受験生だし、今ちょっと色々あって
書くの遅いです。
ごめんなさい🙇🏻♀️🙇🏻♀️
START
もう、息ができないくらい
苦しい
ほんとに、あれは現実なの、、?
第3話
さとみside
あの出来事から2日がたった
今日、月曜日
るぅとは休み
体調崩したのか、
それともただただショックなのか、
多分、、後者だろう
「さとちゃん?」
「おわっ、、莉犬ッ……」
「何回も名前呼んだのにー!大丈夫?」
そうだったのか、ごめん
そう伝えた
にこっと笑って隣に腰掛けた莉犬
莉犬が俺の顔を覗くまで多分気づかなかった
俺も相当ショックだったし、驚きが隠せない
「るぅちゃん、大丈夫かなぁ、、」
「放課後、行ってみるか?」
「!」
目を輝かせ、首を縦に振る莉犬
俺も心配だ、今後のこともどうするか話したい
「僕も行く」
「うん!ころちゃんも行こー!」
近くにいたころんも行くことになった
まぁ、彼氏だし、この3人で行くのは問題ないだろう
ピーンポーン
聞きなれたインターホンの音
すぐに彼の声が聞こえた
〈ぇッ、、、みんな、?
「お見舞い来たよー!」
〈今開けますっ、
エントランスの扉が開く
先に俺ところんが入った
莉犬はカメラに手を振ってから中に入る
るぅとの家の前に立ち、またインターホンを押す
するとガチャッとドアを開け
顔を出したるぅと
この街から支給されている
白い部屋着を着ていた
「皆さん、わざわざすみません、」
「全然!るぅちゃん大丈夫、?」
「朝よりはだいぶ良くなりましたよ」
そんな会話をしながらリビングに入る
この前よりだいぶ落ち着いてるみたいだった
顔色は悪いけど
「まだ体調悪い、?」
それに気づいたころんは顔を歪めてるぅとに聞く
「ころちゃん、、まぁ、頭痛いくらい、?」
「ちゃんと寝ないと、治らないよ」
「ぁぇッ、ちょっと……」
るぅとの手を引いて寝室に連れて行くころん
それを微笑ましく莉犬は見ていた
「…..ころちゃん、るぅちゃんのこと大好きだね、w」
「そうだな」
さぁ、ここからどうするか、、
るぅとと2人で話せる時間が欲しい
「俺らも行こうぜ、るぅとの部屋」
「ぇ、うんっ」
ころんside
「ねぇ、大丈夫だよ、?」
「だめ」
るぅとくんの肩を優しく押して
ベッドに寝かす
不機嫌な顔で大人しく布団を被る
でも寝れないのか、僕をみて
黄色のまるい目をぱちぱちとさせていた
「……寝なくてもいいよ、安静にしてて」
「みんな来てるのに、話せないの寂しい」
「僕がいるよ」
サラサラの髪を撫でる
まだ寝れませんっ、と言って
るぅとくんは起き上がりベッドに座った
僕も座って唇を重ねる
「……ばか、/」
「、、もっかいする」
「ふぇッ……/」
コンコン
「!」
「るぅちゃん?入るね」
ノックが聞こえてから
慌てるようにるぅとくんと離れる
ガチャッ
「……お取り込み中だったかw」
「……//」
「別にッ、」
さとみくんは全部察した
莉犬くんもさとみくんの言葉を聞いて、くすくす笑いながら、ごめんねと言う
るぅとくんの顔が赤いから
そりゃあ、バレるよな
さとみside
「るぅちゃん、ご飯作るよ?」
「えっ、いやいいですよ……」
「今のままじゃ何も食べれないでしょ」
確かに、というように
ころんが相槌を打った
るぅとは一人暮らしだ
ほとんど自炊をしているらしいので、今のままではご飯をまともに作れないだろう
「買い物してくるね」
「ぁ、僕も行く」
「ころちゃんも?いいけど」
ころんが買い物とか
イメージ無さすぎてびっくりした
でもこれでるぅとと2人で話せる
「じゃ、俺留守番な」
「うん、よろしく」
「大丈夫かよ、」
「はい、まぁ……気持ちはまだうーん、って感じですけど」
例の件のことを言っているのだろう
でも、だいぶ表情が柔らかい
「なんか考えすぎちゃって、寝れなかったんです。そしたら朝熱出てて……w」
クマが酷いのはそのせいだ
「なんで、あんなこと……」
眉間に皺を寄せて顔を歪める
今にも泣きそうな顔だった
「……なーくんは[雑魚ども]って言ってた、あの部屋で死んでいた人達はみんな10組らしい」
「先輩も、?」
「うん」
この週末で調べた
見覚えのある顔、聞いたことのある名前
友達に聞いたりしたらすぐわかる
「しかも、殺されたのは子供だけじゃない」
「へ、?」
「校長が、50は処理したって言ってた、あれ、大人も殺されてるだろ」
大人じゃなかったら、誰なんだって話になる、
しかも”50は”ってことは多分それ以上の人が死んでる
「殺されたのは成績が影響してる、親もテストは受けてるし、」
「それは僕も考えました、、400点以下は退学……多分あれは殺されるって、意味なん、だと思、って、」
涙がボロボロ出て、
息も出来ないくらい苦しいのは
俺も同じ気持ちだった
「……ごめんなさいっ、やっぱまだ受け入れられないですね、w」
「るぅと、、」
悲しそうな目で笑った
なーくんとジェル、
あんなに仲良かった人達が人を殺していた
「るぅと、お前はどうしたい、?」
「うーん……」
俯いて布団をギュッと握る
沈黙が続いた
「僕はッ……」
るぅとが話し始めた時
〈またまた、おじゃましまーす!
