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※knut腐向け注意
kn視点
大先生が鉄砲で撃たれた。
信じたくないが、本当の事なんや。
ー病室にてー
zm「ペ神!!大先生は大丈夫そうなんか!?」
ps「傷口手当てしてるんだけど……傷が深すぎるせいで血が止まらないんだよね……貫通しちゃってるから…」
sho「手術すればええやん!!!」
ps「手術するって言っても……今の大先生に手術を乗り切れる程の体力が無さそうなんだよね……この傷だと、普通の手術とは違って大規模になるから……」
kn「でも、それで成功する確率があるんなら……」
ps「手術の事は大丈夫だけど…あとは大先生の体力によるよ。」
ut「僕……手術……受け……たい……」
kn「大先生ッ!!」
tn「鬱……!」
ut「手術……中に…死んじゃうかもしれへん……けど……僕は……ペ神のこと……信じてるから……」
ut「それに……まだ……死にたくないんだ……皆んなと……もっと……したいこと……沢山……あるから……」
ps「分かった。今から緊急手術の準備するね。」
ut「ありがと……」
ci「鬱兄さん!!絶対頑張って生きて下さい!!!」
shp「俺達は信じてます!!!」
zm「大先生が死ぬわけあらへん!!!」
sho「死んだら許さへんからな!!」
tn「鬱なら死なへんって信じとるで。」
em「健闘を祈っています!」
rb「頑張ってな!!」
ht「頑張って大ちゃん!」
os「頑張ってめう!!」
ni「鬱が死ぬわけ無いやろ。」
gr「必ず生きて帰って来い!!!これは統率命令だ!」
ut「うん……ありがと……みんな……」
ut「あ、そうだ……シッマ……」
kn「どうしたんや大先生っ!」
ut「手……握ってや……」
kn「……コレで……ええか?」
俺は大先生の手を優しく包み込む。
ut「えへ……やっぱりシッマの手……あったかくて……大好き……」
kn「大先生!!絶対生きて帰ってくるんやで!!!」
ut「うん……頑張るよ……!」
他のメンバーが見守る中、彼は手術室へと運ばれて行った。
俺達は、ただ大先生の無事を祈るしかなかった。
〜3日後〜
ps「みんな…!手術、成功したよ…!」
zm「マジで!!よっしゃああ!!!」
rb「大先生!!」
ut「凄い……僕……生きてるよ!!」
gr「よく生きて帰ってきたな!」
ps「一時はどうなるかと思ってたけど…大先生が頑張ってくれたからね!」
ut「えへへ!褒めてやー!」
ci「鬱兄さあああん”””!!!うわあああ!!””””」(号泣)
shp「鬱ッ兄さんッッ!!」
ci「生きてるうううう””””!!!生きてるよぉぉぉぉ”””!!!!」
ut「チーノ泣きすぎやで〜(笑)」
shp「心配ッ…したんスよッ……!!!」
kn「大先生ぇぇえええ!!」
俺は大先生に突撃する。
ut「うわあああ!?」
そして思い切り抱きしめた。
ut「ちょっとシッマ!?///」
kn「生きてて…良かった……本当に良かったッ……」
ps「ちょっとちょっと!!まだ怪我完治してないから!強く抱き締めちゃダメだよ!」
kn「ッ!!すまん……大先生……」
ut「ううん、大丈夫やで!」
ps「まだリハビリとか必須なやつもあるから、日に日に慣らしてこうね!あとしばらく食べちゃいけないものとかもあるから……」
ut「煙草は……?」
ps「念の為、しばらくは禁止ね!」
ut「嘘やろ……」
shp「兄さん、体調が良くなるまで我慢です!治ったら俺と吸いましょう!」
ci「ずるい!!俺も吸う!」
kn「抜け駆けすんなよ!お前ら!彼氏である俺が1番最初に大先生と吸うんや!」
tn「お前ら……一応此処病室やから静かにな……」
kn&shp&ci「はーい……」
それから数ヶ月間、大先生はリハビリを繰り返し行い続け、気がついた頃には、いつもの元気な大先生に戻っていた。本当に、生きてて良かった。
ut「シッマ!!」
ある日、俺を元気な声で呼ぶ彼が居た。
kn「大先生!!」
あの時の事が嘘のように、彼は元気になっていた。
kn「もうすっかり元気になったんやな!」
ut「うん!もうタバコも吸えるで!」
kn「それで……なんで俺を呼びに来たん?」
ut「シッマと行きたい美味しいご飯のお店があって!」
kn「大先生のオススメの店か!楽しみやな!支度してくるわ!」
ut「此処!新しく出来たイタリアンのお店なんやで!」
kn「はえー!!美味そうやな!」
ut「シッマはどれにするのー?」
kn「俺?俺はボロネーゼにするわ。」
ut「じゃあ僕はカルボナーラにするー!」
ut「いただきまーす!!」
kn「いただきま〜す!ん…うんま!」
ut「おいひい!!」
ああ…可愛ええ…マジでくそ可愛えええ…
kn「お前の笑顔、なんか久しぶりに見た気がするわ!」
ut「えへへ!そうかもね!」
kn「大先生…お前の1口貰ってええか…」
ut「ええよーじゃあシッマのも1口頂戴!」
kn「どぞー!」
久しぶりにこんなに楽しい時間過ごせたな…
帰り道にて
ut「めちゃくちゃ美味しかった〜!」
kn「それな〜また行きたいねんな〜!」
ut「あのさ…シッマ…」
kn「ん?…どうしたん?」
ut「これからも…僕達…ずっと一緒よな…?」
kn「当たり前やろ…なんやどうしたん?」
ut「…ちょっと不安になっただけやで!」
kn「…不安になることはないで!俺が居るんやから!」
ut「あんがとシッマ!元気出たわ!帰ろ!」
kn「おん!! 」
俺達の先には、また戦争などの死が伴う事が沢山あるかもしれない。
でも、大丈夫やで。大先生。
今度は俺がお前を守るから。
ハピエンルート編 【完】
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