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綺麗に見える海、そこにある海、海は青く明るいが下に行くに連れて、暗い。気持ちが悪い。人の善意、人の悪意。それが浅く感じ取れる。私もそう、君もそうだと思いたい。人の偽善、人の憎悪。それが深く重く感じれる。後ろを振り向けば人に人に砂。思わず口に出てしまった「気持ち悪い、なんで海になんか来てしまったんだろ」目の前で話す烏合の衆、飛び交う鳥の群れ。みんな一緒だ、みんなみんな一緒だ。それでいい、それがいい、そう考えてた方が私には、今の私には、って思う。この気持ちを君に、今目の前の海で可愛い子とじゃれあってる君には知ってて欲しい、知ってて欲しかった。私の気持ちは海の深く深くにある。あなたのそばに、あなたのそばに、どうしてもあなたのそばで。あなたに言われたかった。「海が綺麗ですね」
汚く見えた海、あそこに見える海、濁って暗いけど下に行くに連れて綺麗。気持ちが悪い人の善意、人の悪意。それが深く感じ取れる。君がそう、私もそうだと思いたい。人の偽善、人の憎悪。それが浅く軽く感じれる。前を向けば君と山と山と君必死に君を思い「気持ちが悪い。どうして君となんかと来てしまったんだろう」目の前で話す君と私の思いを知ってるあいつ。君が一緒だ。君もあいつも一緒だ。これがいい、これでいい、そう考えてた私が私じゃダメ、私じゃ、って思うこの気持ちをあいつに、今目の前で私の気持ちを踏みにじるあいつに知らせたかった。殺したかった。私の気持ちは海より浅く浅くにあった。あいつのせいで、あいつのせいで、どうして私じゃないの?あいつはもういない「もうこれで私の物」
綺麗な私、綺麗になった私眩しく輝いてダイヤモンドみたいで綺麗。気持ちがいい私の鼓動、私の動きそれが全て高鳴っている。君もそう、私がそうだからそう。君の瞳、君の全てそれが全て私の物。目の前に君とあいつの体と私。必死に私に泣き叫ぶ君「もうやめてくれ、俺が悪かった。俺が悪いんだろ」目の前で謝る君と横でずっと動かないあいつ。君が一緒だ。あいつも一緒だ。これでいい、これが一番。私はもうダメとは思わない。この気持ちはあなたに、今私の事を愛してくれる貴方をあいつに教えてやりたい。動かないあいつに。私の気持ちは海なんかには無い君のおかげで、あいつのせいで、もう私もいない。「月が綺麗だね。私の最後も」
全て海が作った作り話だ。結末は決まっていた。君が私を見ることなんてない。あいつが私を虐めていたことなんて君は知らない。私は自分で自分を守れないから。私はあいつに虐められるくらいなら。自分で……さよなら愛しのあなた。