と、元気な莉犬の声が聞こえた
「帰ってきたな、話すか?」
「ううん、まだ言わないです」
「……そっか、寝たフリでもしとけ」
「はぁい、、」
布団をバサッと被って背を向けて寝たフリをしたるぅと
その背中を見て思う
るぅとは莉犬ところんには言わないでほしそうだった
何か、理由があるのだとは思うけど
ガチャッ
「ただいま、あれ、るぅとくん寝てる、、?」
「おう、俺がトイレ行って、帰ってきた時には寝てた」
「そっか、莉犬くんがあっちで準備してるよ」
「りょーかい」
ころんはるぅとのこと結構心配していたから、2人にしたかったので
すぐに部屋を出た
リビングに入ると
莉犬が買いもの袋から食材を出している途中だった
「あ、さとちゃん」
「ん、おかえり、、るぅと今寝てる」
「やっぱり寝れてなかったかなぁ、、クマ酷かったもんね」
莉犬もちゃんとるぅとのこと見ている
クマが酷いのも気づいていたらしい
るぅとside
「るぅとくん、起きてるでしょ」
さとみくんがリビングに行ってから数秒後ころちゃんが言った
「……なんで分かるんですか、?」
モゾモゾと布団から顔を出すと
僕の大好きな彼がすぐそこにいた
「勘だよ、でもちゃんと寝た方がいいからほんとに寝てたら良かったなって思った」
優しいな、
ころちゃんは僕の頭を撫でてくれた
暖かい手、僕の心も暖かくなる
「んッ、、、」
「ぁ、起きた?おはよ」
ころちゃんがそう言ったってことは多分僕は寝てたのだろう
「……みんなは、?」
「帰ったよ、てか帰らせた」
もう夜だからね、
とスマホの画面を見せながら僕を撫でた
「えっ、!?もう夜っ、、?」
「そうだよ、、寝れたね、よかった」
ほっと一息つくころちゃん
心配かけてごめんね、
こんな夜まで一緒にいてくれてありがとう
たくさん言いたいことがあるのに
言えない自分が嫌だ
「そうだ、莉犬くんが[お粥作ったから食べてねーっ!]って言ってたよ」
「食べる、?」
「うん」
スっと立って、
準備してくるとへやをでていった
「ふー、ふー、はい」
「んっ、、おいしい、」
ころちゃんが食べさせてくれてすごく嬉しかった
莉犬が作ったお粥もすごく美味しかった
「明日は学校行けそうだね、」
「……ぅん、」
学校、そっか、学校だ
……無視する訳には行かない
ちゃんとさとみくんと話していかないと
逃げてばかりではダメだ
「早めに寝なよ、」
「うん、ありがと」
「じゃあ僕帰るね」
「えっ、もう夜中だよ?」
こんな夜中、高校生が夜中を歩き回るのは良くないだろう
「なにそれw泊まれってこと?w」
「…..そうですよ、今外に出たら危ないです、」
「じゃ、泊まる」
制服のままだったころちゃん
上に着ている紺色のブレザーを脱ぎ、
ネクタイを外していた
「るぅとくんのえっち」
「は、はぁ、?」
「そんなにジロジロ見ないでよw」
「ぁ……/」
クスッと笑って荷物をまとめる
まとめ終わったのか
僕のところに来てくれた
「ほら、寝よ」
「……うん、」
続き♡200〜
コメント
2件
初コメ失礼します、 ほんとに好きです 受験大変ですね、、続き楽しみにしてます