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9年前のある日、キングスカラー王家とポートマー伯爵家での婚約が行われた。当時11歳のレオナ第2王子とその3歳年下で8歳のフェリシア伯爵令嬢との婚約が決定した。貴族のもの達は王子の相手にしては低い身分、それは彼が第二王子だからなのがかもしれない。と噂していた。彼の婚約者であるポートマー伯爵家は獣人族の家庭ではなかった。その背景には一族が交易が盛んな豪商であること、彼らの祖先はかつて別の大陸から夕焼けの草原へと貿易をしに他国の文化を広めにやってきたのが始まりだった。当時の王はその功績を称え彼らに爵位を与え貴族としての地位を与えた。だからこそフェリシア含む一族は皆人間であった。フェリシア伯爵令嬢は教養はあるものの我儘で典型的なお嬢様と言ったところだった。
ダークブロンドの髪に日差しの強い国ならではのそばかすの跡、典型的な白人だった。そして彼女の家もレオナ王子と同じく魔法の強い家系であった。
そして時がたったある日、婚約者のフェリシア嬢は他国の魔法士育成学校へ入学した。その時点で王子が2年生の19歳、フェリシア嬢が16歳まで成長していました、彼らの関係は順調だ、とよく社交界での噂になっていました。なんていったって毎回毎回王子のマジフト大会に出向いたり、ホリデー期間の舞踏会の2人の雰囲気はとても良かったり。フェリシア嬢の明るい性格が王子に少しばかりか影響を与えていたのでしょう。3歳年下とは思えないほど王子を振り回していたフェリシア嬢は社交界の壁から花へと生まれ変わり人気者へと変わりました。その現状まで上り詰めた何より1番の証はキングスカラー王家から贈られたファミリージュエリーのおかげもあるでしょう。最高級のエメラルドであしらわれた婚約指輪とネックレスのペアが贈られたのです。これは彼女が王家の一員としての証でもありました。貴族の令嬢たちは彼女に媚びを売るしかないのです、たとえ彼女が耳や尻尾を持っていなくても。でもフェリシア嬢が一番の笑顔を見せるのは社交界ではありません。レオナ王子と二人でいる時です。それは紛れもない愛でしょう。
コメント
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お読みになりました!第1話、とても素敵な導入でしたね。8歳と11歳から始まった婚約が、年月を経て互いに成長していく様子が鮮やかに浮かびました。特にフェリシア嬢が「社交界の壁から花へ」と変わる姿に胸が熱くなります。彼女が一番の笑顔を見せるのがレオナ王子との時間というのも、とても甘くて素敵だなと感じました。続きが気になります!
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#CP要素あり
林檎飴🍎
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