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どうしてこうなった?
俺達は、今狼ゲームに巻き込まれてるはず……
なのに……なんでこうなってるんだ?
コウ「おい、リンタロウ。」
リンタロウ「何?コウ君?」
コウ「お前、ユキナリと近すぎるぞ。さっさと離れろ。」
リンタロウ「コウ君の方が近いじゃん♪コウ君がユキナリ君から離れてよ。」
ユキナリ(どっちも近いんだけど!?💧)
トモヤ「コウさん、リンタロウ君、ユキナリ君が困ってるから、二人とも離れてください!」
ユキナリ「トモヤ君!?」
コウ「そう言って、俺からユキナリを奪うつもりか?ユキナリは俺のだ。」
ユキナリ「俺はコウさんのものじゃないよ!?」
リンタロウ「聞き捨てならないな~。ユキナリ君は僕のだよ~♪」
ユキナリ「リンタロウまで何言ってるんだよ!?」
トモヤ「ユキナリ君は、小さい頃から僕と一緒にいるんだよ。ユキナリ君は僕のお嫁さんになるんです。」
ユキナリ「トモヤ君、どういうこと!?あと、俺は男だよ!?」
完全に修羅場だ…!
誰かこの状況どうにかしてほしい!
チエ「ユキナリ君、モテモテですね。いったい誰を選ぶんでしょうか?」
リツ「ユキナリ本人は困ってるけどな。」
ユキナリ(見てないで助けてほしいんですけど!?)
…前はこんなことなかったのに…。
というか、リンタロウは俺を恨んでるんじゃないの!?
なんで好きとか言ってくるんだ!?
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霜月ユキナリ
ここでのユキナリは、眼鏡と帽子は無しです。
狼ゲームを生き延びた後、寿命で亡くなったと思ったら、小学生時代に逆行していた。
前の世界で救えなかったトモヤをいじめっこ達から救い、トモヤの死を回避した。以来、トモヤとは親友である(トモヤがユキナリに親友以上の感情を抱いてるのを知らない)。
電車事件の日、リンタロウとミサキの両親を殺させないために、ユウヤを止めようとしたが、ユウヤの怒りを買ってしまい、深く刺されてしまい意識を失う。その後に、リンタロウとミサキの両親は殺されてしまった。
約2週間後に目を覚ましたら、病室で、両親と妹とトモヤに泣かれたり怒られたりした。二人の両親が殺されたこと、ユウヤは自殺したことを知り、激しく後悔し、リンタロウに恨まれても仕方ないと思っていた。
狼ゲーム参加者とは、狼ゲーム前に外出先やバイト先で偶然会っており、狼ゲームに参加させられたときは、皆から親しげに話しかけられた。
狼ゲーム中に、リンタロウに多めのスキンシップをとられたり、コウに迫られたり、彼らに負けないとトモヤから口説かれたりして、混乱している。
それでも、誰かが殺さないように、殺されないように、色々と動く。
藍沢トモヤ
ユキナリとは幼馴染みで親友。ユキナリに片想いしている。自分を救ってくれたユキナリに、自分は相応しいのかと考えており、ユキナリへの恋愛感情を本人に伝えていない。
電車事件の日に、ユキナリが意識を失ったと聞いた時には、目が覚めるまで見舞いに行っていた。ユキナリの見舞いに来ていた、リンタロウとミサキについては知っていたが、後ろ姿しか見ていないので、顔は知らなかった。
サトル、タケオ、チエ、ユウト、リツとは、ユキナリと遊びに出掛けていた時に会ったことがある。
狼ゲームに巻き込まれたのは、ユキナリが帰宅したという連絡がなく、心配になって駆け付けたら、黒パーカーの人物(リンタロウ)がいて、ユキナリが気絶してるのを見たことで、焦った彼によってスタンガンで気絶させられたため。
簡単に言うと、復讐目的ではなく、事故。
狼ゲーム中に、ユキナリがリンタロウとコウに口説かれてるのを見て、自分の想いを隠さないことを決めた。
飯田リンタロウ(本名:森リンタロウ)
狼ゲームの黒幕。
電車事件で、ユウヤに襲われそうになったところを、守ろうとしてくれて意識不明になったユキナリ、殺された両親の復讐のために、狼ゲームを開幕した。
