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花子くん奇病集!!!!!
今回は輝くんの天使病です!!
ちなみに天使病とは?
分からない人のために解説します!
天使病とは、、12歳以下の子供がかかる奇病であり、背中に翼が生える。美しい羽ほど生命力を奪うという奇病なのだ!!!!!
はい。解説はここまでとして、さっそく行ってみよ〜!!
★★★
……ここ最近、忙しくなった気がする。
だって怪異討伐やら、生徒会やら……本当に家に帰る時にはすでにぐったりしていた。
そしてとうとう、高熱まで出してしまった……
光「兄ちゃん!大丈夫か!?冷えピタ……置いてあるから、いつでも貼れよ!」
輝「ありがと……光。」
ガラ……
自分はこれをただの高熱だと思っていた。
★★★★
輝「……ズキッ」
朝起きたら、急に背中が痛くなった。まるでなにか重いものを背負っているみたいだ。
輝「(痛……。鏡で見てみるか……)」
と思い、立ち上がった。鏡で自分の姿を見てみたら、自分の体は衝撃な姿に変わり果てていた。
背中から、美しい、白い天使の羽が生えていたのだ……。
輝「……え……ぇ……」
混乱のあまり、脳が追いつけない。昨日熱が出て……起きたら背中痛くなって……羽が生えて……よく分からん!!
と、とにかく!調べて見ればわかるかも!
と思い、僕はスマホで
「天使の羽が生える病気」
と調べてみた。
どうやら、僕がなったのは天使病。12歳以下の子供がかかる病気で、背中から天使の羽が生えるらしいのだ。
そして、ぼくが最もショックを受けたのは……
「白くて美しい翼であるほど、弱体化していく……」
えっ。つまり僕……死んじゃうの?
という思いが出てきた。
僕は、ショックのあまり、しばらくの間は食事をせずに、学校に行かずにすごした。さすがに光も心配してた。でも、天使の羽を見たらびっくりすると思ったので、それを言わずに自分の部屋に引きこもった。
★★★★
だんだんと羽が大きくなっていき、美しくなってきた。そして、自分の体も弱っていった……。歩いていくのも、階段を上り下りするのもやっとってくらい。
だが僕は光には言わなかった。
だって、光に言ったら絶対に変なお兄ちゃんって思われるし、びっくりされるから……
光「兄ちゃん!!!!!」
輝「……っ、!」
光「……!兄ちゃん……!その羽……!」
遂に、知られてしまった。僕の、天使病のことを。
光は、目を見開き、口はあんぐり開けて驚いている。
光「おい……!兄ちゃん……どういうこと……?」
輝「心配するな光。大したことは無いよ……」
と言うと、僕は光に押し倒された。
輝「……光?」
光は、目から涙を流している。ボロボロ、ボロボロと。
光「兄ちゃん……」
光「なんで言ってくれなかったんだよォ!!!!」
……!
光は、目から大粒の涙を流し、叫んだ。
光「なんで……!羽のこと言わね ーんだよ!バカ!バカバカ!!」
光は、僕の腹を強く、強くぶってきた。
光「相談しろよ!だって……!家族じゃねーか!!」
……家族じゃねーか。
とても嬉しい言葉だった。
僕の片目から、つーっと涙が落ちる。
そして、ゆっくりと光を抱き抱える。
「ごめんね、光……言えなくて。」
「光のびっくりする姿、見たくなかったんだ。」
「だから……ひとりで我慢してた。」
「本当にごめんなさい。」
光「……にい、ちゃん……。」
光「羽のこと、教えてくれてありがとう……。」
と、光が僕の背中をさすってくれた。
光「輝兄に泣きべそがおは似合わねーぞ。」
と、涙を拭ってくれた。
光「!兄ちゃん!羽が……!」
と言われ、振り向く。すると、生えていたはずの羽が、綺麗さっぱり消えていたのだ。
光「やったな兄ちゃん!やったぜ!!」
と喜ぶ光を、僕は抱き抱える。
僕は、心の中で静かに行った。
「ありがとう光。治ったのは君のおかげだよ。」
下手くそだね
コメント
2件
輝くんの羽見てみたいね ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)(?) リクエストいいですか、? 茜くんに 花吐き病 とか やってほしいです