テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「お父さん~ただいま笑」
「さぁ渉入って」
あわてて父が着替えてきた!
お母さん~
「何よあなたそのスタイルTシャツに背広?…にジーンズ…変えてらっしゃいあなた!」
エプロン姿の母も緊張してたのか。お玉を持ったままで出迎えた
渉さんが唖然としてた。
「これを…」
「何かしら…」
和菓子の包み箱を出した
「すみません…お気遣いありがとうございます」
出てきた父の川原荘司が楽なウェットスーツになってた。
お、お母さんお父さん着替えてるの?…
ずぼらな父を観た。
「それって兄さんのスエットでしょ?…」
「初めまして小早川渉と申します」
「娘が何か御迷惑かけてすみませんでしたねぇ」
父も何だか分からずじまいで
「なぁ美佐子…」
「何あなた笑っ」
「高島起業の警護についてた人だな君?」
「覚えててくれましたか笑っ」
耳の傍にあるホクロあるな
「これは痣ですよ」
私は渉さんに言った「痣なんてありました?」
「これは昔怪我してできた痣だよ笑っ」
そうなのね
「ねぇ翔子ちょっとお手伝いしてくれる?」
良いわよ。
ワンピースに母のエプロンをつけた。
来るって言うから。
お赤飯に好きな煮物、山菜の炊き合わせ、お刺身、
ねぇ翔子あなた達結婚したらいい
え?…
「孫の顔が観たいのよ!あなたもう31になるでしょ笑っ」
「…まあね」
飲んだら帰れない…
「泊まるなら部屋空いてるから笑っ」
「まってよ…お母さん小早川さんに聴いてみないと」
「美佐子~笑っビール持ってこい!!」
お酌した私が
乾杯~笑っ
「お前、早く結婚して孫の顔を見せろよ」
ブッ!!
「ちょっとお父さん…」
「よくよく見たら男前だな」
渉さん…
「両親と弟に会わせる」
洸さんとあってるわよ。
へ?…
「篠木さんと病室に見舞いに来てくれた時母も来てくれたわ」
そうか似てるだろ…
「双子なの?」
「違いますよ年子で」
結局父が酔いつぶれた。
「お父さんだらしなくないの…」
渉さんが両親の部屋に担いでいった。
真面目なお父さんですな。
仕事だけはきちんとして。私達を大事にして育てあげた。
誰か居たか?…
離れてる兄がいる事を話した。
「何してる人ですか?」
「お母さん兄さん何してたのよ?」
頭痛がした時
お母さん兄さん警察に来てたわよね!
警備隊とか…
「特捜隊、SATですか…」
「彼女を連れてきた」
「甲斐夏海さん…」
「甲斐夏海?…」
突然電話が鳴った。
「はい!川原です」
「外で出てくれませんか?…川島ですけど」
渉さんも出ていった。
何かが飛んできた!
「「「おめでとう!!!」」」
洸〰️!
「兄貴年貢の納め時だなぁ」
紙吹雪とクラッカーが舞い降りてた!
「川島警部補?…」
兄さん…
幸哉、夏海さんがいた…
ニタニタしてた
「翔子さんの小説読んだよ!」
「ええ!だってまた未完成よ!」
流れ星に織姫と彦星が書いてたよ!
あ…
試行錯誤になってた時に書いてた…あの文章…
結婚しょ翔子…
「見つめあい私小説辞める?…」
嫌書いてて事件を解決して欲しい…
キスされた。
愛し続ける人を見つけた…
翔子の眼から大きな涙が流れた
あ、あ、あ、愛してます渉さん…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!