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第41話 黒龍の魔力
nc side
黒龍の魔力の使い方。ガイストに僕には黒龍の魔力の気配を微かに感じると言われてから、改めて自分に流れる魔力の流れに意識を向けると、確かに黒龍の存在を感じた。恐らく、僕だけじゃなく今までのムーンライズ一族全員に微かに黒龍の魔力を思わせる部分があったんじゃないかって今では思う。
今まで僕達は黒龍がベスティエの地に災いを振り撒いた張本人で、復活を阻止するために封印し続けてきた。まぁそれが結果的に元凶だった白龍を封印し続けてきたことに繋がるわけだけど。だけど今、その白龍を討伐するために僕達七つの王冠はいる。こんな悲劇を繰り返さないために、この黒龍の魔力を使いこなさないといけない。…だけど、どうやって?
そんな疑問が頭の中で行き交っていると、1つの言葉を思い浮かべた。「黒龍の意志と共に」。この意志はきっと黒龍のあの言葉、白龍ウンハイルとこの街を頼む…つまりこの2つを救って欲しい、何とかして欲しいと思っているんだろう。街のことは分かるけど、なぜ白龍ウンハイルのことも任されたのだろう?一先ず攻撃をして確実に一撃を入れられる状態にしないといけない。そのためには…!
ナハト(nc)
「ガイスト、リリア…!僕に力を貸して!」
リリア・エーテルワイズ(li)
「おっ、いいじゃ〜ん!それで私達は何したらいい?」
ガイスト(md)
「何でも…言って。」
その2人の返事を聞いて、僕は目を瞑り集中する。自分に流れる黒龍の魔力がどんどん強くなっているのが分かった。そしてその魔力を1つの糸のようにしていく。黒龍の意志と共に。それは、黒龍の意志を共に昇華してくれる仲間、そして練り上げたこの魔力を渡して困難に立ち向かう。きっと黒龍の魔力の真の使い方は、仲間達と連動して初めて真骨頂に達することができるものなんだと理解した。
nc
「黒い意志。」
その魔法は、黒龍の魔力を相手に分け与えるもの。初めて聞く魔法の名前のはずなのに自然と出た。きっとどこかで自分の先祖が黒龍と共に困難に立ち向かおうとした時、僕と同じものを使ったんだろうな。
md
「これは…黒龍の魔力……。」
li
「結構膨大な力かと思ってたけど、いざその魔力が流れてると違和感あるかも〜…。もしかしてナハトが私達に扱いやすいように調整してくれた?」
nc
「まぁ、ある程度は…。」
li
「それならもうあとはさっとトドメ刺せばいいね。ナハト、ここが一番の正念場だよ。外さないでね!」
nc
「…うん。」
そして2人は黒龍の方に向かってそれぞれ魔法を放つ。
md
「…黒の雷撃。」
li
「龍の威嚇…そして、白黒の鎖! 」
2人の魔法は白龍に的中し、リリアによって頑丈に拘束された。いよいよ白龍と決着をつける時だ。僕達は新しい明日を手に入れる。
nc
「…黒の斬撃。」
僕の放った強烈な斬撃は白龍の体を一刀両断した。白龍は何とも言えないような苦痛な悲鳴を叫びながらその命を終えた。黒龍の魔力を存分に使っての一撃だったせいなのか、恐らく僕にだけ黒龍の心の声が聞こえた。
黒龍フリーデ
「…さよなら、我が好敵手。次に相対する時は、もっと共に歩めることを…ここに祈る。」
To Be Continued………
田中なす@末
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らみょん
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コメント
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第41話、読み終わったよ〜!!😭💕✨ 黒龍の魔力が仲間と連動することで真価を発揮するって概念、めっちゃエモくない!?黒龍の意志と共に…ってフレーズが胸に刺さった…。 リリアの「外さないでね!」もガイストの短い信頼の言葉も、ナハトを信じてる感じが伝わってきてキュンきた!!💖 白龍との決着、黒龍の最後の祈りの言葉が切なくて、もっと二人の関係知りたくなったよ…次回が待ち遠しい!!🔥