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違う幻想郷

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違う幻想郷

7 - ???7

2022年03月13日

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そして最後は………

私は紫さんのいる場所に来た。


「あら、きたのね。」

こちらの紫が姿を表す。

「よろしく。紫」

「ええ…うーんあなたをなんて呼べばいいのかしら?」

たしかにこちらの私と同じ名前だし、わかりにくいか…

「服がこちらの私と違って青色だから……青霊夢!」

こちらの紫も納得してくれたようだ。

こちらの紫は何を教えてくれるのだろう。

「私が教えるのは妖術と魔法」

……魔法?

私はあんまり魔法が使えないんだけど。

「妖術なら得意分野よ!」

「なら見せてみて……」

私は紫に自信大アリの妖術を見せた。

「はぁ〜まだまだね…こんなの基本中の基本よ?もうちょっと流れを細かくして……」

紫は私にキレイな流れの妖術を見せてくれた。

こんなにキレイな流れを見たのは初めてだ。

(流石ね。幻想郷神クラス……。)

「でも、そんなキレイなキレイな流れ、私にはできないよ。」

「大丈夫。妖術は一旦置いておいて、貴方の実力を見せてもらうわね。

「わっ」

いきなり紫さんが弾幕を放ってきた。

神クラスと戦えるのだろうか……

「なら、こっちもやってやるわよ!「夢想封印・改!」

私は早くもスペルカードを使ってしまった。

「甘いわ。結界「夢と現の呪」

「くっ」

なんとかすれすれでかわせたが、まだまだ弾幕は飛んでくる。

「こっちだって!」

私は、無数の弾幕と御札を紫に放つ。

この数なら絶対にかわせない。

「へぇ……少しはやるのね、でもまだまだよ。こんなんじゃ月の都に勝てないわ。」

紫も弾幕を放つ。

そして、私の弾幕はあっけなく砕け散った。

「嘘……。でしょ?」

まさか、私の弾幕をこんなあっけなく……

「ま、まだまだ、こんなの序の口よ!」

その後、数時間ほど戦ったが、結局私は負けてしまった。

まだ幻想郷にも及ばないなんて……

こんなことで月の都に勝てるのだろうか?

「ごめんなさい…ハッキリ言うけどあなた…弱い!」

「えっ」

すごく動揺してしまった。

そんなに弱かった?

「他の二人も弱いわね…でも特訓すれば絶対に伸びる逸材よ。もちろんあなたもね。2ヶ月もあれば月の都に勝てるかもしれないわね。幻想郷クラス第一位と第二位もそちらにいるなら、勝てるかわからないわね…」

そして、紫に「一日十二時間訓練ね☆」って言われた。

鬼畜だ……。

その時はあんぐりと口を開けて立ち尽くしていた。

もうその生活にもなれた。

「うーん…この御札、改良したほうがいいかな〜ただ投げるだけじゃあ芸がないし…」

「あら、なら相手に近づいたら爆発したり、追跡機能をつけたりしたらどう?」

さすが紫だ。そんな発想はなかった。

私は改めて紫を見た。

「ナイスアイデア!追跡機能と爆発機能両方つけようかしら♪」

私は特訓のあと、御札に機能をつけ始めた。

一ヶ月経たないと、みんなに会えないらしい。なんだか寂しい。みんなはどうしているのだろう?

そして今日、私は初めて紫に弾幕を当てた。

「えっあ、当てれた!嘘!やった〜」

「まさか貴方の弾幕に当たっちゃうなんてね。」

私と紫は、笑いあった。

訓練を初めて、二十九日が経った。

明日で一ヶ月が経つ。


私もどんどん実力が上がっている。みんなと合うのが楽しみだ。



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