!)
「何故……私の事を………?」
(えー、レオン覚えてないのー?マノアだよ!!)
マノア…………名前は聞いた事があるが……思い出せない………………
〈私の名前を教えた方がわかりやすいかしら?〉
〈私は”ソラン”貴方の姉よ?〉
まさか……………私………………○んだのか…?
「お姉…………様………………、?」
ソランは覚えていたが……マノアさん……だけが思い出せない………………
〈大丈夫よ。無理に思い出さなくても。〉
(たーぶん私の事は思い出せないでしょー!)
〈最期に見た姿が残酷過ぎましたもんね…マノア様は……………〉
〈とりあえず。レオン。これだけは聞いて。〉
〈萎学君達は貴方を従者失格だなんて思ってないわよ。人は誰でも体調を崩す時だってある。貴方はずっと頑張ってたんだから、1日くらいゆっくり休んだって大丈夫なのよ!。貴方は自分らしく、、完璧に囚われずに生きなさい!〉
「………………………………(泣」
そう言えば、今まで……1日も休んだ事がなかった…………………
〈とりあえず。私が言えるのはこれだけ。だけどずっと貴方の事は上から見守ってるわ。だから……心配は……しないでね…!〉
(あっ!ちなみにー君は○んでなんか居ないよ?)
(ただ私達が夢に入りこんだだけだからー!)
〈マノア様…適当過ぎますって……〉
〈それじゃ。また会う日までさようなら。〉
〈頑張ってね。〉
(じゃねー!!また会いに行くからねー!!)
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「ッ………………………………」
{あっ!起きたか!!びっくりしたぞ!お前ずっと涙流しながら寝てたから…………}
どうやら1時間以上寝ていたようだ…………
「うっ………すみません……」
「後………すみません……熱を出してしまって………私……従者失格ですよね………」
{ん………?熱を出しただけで従者失格…?んなわけないじゃん!!熱なんか誰だって出すもんだろ?}
{しかも体調悪い時なんて動けないからな…}
{熱を出すほど頑張ったんだろ?たまにはお前だって休むのは大切だろ?だから…今日は遠慮なく休め!!}
「………………はい、!」
今までこんな事は無かった。お嬢様やソランは私が熱を出したら心配してくれたが…………両親が許さなかった………休むことは許されず……休んだら必ず両親に暴力を振るわれた………
萎学君達は……本当に優しいな………まるでお嬢様とソランみたく…………
今日はしっかり休んで…………明日からまた仕事をしなくては!
{寝たか……………おやすみ。レオン。いつもお疲れ様。}
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ー次の日ー
「回復しました!!昨日はすみませんでした…!」
{……まぁ、あんまり無理はするなよ!}
「…………はい!」
昨日は休むことの大切さを知った……………
ソランからも……萎学君からも教えてもらった…………後……マノアさんからも……
マノアさん……………思い出せない………
ー続くー