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#さのじん
#snjn
のりもちさん
6,242
仁人side
あのあと、泣きながら帰った夜も涙が止まらなかった
朝起きて鏡で顔を見ると、案の定目は赤く腫れていた
最悪…
そんなことを思いながら駅に着くとそこには勇斗がいた
俺は気づかないふりをしてそのまま前を通り過ぎようとした
すると、
ガシッ
仁人「っ……」
勇斗「仁人、話を聞いてほしい」
勇斗に腕を掴まれ話しかけられる
でも、俺は掴まれた腕を振りほどき先に駅に着いていた太智のもとへ走った
仁人「太智〜! おはよ!」
太智「おー、仁人おはよ……なんや、目腫れとるやないか」
そう言いながら太智は俺の目元をそっと撫でた。
仁人「ま、まぁね……」
言い訳も思いつかず俺は素直に肯定してしまった
太智はそれ以上何も聞かずいつも通りに接してくれた
そんな太智と話しているといつの間にか教室に着いていて俺は自分の席に座った
仁人「はぁ……」
思わずため息が漏れてしまう
すると、
勇斗「じ、仁人。今日一緒に帰らん? 話したいこともあるし……」
仁人「……一緒に帰らないし話すことなんてない」
俺は冷たく言い放った
勇斗「あれは誤解なんだって。お願い話だけでも聞いてほしい」
仁人「はぁ……」
何を言ってもめげない勇斗に困っていると、
太智「ごめんな〜勇斗。今日、仁人は俺とご飯行く約束してんねん」
太智が俺の肩に腕を回しながら言った
それを聞いた勇斗は何も言わず大人しく自分の席に戻っていった
仁人「太智、ありがと……」
太智「ええよ。また困ったことあったら言いや」
そう言って笑う太智の笑顔は眩しかった
──────────────────────
勇斗side
朝、俺は仁人が乗る電車の時間に合わせて駅に行き仁人を待っていた
……あっ、仁人だ
けど、近づいてくる仁人の目は少し赤くなっていた。
それを見て胸が痛んだ
仁人は俺に気づいていないのかそのまま目の前を通り過ぎようとした
俺は慌ててガシッと仁人の腕を掴んだ
仁人「っ……」
勇斗「仁人、話を聞いてほしい」
俺は仁人に話しかけたけど仁人は何も言わず腕を振りほどいて太智の方へ走っていった
教室に着き自分の席で荷物を下ろしながらため息をついている仁人に近づいた
勇斗「じ、仁人。今日一緒に帰らん? 話したいこともあるし……」
仁人「……一緒に帰らないし話すことなんてない」
仁人は俺に冷たく言い放った
勇斗「あれは誤解なんだって。お願い話だけでも聞いてほしい」
仁人「はぁ……」
めげずに話しかける俺を仁人は呆れた顔で見てくる
すると、
太智「ごめんな〜勇斗。今日、仁人は俺とご飯行く約束してんねん」
太智が仁人の肩に腕を回しながら言った
それを聞いた俺は今は何もできないと悟り自分の席に戻った
……でも、これで諦めると思うなよ
コメント
2件
うひゃー!✨ 🩷さんの責めターン来ましたね✨🤭 続けも楽しみにお待ちしております!
第7話読み終えたわ──めっちゃ胸がギュッとした。 仁人の「一緒に帰らないし話すことなんてない」って冷たい言葉の裏に、あの夜泣き腫らした目の記憶があってさ。それを太智が「なんや、目腫れとるやないか」ってそっと撫でるだけで何も聞かずにいてくれるの、優しすぎて泣ける。 ラストの勇斗sideの「これで諦めると思うなよ」で文体が急に熱くなって、お、ってなった。この3人の関係、どう転ぶかめっちゃ気になる🔥