実は、電車事件の当日に、同じ車両にいたユキナリを見て、可愛い女の子だと思い一目惚れした。ユウヤから守ってくれたとき、男と知った時はビックリした。
ユキナリが意識不明になって入院してるとき、毎日姉のミサキと一緒に見舞いに行っていた。
この時から、両親を殺し、ユキナリに大怪我を負わせたユウヤという殺人鬼を生み出したショウマ達、事件当日に自分達を見捨てたリツとタクヤ、事件後に心無い行動で自分達を傷付けたコウ達への復讐を決意した。
狼ゲーム当日、コウを狼ゲームに参加させようと尾行していたとき、コウがユキナリを気絶させて誘拐しようとしてたのを見て、コウを気絶させた。
その後、トモヤが走って駆け付けたの見て、焦ってしまい、トモヤを気絶させてしまった。
人気のない場所だったことや焦りから、参加させる予定はなかったユキナリとトモヤを、狼ゲームに参加させてしまう。
狼ゲーム中に、ユキナリをなんとかして外に出そうと考えていたが、コウがユキナリにストーカーしていたのと、トモヤがユキナリに想いを寄せているのを知り、ユキナリを自分に振り向かせようとする。
新村コウ
猫カフェで、落とし物のペンをユキナリに拾われて、ユキナリに一目惚れした。
以来、ユキナリの個人情報を調べ尽くして、ユキナリを自分だけのユキナリにしようと企むストーカーになった(本人は無自覚)。
狼ゲーム当日、ユキナリと同棲して(ユキナリを監禁して)、自分しか見れないようにしようと、ユキナリをクロロホルムで眠らせて気絶させて誘拐しようとしたが、黒パーカーの人物(リンタロウ)に後ろから気絶させられて計画は失敗。
狼ゲーム中に、ユキナリを自分だけのユキナリにしようとアピールしているが、リンタロウとトモヤによって邪魔されるのでイライラしている。
ユキナリ「ここは……あのときの最初の部屋…」
俺は、霜月ユキナリ。
どうやら、前回と同じように、狼ゲームに参加させられたみたいだ。
…俺は、逆行者なんだ。
寿命で死んだと思ったら、小学生時代に戻っていた。
前の人生では、俺が逃げたことで救えなかった、トモヤ君、リンタロウとミサキさんの両親。
今回は、トモヤ君を見捨てなかった。
いじめっこからトモヤ君を庇って、大怪我したけど後悔してない。
トモヤ君を助けることができたから。
因みに、俺が大怪我したことで、両親が学校側に苦情入れたからか、いじめはパッタリと止んだ。
その後は、トモヤ君とは親友になった。
トモヤ君の未来を変えることはできたけど…電車事件の未来は、変えることができなかった。
ユキナリ「ユウヤを止めるために動いたけど、俺は刺されて意識を失って…リンタロウとミサキさんの両親は死んでしまった…。二人から恨まれても仕方ないな…。」
二回目だから、謎解きは同じだった。
俺はアッサリと鍵を見つけて、ドアを開けた。
ミサキ「あ!やっと来たで!」
前の時と同じだ。
俺はショウマさんより前に出た。
ユキナリ「えっと…ここは…?」
トモヤ「ユキナリ君!」
ユキナリ「え!?トモヤ君!?Σ(゚Д゚ υ)」
今回は、前回と違うことが起きてた。
会場にトモヤ君がいたんだ!
なんで!?俺は分かるけど、トモヤ君はあの事件に関係ないはず…。
マキ「あれ?あなた…前に仕事帰りに寄ったカフェのバイトの店員君じゃない!」
ユキナリ「え?…あ!あの時、サンドイッチとカフェモカを注文した方ですね。(店に来た時は本当にビックリしたけど…)」
タクヤ「お前、あの時の花屋のバイトの…」
ユキナリ「えっと…あ!あの時のお客さんですか。彼女さん、喜んでましたか?」
タクヤ「ああ、あの花束見せたとき、彼女凄い喜んでくれたんだ。ありがとうな!」
タケオ「お、思い出したぞ!どっかで見たと思ったら、娘と行った遊園地で会った!」
リツ「えっと……ああ!スーパーマーケット行ったとき、私のハンカチ拾ってくれた!そっちの背の高いヤツ、イトちゃんの紙留め拾ってくれたよな!」
リンタロウ(!?嘘でしょ…コイツら、ユキナリ君に会ったことあるの!?)
