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#み!
㎎
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ちゅら
17
tsts
579
🤍❤️
『kneel』
「っつ……」
――――ガクン
「ははっ、おもしれぇ。アイドルだって手篭めにできるんだもんなぁ」
「ふっ……は、っく……」
「こんな首輪だって、ただの飾りに成り代わってんだもんなぁ……」
「っ、やめっ……」
悔しいけど、いつかこんな日が来るような気がしていたんだ――――
『これで、俺ら、パートナーな』
「おん!ずっといっしょやで!」
柔とパートナーになって、選んでもらったカラーを首に付けてもらい、幸せな日々が始まっていた。
一緒に仕事をして、家に帰ったらプレイをしてもらって、そのまま1つになって、忙しくても充実した生活を送っていたと思う。
Subが発覚したのは、高校の時の第2次性検査の時。その時は既にM!LKに入っていて、M!LKに加入したばかりで不安定になっていたところに柔に助けてもらったところから始まった。最初はパートナーなんてちゃんとした関係じゃなかった。デビューして、気が付けば俺たちは離れられなくなったことに気づいて、パートナーになった。
最近、爆発的に周知されるようになり、一層気をつけないといけなかった。他のメンバーも俺のことや、柔との関係のことを知っていたから、“気をつけろよ”ってよく言われていた。格好の餌食になりやすいから。だから、気をつけていた。いや、気をつけているつもり、だったんだ。だって、今――――
「なぁなぁ、天下のアイドル様のパートナーって、一体誰なんだ?どんな徳を積んだらアイドルにもなれてパートナーにも巡り会えるんだ?」
いつもはプレイの時だけつけているカラーを付けていたのがよくなかった。気持ちが少し不安定になってたけど、柔も仕事が忙しくて相手ができないからってことで、今日は付けてたんだ。外に出る時は必ず外しているけれど、今日は外すことに少し不安を覚えていた。少しだけの外出だしと思って付けたままにしていたんだ。
「……」
「いいよなぁ〜!周りからチヤホヤされて、まだ認められてぇの?」
「……」
「“ファンの子よりぃ、意中の相手♡”ってか?」
「……」
「っ……なんか答えろよっ!」
ドカッ
「くっ……ガハッ……」
鳩尾にヒットした。でも、こんな痛みよりこいつに屈する自分を想像した方がよっぽど辛い。
「……はぁ、つまんね。」
そうだ、こんな相手には、変に煽りに答えるよりも無視が1番なんだ。だからこれで――――
「strip」
「え」
「聞こえなかった?『strip』」
「っ……ぁ……」
あ、手が……勝手に……
嫌だ。このまま諦めるのが常套句じゃないのか?なんで……?
「そうそう!そうやって、Domの言うこと聞いときゃいいんだよ。」
自分の意思に反して、手がボタンを外していく。抵抗したいのに、力が入らなくてただ震えるだけだった。
肌が露わになっていくにつれて、目の前の男の表情が恍惚な笑みへと変わっていく。
「っふ……く、ぅ、」
グチグチ水音が響く。
「慣れてるんだ。それならもういいかな」
男は自身のズボンを下ろしそれを出した。
「ゃ……だめ……」
「は?何?口答え?Subのくせに?」
「ッツ……だまれッ……」
「『shush』生意気」
「ッ……」
そこから先は思い出したいものではなかった。
男のモノが入って、奥まで突かれる。抵抗しようものなら命令されて、為す術もなかった。終始Glareを放たれ、指1本だって動ける状態でなかったのに、Commandを無理やり使われた。
身体中舐られ、まるで『お前のパートナーのことなんて忘れろ』と言われているかのように。
なんで……なんでSubっていうだけでこんな扱いを受けなきゃいけないんだ……
でも、俺には柔がいる。心は絶対に屈しない。このカラーに誓って……
「……せっかくヤッてんのに、ほかの男の影がチラつくとイライラするわ。」
「……は?」
男が体位を変える。男が寝転び、俺がその上を跨る状況だった。
“まずい”
脳が警告を鳴らしたが、それよりも先に動いたのは身体だった。
『kneel』
ーーーーガクン
「ア゛ア゛ア゛〜〜ッッ」
「ははっ、おもしれぇ。Domってだけで、アイドルだって手篭めにできるんだもんなぁ」
「ふっ……は、っく……」
「こんな首輪だって、ただの飾りに成り代わってんだもんなぁ……」
「っ、やめっ……」
――――チョキン
ハサミの音が響いた。俺の下で首輪が落ちる様子がまるでスローモーションのように見えた。
「あ、あ、」
俺の中で何かが壊れる音がした。
「あ、、からぁ、、、じゅ、ぅ、、」
力の入らない手でバラバラのColorを必死に拾う。集めないと、元に戻さないと。
どうやって?
こんな状態、柔が見たらなんて言う?
“守ってくれなかったんだ。”
“あーあ、俺の事、大事じゃないんだね。”
柔の悲しむ顔が思い浮かぶ。悲しむ?違う。呆れ、幻滅、興醒め、邪険……そんな表情が頭から離れない。
「あ、ごめ…………っ、ごめ、なさっ……やだ、やだやだ、きらわれるっ……やだやだやだやだやだやだ」
「嬉しくて仕方ない感じ?よかった〜いい事したわぁ〜」
「そーだ、ついでに、彼氏の元に連絡しといてやるよ。彼氏の名前、何?どれ?って、ロック画面、、、隠す気ないだろ。山中柔太朗じゃん。」
「顔を借りてロック解除して……アプリは……これか、」
「つかん……じゅ、ごめ、な、さい……ごめんっ…………すき、すき、なのに……わかれ、た、ないっ、よぉ……ヒュッ……ハッ……オェ」
パシャ
「『〇〇で待ってるね』送信っと、じゃあ、“柔くん”が来てくれるからそこで待ってろよ」
ーーー“柔くんが来てくれる”だって……?
それまで何も聞こえてなかったのにその言葉は鮮明に聞こえてしまった。
視界がぼやける。焦点がもう合わない。
「やっ……じゅう、こないで……ヒュッ……ヒューヒュー」
今日は家を出る前から舜の様子がおかしかった。というか、不安定だった。本当はCareをしてあげたいところだったのだが、どうしても仕事を抜け出せなかったため、Colorを俺の手ずから付けた。
ピロン
「ん、舜から……?」
ロック画面には、写真を送信しましたの文字と、待っているという文章だった。
「待っている……?家でなんかしたのか?」
不思議に思って、メッセージアプリを開いて、時が止まった。
確実に舜のではない白い液体が付着した舜の裸体、所々に見られる傷、そして手元に見える物体。
「っ……くそっ!!」
急いでメッセージに書いてあった場所に向かった。
コメント
1件
ももさん、読みました……。最初から胸が締め付けられるような展開で、舜くんの無力さと恐怖が痛いほど伝わってきました。特に「首輪を切られる」シーン、あれは彼の心の拠り所を引き裂かれる瞬間で、読んでいて息が止まりました。柔くんが最後に気づいて駆け出すところで、ようやく少し光が見えたような気がして……続きが本当に気になります。お話の重みと繊細な心理描写、引き込まれました。