⚠️○○→←マッシュ
芽吹き出してるレモンちゃんの春に
気づかないほど鈍くはないわ
事項外れの恋慕がもたらす季節外れの熱中症よ
○「(レモンちゃんまた綺麗になったな…私は季節がすぎても彼を遠くから眺めることしかできない…)」
あぁその髪の
ふと香る甘美に魅せられて
ほら、もうとっくに手遅れです、
もうどっくん、どっくん、です
○「(いつも無表情な彼だけど、レモンちゃんだと鼓動も早くなるだろうな…)」
可愛いあの子が気に入らない
悩めるまつ毛と恋する乙女の
瞳を私は見逃さない
レ『マッシュ君!』
マ『レモンちゃん……』
○「ッ……」
友達なんかになりたくないどうして愛しいの それでいて
どうしてこんな憎らしいの
青い春に咲くあの子が気に入らない
私の中の咲かない恋を
打ち明けるほど未熟じゃないわ
そのすました彼の眉毛の動くとこ
見てみたいと思いはしますが
○「(彼のほぐれたような表情も見てみたいな…)」
あぁこの熱が
伝わってしまうような気がして
その、指先に触れることも
まだ億劫、億劫、です
○「(彼の指先に触れることさえできない…)」
2人に交わる想いは無い
あなたの恋する瞳が好きです
私の想いは救われない
友達なんかになりたくないのになあ
○「(彼のレモンちゃんを見つめる瞳が好き。決してそれを私に向けてくれなくても)」
○「(彼に『友達』と言われた時は嬉しかったけど…)」
あぁその唇に
二度と忘れられぬ「降参」を
○「(もういっそトラウマになるくらいのキスしてやろうかな…)」
可愛いあの子が気に入らない
悩める睫毛と恋する乙女の
瞳を私は見逃さない
友達なんかになりたくない
可愛いあの子が気に入らない
どうにもあの子が気に入らない
どうして愛しいの それでいて
どうしてこんな憎らしいの
青い春に咲くあの子が気に入らない
○「愛と憎しみが止まらない…」
マ『どうしたの?○○ちゃん』
○「っ!」
○「……なんでもないよ…彼女と幸せにね…」
マ『え どういうこと?』
○「じゃあね……」
可愛いあの子の恋よ実ってしまえ
コメント
2件
続きとかないんですか?! 聞きながら見るとほんとに泣けてきちゃいます...