そして、もう一つ違うことは…俺が狼ゲーム参加者の全員と面識があったこと。
バイト先、1人で出掛けた時、トモヤ君と出掛けた時、妹と出掛けた時、大学の帰り道とか……
ガチャッ
ショウマ「ふぅ、やっと出られたぜ。」
チエ「あ、出てきました。」
やっぱり、最後にはショウマさんが出てきた…。
ユキナリ(…そして、女性達を口説いてる…。でも…本性は……。というか、ショウマさんとは一度会ったんだけど、俺のこと見ても分からないだろうな。それは、安心した。)
ショウマ「あれ?…君!あの時助けたお嬢さんじゃないか!ショートカットにしたの?男っぽい服着てても可愛いね~♪」
ユキナリ「ええ!?(な、なんで覚えているんだ…というか、分かったんだ!?今は普段着で、女装させられてないのに!?)」
ショウマ「なんで知ってるの?って顔してるね。前に変な男にナンパされて困ってたの助けたじゃん。俺は赤村ショウマ。今度俺とお茶でもどう?」
ユキナリ「い、いや、あの…」
リンタロウ「ねぇ、(僕の)ユキナリ君が嫌がってるじゃん。ユキナリ君は男の子だよ。それにしつこい男は嫌われるよ~♪」
ユキナリ「わっ!?」
ショウマ「え?男?(◎-◎;)」
ショウマさんからの誘いに戸惑ってたら、リンタロウが後ろから抱き寄せてきた。
なんで?
コウ「おい、リンタロウ。俺のユキナリに手を出すな!」
ユキナリ「は!?何言ってるんですか!?俺はあなたのじゃないですよ!💦」
まだ狼ゲームの開始宣言も説明がないのに、なんか逆行前と違ってて、別の意味で殺伐としてきてるような…。
どうしてこんなことに…。
トモヤ「……(ユキナリ君が、取られちゃう…。そんなの……嫌だよ。)」
高山マキ
ユキナリとは彼のバイト先のカフェで会った。仕事で疲れていた時に可愛いカフェモカのデザインを描いてくれた、サンドイッチと美味しいカフェモカを用意してくれたのがユキナリなので、覚えていた。
土屋タクヤ
彼女のユミカへの誕生日プレゼントに、花を買いに行った際に、当時そこのバイトをしていたユキナリと会う。ユキナリからおすすめの花を聞いて、デザインした花束をプレゼントしたら、ユミカがとても喜んでいたのでユキナリには感謝している。
電車事件の日に、リンタロウ達を助けようとして刺されたのがユキナリだったことは気付いていない。
小島タケオ
娘と会って遊園地に行った際、娘が迷子になり、探していた時に一緒に探して見つけてくれたのがユキナリとトモヤだった。娘を見つけてくれただけでなく、泣いていた娘を笑顔にしてくれた恩人だったので覚えている。
神木リツ
双子の妹イトカとスーパーマーケットで買い物中、落としたリツのハンカチ、イトカの髪留めをユキナリとトモヤが拾って渡したため、覚えていた。
電車事件の日に、リンタロウ達を助けようとして刺されたのがユキナリだったことは気付いていない。
赤村ショウマ
仕事が休みの日、ナンパされていた女装したユキナリに会って助けたことがある。助けた後に直ぐに逃げられたが、凄く可愛かったので覚えていた。
実は、その日のユキナリは妹とババ抜きして負けた罰ゲームで女装していた。女の子と勘違いされてナンパされていたのをショウマに助けられたが、逆行前の記憶があり、ショウマと関わるのは嫌だったので直ぐに逃げた。
その後、メリーとウルフが現れて、俺たちは狼ゲームについての説明を受けた。
説明を聞いてプレイルームから出た後、皆でそれぞれ分かれて、探索することになった。
前の狼ゲームの際には、一緒に探索したのはリツさんだった。
でも、俺が違う選択をしたからか、トモヤ君がいるからなのか、今回は……
ミサキ「よろしくや、ユキナリ君。」
ユキナリ「う、うん。よろしくね、ミサキさん。」
