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4 - 第4話 癖と運命と居酒屋

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2025年04月26日

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なんだかんだ、0次会を終えた4人は本来の目的の居酒屋に行くことにした。

幹事の名前は、拓司だ。いかにも幹事が出来そうな名前だ。それはさておき、俺は久しぶりにドキドキしていた。

普段は、表情が出ることなく学生時代はポーカーフェイスとか、何考えてるか分からないとか様々なあだ名が付けられていた。

お酒も入り発泡酒と、レモン中ハイを計3杯ほどのんだだけでもう顔が夕やけのように赤くなっていた。あっ危ないと、本来の目的を失いかけていた。

建前上で話していた小説の材料集めだ。


頭の中では、構想ができていてもそれを実際言葉にすると言うのは実に難しいことであった。

そんなことがふと頭によぎりながら、バカ騒ぎして少し肌寒い路上を4人で歩き居酒屋に向かっていた。


待ち合わせ会場の、席にはもう既に4人の女性達が座って待っていた。年は聞いていなかったが、20-25歳位に見えた。

頭の片隅にあった、画面上の指を指した女の子をやっと見つけた席の位置は端っこ同士で話そうにも話せない位置だったので二次会で話しかけようなんてできっこないことを頭の中で描いていた。


金曜日の夜20時頃から、合コンは始まった。お互いに自己紹介をして幹事の拓司が華麗にその場を回していった。流石、生徒会長をしてただけあるなと。心の中で賞賛していたが言葉に出すまでもないことだと僕は思っていた。


言わいるタイプの女の子の名前は香里奈さんで。看護師をしてるとのことだった。

ただ、自己紹介で知り得た情報に過ぎないが久しぶりにこの人のことを知りたいと思うようになっていた。

先程説明しかけたが、画面の写真を見た際の違和感というか、胸のモヤモヤ感はまだ消えずにいた。


あっという間に時は流れて1時間が経過していた。

僕は、シャイな性格ということもあり。飲み会に行くと、早く時間が過ぎて欲しいがためにスマホを弄るという他人からしたら理解できない行動をする。

あいにく、タバコは吸えない体質だからそうするしかないのだ。

約10分ほど、好きなYouTubeチャンネルや動画配信者を見たりして時間は潰れた。


トイレも一応済ませ、手を洗うふりだけすると。ガラガラっと、後ろから扉が開く音が聞こえた….



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