暑い夏
ミーンミーンミーンジジッ
今日もセミがうるさく鳴いていた
今は午前12時半をすぎていた
(私)「今日もうるさいしあっついなぁ、?!」
(雪)「お前の声の方がうるせぇぞ、笑」
(私)「ふざけんなw」
今日も私の幼馴染の雪斗と駄弁っていた
(私)「あ〜、補修ダル、」
(雪)「頑張れよ、笑」
(私)「うざッッ」
雪斗はイケメンな故に勉強もスポーツもできる
女子の理想で完璧な男子だった
私もこんなイケメンが幼馴染で鼻が高かった
(雪)「そういえば最近事故増えてるよな」
(私)「確かに、一昨日だっけ?バイクと車の衝突事故」
(雪)「ほんと事故とか無くなって欲しいよな〜」
(私)「それな、横断歩道通りにくいし、気になるし!」
(雪)「いや、気になっちゃダメだろ」
(私)「人間ってそういうもん!!!」
(雪)「は?w」
(私)「あははっww」
(雪)「ったく、w」
雪斗が呆れながら笑っていた
気づかなかった
横から来ている黒い物に
キキーッドンッ
(私)「うぇ?!えっ?!なにこの音?!?!」
数十秒経っても雪斗からの返事はなかった
だって、横で倒れていたから
(私)「、え?」
私は困惑しながらも雪斗をさすった
(私)「雪斗?あれ、?おかしいな、ッ笑」
微かに声が聞こえた
(雪)「だい、じょうぶ、ッか、」
(私)「大丈夫だよ、ッ、それより、雪斗、ッ、あ、ぁ、ごめん、ぁ、どうしたらっ、、、ッ」
(雪)「大丈夫なら、よかった、、っ」
(私)「ぁ、待って、ッ、ごめんなさい、ぁ、ッ」
(雪)「あ〜、、伝え忘れてたなぁ、、試合に勝ったら言おうと思ってたのに、笑」
(私)「雪、ゆき、、、と、雪斗、?」
(雪)「ゆう、好きだよ、世界で一番、愛してる、試合に勝ったら言うつもりだった、笑」
(私)「ッ、、私、ッだって、ッッッッ好きッ、だよっ、、、」
(雪)「ははっ、w嬉し〜、こんな場面になっちゃってごめんな、笑」
(私)「全然、っ嬉しいよっ、嬉しいっ、、、」
(雪)「、、、」
(私)「あれ、ッ?、ぁ、雪斗、?」
雪斗の息が途絶えた瞬間だった
(私)「ハッ、へ、?!あ、ぁ、?ゆき、雪斗、、ぅ、うぁ、、、」
(雪)「あ?どした?笑」
(私)「へ、っ?」
あれ、雪斗、雪斗がいる、あれ?なんで、だってさっき、、え?
時間をみた
午前12時半をすぎていた
(私)「あれ、?」
(雪)「そういえば最近事故多いよな〜」
さっき見たのは幻覚?ゆめ?
雪斗はさっきと全く同じことを言っていた
(雪)「?ゆう?」
(私)「あ、あ、うん!確かにね!」
(雪)「どした?体調悪い?」
(私)「い、いや!全然!!💦」
(雪)「そっか、」
(私)「うん!!!」
(雪)「うるせー、笑」
(私)「えへへ、」
なぁんだ、夢か、よかったぁ、、、びっくりした
あんまりにもリアルでほんとかと、笑
あ、信号機、信じてるわけじゃないけど、一応、ね?確認しよう
(私)「ぁ、あ?!雪斗!!!車!!」
(雪)「ぇ、?!ぁ、ほんとだ!」
(雪)「ぶっねー、焦った〜、マジ助かった、サンキューな」
(私)「う、うん、、」
あれって、正夢だったの、?
よかった、、今度は助けられた、、
、あれ、”今度”は、?
今度って、あれ、?
(雪)「あ、そういえば、ゆうさ、今度のサッカーの試合見に来てくれる?」
(私)「、、、」
(雪)「ゆう?」
(私)「え?あ、うん!!見に行くからね!」
(雪)「!マジ!よっしゃ!俺めっちゃ頑張るから!応援よろしくな!」
(私)「わかってるって!」
(雪)「おう!」
この日はなにも起きずに1日が終わった
翌日
(私)「おはよ〜!!ゆ〜きとっ!」
(雪)「おう!おはよ!」
(私)「今日どこいくー?」
(雪)「とりま買い物行こうぜ」
今日は雪斗と遊ぶ約束をしていた
(私)「おっけー」
ガシャんガランッコロコロ
(私)「ん?」
あ、雪斗が倒れてる
、え?雪斗が、倒れて、、、る?
横には倒れている雪斗と割れた花瓶が落ちていた
あれ、これも、、夢、、だよね、、?
私は自分の頬をつねった
(私)「いたッ」
痛い、痛いじゃん、ほんとなの、?ちょっと待ってよ、笑
心の準備なんてできてないよ、ッ、
車が通り過ぎようとしていた
あ、雪斗に会いたい
会いたい、会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい
あ、そっか、私も雪斗と同じ場所に行けばいいんだ!
待っててね!雪斗!今行くから!!!
ドシャッキキーッドンッ
(子)「キャー!!!!!」
周りからは甲高い声の悲鳴が聞こえた
隣には冷たくなった雪斗
どんどん痛みが引いていく
あれ、これなんか見たことある気がするなぁ、
なんでだろ、、、
あれ、?なんで、雪斗が消えていく、、
待ってよ
なんで?待って、待ってよ、、!!!!!!!!
とある病室では
容姿の整った男子高校生と○○の家族がいた
容姿の整った男子高校生は静かに涙を流していた
○○の家族は病室から出て大声で泣き叫んでいた
病室に鳴り響くのは心電図からのピーーーーーーーーーーーという音だった
ベットに寝転がって顔に白い布が被せてあるのはとある女子高校生
男子高校生は片手に松葉杖を持っていた
静かに涙を流し、彼女の手をとって男子高校生は囁いた
(雪)「待ってよ、泣」
(雪)「待っててよ、、、俺が逝くまで、ッ、泣」
コメント
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見るの遅くなっちゃってごめんなさい ちゃんと見るので、 コメントもするので、 帰ってきてください 待ってますね
感想、、、