ミサキさんと一緒に探索することになった。
前と違うから驚いたけど、俺は誰か殺す気はないこと、恨んでるならここで殺してもいいという意思を、ミサキさんに伝えるチャンスだと思った。
ユキナリ「あの……ミサキさん。」
ミサキ「なんや?ユキナリ君。」
ユキナリ「えっと、ちょっと変なこと聞くけど……俺達、どこかで会ったことある?」
ミサキ「え…?」
ミサキさん、戸惑ってる…。思い出したのかとか、俺が真相に気付き始めたと感じたのかな。
ユキナリ「あ、勘違いだったら、ごめんなさい。えっと…なんか…その……ごめん、そんなわけないよね💦。さっきの忘れていいから。」
ミサキ「う、ううん、ええんや💦。」
ユキナリ「と、とりあえず、探索しようか💦」
そして、俺達は探索して回った。
皆の盗撮写真が飾られていて、驚いた。
ユキナリ「あれ?」
ミサキ「ユキナリ君、どないした?」
ユキナリ「この写真…俺とトモヤ君が写ってる写真なんだけど…皆の写真は一人しか写ってないのに…なんでこの写真だけ?って思ったんだ。」
ミサキ「ほんまや。なんでやろ?(こ、これ、コウ君のカバンの中身を確認した時に、複数枚入ってたユキナリ君の顔が写ってる写真の中の一つ…なんだよね(・_・;)。トモヤ君の顔は見えない、後ろ向いてるのは…たぶんコウ君はユキナリ君を…(;‘∀’)。)」
他にも見てみようと、教室中を回ってみたところ、一つの机の中に、ユウヤのいじめの内容の寄せ書きを見つけた。
ミサキ「な、なんやこれ…」
ユキナリ「これは…いじめの内容だよね…昔のトモヤ君へのいじめと同じくらい、凄く酷いな。」
これは誰が書いたものか、俺は分かる。
彼が分かってくれるかどうか…でも、止めるしかない。
探索を終えて、情報共有を終えた後、皆それぞれの場所でくつろいでいた。
リンタロウ「(o^―^o)」
ユキナリ「あの…リンタロウ?(・_・;)」
リンタロウ「な~に?ユキナリ君♪」
ユキナリ「……なんで抱き着いてるの?(・_・;)」
リンタロウ「ユキナリ君、暖かいんだもん~♪」
どうしてこうなった?
リンタロウが俺に引っ付いて離れてくれない。
トモヤ「リンタロウ君、ユキナリ君を放して。」
コウ「……リンタロウ、ユキナリに何をしている?」
ユキナリ「トモヤ君?コウさん?」
リンタロウ「警戒しないでよ~♪ユキナリ君とくっついて温めあってるだけだよ~♪」
トモヤ君はともかく、なんでコウさんまでいるの?
あと、リンタロウなんで離れてくれないんだよ。
俺は早くお風呂場に行かないといけないのに!
確か一日目は、狼はタケオさんで、殺されるのはマキさんだ。
犯行とかも覚えている。
なんとかしてそうならないために阻止しに行きたい……。
トモヤ「リンタロウ君、ユキナリ君が嫌がってるよ。」
コウ「さっさと離れろ。」
リンタロウ「い~や~だ~♪」
でも、そのためにはこの状況をどうにかしないと。
どうやってこの三人を突破すれば💦。
森ミサキ
リンタロウの姉。狼ゲームの黒幕(共犯者)。
リンタロウと同じで、電車事件のきっかけになった人達が、何も変わっておらず自分のことしか考えてないことに絶望して、心の葛藤がありながらも、リンタロウと共に復讐を決意した。
助けてくれたユキナリには感謝していて、リンタロウの想い人であるのでリンタロウを応援している。
ユキナリとトモヤが参加させられた時、リンタロウから事情を聞いて二人を外に出そうと色々と考えている。
狼ゲーム中であるが、トモヤがリンタロウの恋のライバルになっていること、コウがユキナリにストーカーしていることから、早くユキナリを逃がしたい使命感と、どうしたらリンタロウとユキナリが仲良くなって付き合うかという楽しみを抱いている。