コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
瑠璃と解散し、私は自分の教室に戻り、扉を開けて自分の机に向かうと、、、
「え、、、?なに、、これ、、」
なんと机には、
「瑠璃の近くにいるゴミ」や、「陰キャのくせに瑠璃の傍におるな」など、瑠璃に関係する事も書かれてあったのだ
「誰…?こんな酷い事したの、、、」と、私は恐怖で震えながら声を振り絞った。
するとクラスメイトが、、
「え〜?こんな酷い事誰がしたんだろ〜。美咲が可哀想じゃーんw」
と笑いながらそう言ったのだ。その子は瑠璃と仲が良く、しかも瑠璃に振られた子だ。瑠璃が振ってからは、瑠璃も気まずいのかその子と話してないのだ。私は振ったという話を瑠璃から聞いていたのでその子は嫉妬から私の机に書いたのでは…?と思ってるが確信が無いので私は黙った。
「どうしたの〜?消せないなら私が消してあげよっか〜?w」
「いや、、、大丈夫、、。自分の机だから自分で消すよ」
そう言いながら笑ったが、ちゃんと笑えたかはわからない。ただ、その子の顔が凄く怖い顔をしていた。何故かは分からない。
チャイムが鳴って先生も来たので、その子は何も言わずに自分の机に戻り、私は急いで机の落書きを消し授業に集中していたが、どうしても、恐怖が消えなかった。
そして、授業が終わり、私の教室に瑠璃が来た
「美咲ー!!!来たよー!!!!」
「あ、瑠璃、今行く。」
そう言い次の授業の準備だけして瑠璃のとこへ行った。
「美咲!!あと少しで終わるね!カラオケ楽しみだな〜!」
「そうだねw」
「…?なんか美咲元気ない…?どしたの?」
「あー…なんでもないよ!ちょっと授業で疲れちゃってw」
「ふーん…そっか!まぁ疲れるよね〜僕もさ〜…」
(やっぱり瑠璃に伝えた方がいいのかな…。でも昔のようにはなりたくないし、でも先に言った方が解決する…?うーん」
「…き…さき…美咲!!!!」
「へ、、、?え、?な、なに?」
「もう!僕の話聞いてるの〜!?」
「あ、、ご、ごめん。それでなんだっけ…?」
「だから〜!今日の放課後!カラオケ行ってカフェ行ったあとどうする?って!」
「あ〜…。私課題が残ってるからカフェ行ったあと帰るよw」
「え〜…そっか〜わかったよ〜」
「うんwごめんね」
「じゃあそしたら今度は美咲の行きたいとこにしよ!」
「えー?私の行きたいとこ〜?」
「そー!!!美咲とならどこ行っても楽しいし〜!」
「昔は退屈とか言ってたのにねw」
「うぐ…それは〜昔の話!今は違う!」
「はいはいw」
と話しながらふと教室の方を見ると、チラチラと私の方を見てコソコソと話してるクラスメイトの姿があったのだ。
私は怖くなり、早足でそこから離れようとすると
「え!?!?美咲!?!?急にどうしたの!?!?」
と後ろの方で瑠璃の声が聞こえるが、私はとにかくそこから離れたい一心で行ってたため瑠璃の声が聞こえなかった。
ふと我に返ると、瑠璃が息切れしながらこっちに来て、
「美咲…急にどうしたの…。」
「あ、、、瑠璃ごめん。急に走り出して」
「それはいいんだけど、、何かあるなら相談して…?」
「ほんとになんでもないよ。」
「それならいいんだけど、、、ちょ、ちょっと休憩、、、」
(そんなに急いだのか、、、なんか、、申し訳ないな、、)
「ほんとごめんね、、、」
「全然いいよぉ…。ふぅ…。あと少しで授業始まるけど、、どうする?」
「教室に戻らなきゃね、、。」
そう言いながら下を向き、涙を必死に堪えていた
すると、何かを察したのか瑠璃が、、
「うーん。サボらない?」
「、、、、え、、?」
「たまにはさー!サボりたいよねー!!!」
「で、でも、怒られるよ…?」
「大丈夫大丈夫ー!気分悪くなってましたー!とか言ったらなんとかなるよー!」
「ほんとになんとかなるのかなww」
「なるなるー!w」
「じゃあサボろうかな…w」
「そうこなくっちゃー!w」
そう言い瑠璃と最後の授業だけサボり、その時間だけが凄く楽しかったのだ、、、。